魔法
それはたった二文字の何気ないもの。
しかし人々は何故この文字に惹かれるのであろうか?
誰しもがこれに惹かれてしまうのだ。
あなたも、私も。
それはまるで悪魔の囁きのように。
魔法使い。
そう呼ばれる者たちは、一種の契約を交わす。
相手は”世界”。
姿の見えないもの。
そして魔法使いは全員が代償を支払う。
それが世界の摂理だ。
「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ」
そしてまた、ここに一種の契約がなされようとしていた。
あなたは魔法使いになりたいですか?
もしなれたら、あなたたちは魔法を何に使いますか?
それでは、始めましょう。
一種の契約がはびこり、歪のある世界の物語を。
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