健康の意識 忍者ブログ

黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

魔法少女まどか☆マギカ~革命を促す者~

魔法少女まどか☆マギカ~革命を促す者~

~あらすじ~
変えることのできない運命。
その運命は絶望の一色であった。
そんな中現れたのは運命を決める”世界”からの希望の光だった。
その光が照らし出す先にあるものとはなんなのか……それはまだ誰も知らない。




本篇

前書き
プロローグ 魔法とは
主人公設定(ネタバレ注意)
第1話 平和の終わり・転校生現る
第2話 訪れた異変
第3話 魔法少女
第4話 それは過去の偉大な人物の物語
第5話 魔女退治体験ツアー
第6話 悲劇の前触れ
第7話 悲劇
第8話 風穴
第9話 新たなる魔法少女現る
第10話 人助けと偽善者
第11話 夕暮れ時に現れる者(前)
第11話 夕暮れ時に現れる者(後)
第12話 悲劇の真実
第12.5話 「それでも、お前は奇跡を望むのか?」
第13話 正義と悪
第14話 真実
第15話 壊れゆく心
第16話 絶縁と真の敵(前)
第16話 絶縁と真の敵(後)
第17話 第2の悲劇/葛藤
第18話 美樹さやか救出作戦
第19話 解き放たれた力の断片
第20話 正体
第21話 憎みし者
第22話 覚悟
第23話 契約
第24話 ワルプルギスの夜
第25話 終焉の魔女
第26話 最後の戦い
第27話 サヨウナラ
エピローグ その後……
後書き 今後のことについて

外伝編

外伝 悲劇の報酬 (前)
外伝 悲劇の報酬 (後)
0話 始まりは意外なきっかけ
0.5話 任務
外伝 デート(ほむら編)
外伝 デート(マミ編)
外伝 デート(杏子編)
外伝 デート(まどか編)
13.5話 「自惚れるなよ?」
第20.5話 「どうしてこんなことになるんだ?」
True エピローグ 約束
終わりに
ねえ、教えて

拍手[0回]

PR

プロローグ 魔法とは

魔法
それはたった二文字の何気ないもの。
しかし人々は何故この文字に惹かれるのであろうか?
誰しもがこれに惹かれてしまうのだ。
あなたも、私も。
それはまるで悪魔の囁きのように。
魔法使い。
そう呼ばれる者たちは、一種の契約を交わす。
相手は”世界”。
姿の見えないもの。
そして魔法使いは全員が代償を支払う。
それが世界の摂理だ。

「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ」

そしてまた、ここに一種の契約がなされようとしていた。

あなたは魔法使いになりたいですか?
もしなれたら、あなたたちは魔法を何に使いますか?


それでは、始めましょう。
一種の契約がはびこり、歪のある世界の物語を。

拍手[0回]

前書き

初めまして、TRと申します。

今回は本作を読んで頂きありがとうございます。
本作読まれる際には以下の点にご了承いただける場合のみでお願いします。

・本作内には残酷な描写が多々含まれます。
・本作に登場する人名団体名地名、またその他の名称はすべて架空のものであり、実在するものとは一切関係ありません。
・本作では原作崩壊、独自解釈、オリキャラのチート現象などが含まれています。
・本作内で登場する理論は、そのすべてが架空、または科学的根拠のない物であり、必ずしも正しいとは限りませんのでご注意ください。

以上偉そうに申しあげましたが、ご指摘やアドバイス等がありましたら、遠慮なくお知らせください。
(某投稿サイトでのご指摘のあった箇所等は未改善ですので、ご了承ください)


それでは、本作をお楽しみください。

拍手[1回]

10日経って

こんばんは、TRです。

某小説投稿サイトの二次創作サービスが終了になって早10日経ちました。
色々ありましたが、こちらで掲載する作品も決まったので、ほっとしていたりします。
もちろん、投稿サイトで執筆していて掲載されていない作品でも、リクエストを出していただければ、再掲載する予定です。
今後、新たな新作や更新が行う予定です。
ぜひともご期待頂ければ幸いです。


それでは、これにて失礼します。

拍手[0回]

IF-H 第3話 励ましとキスと

「ぅ………」

目が覚めると、そこは天界ではなくよく見る天井だった。
周囲を見回すと、やはりフィリアンノ城内の俺に宛がわられた部屋だった。

「ッぐ!?」

体を動かすと、体中に痛みが走るがそれを無視して起き上がるとベッドから出た。
上半身は白い包帯が巻かれていた。

「服は………あった」

俺はベッドの横に置かれた椅子の背もたれに掛けられていた服(とはいってもシンクが来ているジャージと、色違いの物だが)を着込んだ。
すると、扉が開く音がしたので、その方向を見る。
そこには桶のようなものを手にしたブリオッシュの姿があった。
ブリオッシュは俺の姿を見るや否や、信じられない物を見たように目を見開いた。

「渉殿ッ!」
「ブリオッシュか」

そして大きな声で叫ぶ彼女に、顔をゆがめながら声を上げた。

「何をしているでござるか!! 今日は絶対安静でござる!」

どうやら目を見開いたのは、俺が立っていたからのようだ。

「それは結構ですもうほとんど完治しました………分かりました」

俺の言葉を遮るように、ブリオッシュから無言のプレッシャーが襲う。
それに勝てるような俺ではなく、素直に従うことにした。
ベッドに横になった俺を見て、安心したのかほっと安堵の息を漏らすと、ベッドの横に会った椅子に腰かけた。

「渉殿が目覚めてくれてよかったでござる。もし私のせいで渉殿が死んだら、私は………」

ブリオッシュの表情は見えなかったが、両手が力強く握りしめられていた。

「あれはブリオッシュが悪いわけじゃない。単に俺が気を抜いていただけだ。あ、体調管理もできていなかったも加わるか」

後半はジョークのつもりで言ったが、ブリオッシュの表情は変わることはなかった。

「………はぁ。過ぎたことで後悔するのなら、先の事を考えよ」
「え?」

俺の言葉に、ブリオッシュはどういう意味だと言わんばかりに首を傾げた。

「失敗で後悔している時間があるのなら、しないようにしておけと言う意味。俺にとっての師匠が言った言葉」

本当は少しだけニュアンスが違うのだが、別にかまわないだろうと考えながら意味を説明した。

「渉殿は、優しいでござるな」

だが、ブリオッシュを励ますことはほんの少しであっても出来たのだから、考えないでおこう。

「あ、今果物を持ってくるでござるから少し待っていて――キャッ!?」
「あぶなッ!」

徐に椅子から立ち上がったブリオッシュは、何かに躓いたのか前のめりに倒れようとしていた。

「うわッ!?」

俺は慌てて彼女の前に回り込むと倒れようとする体を支えようとするが、受け止める体制が出来ていなかったためかそれとも体が感知していないために、力が抜けているのか俺共々地面に倒れた。

「不覚でござる……渉殿、大丈夫で――」

ブリオッシュの言葉が、途中で途切れた。
何故かと思えば俺の目の前に、ブリオッシュの顔があった。
眼は潤い頬を赤く染めたその姿は、何時もの大人の風貌を纏わせる彼女には似つかわしくない”一人の少女”を感じさせる物だった。

「渉殿……」

慌てて退くかと思ったが、ブリオッシュは俺の名前をか細い声でつぶやくと目を閉じて逆に近づけてきた。

「え? んむっ!?」

驚いた瞬間には、俺の口はブリオッシュの唇に塞がれていた。

(これって、まさか……)

俺はそれが何なのかが分かったが、引き離すことが出来なかった。
まるで金縛りにあったかのように、体が固まってしまったのだ。

「ッ!?」

正気に戻ったのか、ブリオッシュは慌てて俺から離れた。

「こ、これは……その、えっと……」

慌てた様子で視線を俺から逸らすブリオッシュの姿に、俺は声も出なかった。

「も、申し訳ない渉殿ッ! わ、私急用を思い出したゆえ、失礼するでござるッ!!」

そして、そう言って逃げるように部屋を飛び出して行ってしまった。

「………」

俺に出来たのは、立ち上がって彼女が去った扉を見ている事だけだった。

拍手[1回]

カウンター

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

最新CM

[03/25 イヴァ]
[01/14 イヴァ]
[10/07 NONAME]
[10/06 ペンネーム不詳。場合によっては明かします。]
[08/28 TR]

ブログ内検索

バーコード

コガネモチ

P R