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黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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『ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~』移転作業開始

こんにちは、TRです。

現在『ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~』の移転を開始いたしました。
現在は止まっておりますが、今後もどんどん進めてまいります。

さらに『DOG DAYS~誤召喚されし者~』の最新話も掲載しました。
楽しんで頂ければ幸いです。


それでは、これにて失礼します。

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ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~ メインページ

ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~

あらすじ

天使や神がいる”天界”に、最高階級の者しか入ることができない空間がある。
その空間にいるのは、世界を安寧に導く役割を持つ二人の男女に、世界を創造する三人の神であった。
その二人の男女は、ひょんなことから人間界の流れ星が多くみられる特徴のある土地に降り立った。
これは、人間界に降り立った二人の最高神の物語ある。




第1章

プロローグ 天界にて
主人公設定&用語説明(ネタバレ注意)
第1話 逃走
第2話 最初の戦いと、一歩
第3話 意外な策
第4話 開店/訪れし審査員?
第5話 なぜこうなった?
第6話 急転直下の展開
第7話 プリエの新人料理人生誕?
第8話 世の中、不思議がいっぱい
第9話 地獄の先は地獄?
第10話 キラフェス~新メニューとナンパ男~
第11話 キラフェス~午後の戦いと念願の~
第12話 見回りと遭遇
第13話 今後と差し入れ
第14話 任務
第15話 図書館の恐怖
第16話 昼休み
第17話 変化
第18話 敵
第19話 夜と昼の一幕
第20話 約束
第21話 完成
第22話 テスト
第23話 結果
第24話 流星生徒会相談係補佐、就任
第25話 放課後時の仕事
第26話 戦闘
第27話 包囲網
第28話 連戦の先にあるもの
第29話 テストと代行者
第30話 毒と始まりの予兆
第31話 正体と誕生日会
第32話 勉強会と誕生日会と
第33話 魔王
第34話 魔将

おまけ

注意書き
第2.5話 STAGE01:逃げた先で
第22.5話 STAGE02:隠密行動
第26.5話 STAGE03:策略の先に
第28.2話 STAGE:04 学園包囲網戦
第28.4話 STAGE:05 包囲網突破戦
第28.6話 STAGE:06 パスタ突撃
第28.8話 STAGE:07 連戦の裏で
第33.5話 STAGE:08 魔王を見極めし者

EXTRA

EXTRA章について
EXTRA STAGE01 幸運をかけた戦い(F)
EXTRA STAGE01 幸運をかけた戦い
EXTRA STAGE02 下と上が交わるとき(前編)
EXTRA STAGE02 下と上が交わるとき(後編)

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第2話 最初の戦いと、一歩

「浩ちゃん、あそこはどう?」
「ん? お、あそこなら人通りもないな」

神楽が指さした方を見ると、そこは人通りの少ない場所だった。
まさに僕の求めている絶好の場所だった。

「よし、あそこに降りるぞ」
「了解だよ」

神楽に一言告げた僕たちは、ゆっくりと下降していく。

「ッと、到着」
「うん、お疲れ様だよ~」

なんとか地面に落ちることが出来たことに、僕はほっと胸を撫で下ろした。

「それにしても、ここはどこだ?」

僕は周りを見回す。
まず前に見えるのは青い屋根に木造のアパートのような場所。
庭と思われる場所には色々な草が生えていた。

「浩ちゃん、ここの家の人とか居たりするのかな?」
「ちょっと待ってて」

神楽の不安そうに聞いてくる声に、僕は目を閉じて前方の建物の中の生体反応を調べた。
だが、反応は感じなかった。

「大丈夫だ。誰もいないようだ」
「そう、よかった」

僕の結果に、神楽は肩の力を抜いた。

「さてと、まずやらなければいけないのは――――」

僕が、今後の事について話そうとして時だった。

「ねえ、浩ちゃん。あれは何?」
「あれとは……うわッ!?」

神楽が見ている方に視線を向けると、そこには黒くてまん丸で、一応手足のようなものが付いている生物だった。
他にも鳥のような姿をしていたり、力持ちだと分かるような姿をしていたりする生物3体が、草を食べていた。

「ねえ、あれって野菜よね?」
「ん? よく見てみるとそうだよな。ということは………」

僕と神楽の答えは一つだった。

「「野菜泥棒だ!!」」

一斉に声を出したため、予想以上に大きな声となってしまったようだ。
その為……

「イーッ!!」
「イーッ!」
「イーッ!!」

三体の生物に見つかってしまった。

「『イーッ』って、何を言っているかわかる?」
「どんな内容の事を言ってるかは大体は分かるけど、事細かには分からない」

神楽に僕は目を細めながら答えた。
僕は今、かなり警戒している。
なぜならば、さっきの生物たちの声を翻訳すると

『見つかった!!』
『どうするの!』
『やっつけよう!!』

といった感じだからだ。
つまり、こちらが油断すれば大けがをする可能性がある。

「君たち、今やっていることはしてはいけない悪いことなんだ! でも、ここで素直に帰ってくれれば僕たちは何もしない!! だから素直に消えてくれ」
「浩ちゃん、言葉が通じる訳が――「イーッ!!」――通じた!?」

どうやら僕の言葉が分かるようだ。
それを知った神楽が驚きのあまりにツッコみ口調になっていた。
だが、帰ってきた答えは……

「神楽!」
「え? きゃ!?」

鳥のような姿をした生物による炎の球の攻撃だった。
神楽は、間一髪のところで避けることが出来た。

「この私に不意打ちをするとは………浩ちゃん」
「分かってる」

どうやら今ので神楽にスイッチが入ってしまったようだ。
こっちも向こうの敵対行動を確認した。
つまりは、戦うことが出来る。

「「武装、展開!」」

僕達の言葉が合図となり、一瞬にしてここに来たときに来ていた礼装へと姿を変える。
そして僕の両手に具現化したのは神剣正宗と吉宗だった。
人を切ることはできない正宗と、絶大な攻撃力を誇る吉宗の日本で一本の剣だ。
対する神楽の手には、華やかな舞扇子(まいせんす)が握られていた。
ただのセンスと思う無かれ。
これで本気で叩かれた時の衝撃は、ハンマーと同じほどなのだ。
だが、本人はそういった使い方はしないとのこと。

「僕達の恐ろしさ」
「その身をもって知ると良いわ!!」

そして、この地に降り立って最初の戦いが幕を開けた。

「イー!!」

大きなガタイをした生物が、雷の矢を放ってきた。

「ッと、リューイング・ゼルケーション!!」

それを僕の白銀の光で相殺する。

「イーッ!!」
「甘いわ!」

その隙を狙って放たれた水流を、舞扇子で打ち消した。

「助かった!」
「イー! ――「させないわ! 舞部流・序、闇知らぬ鋼鉄の檻!」――」
神楽の攻撃霊術である、舞部流の効果によって、攻撃をしようとしたまん丸の生物や、その他の二体の生物がまとめて白銀の光を発するゲージに拘束される。

「イーッ!?」
「イー!!」
「イーッ!」

三体がそれぞれ外に出ようと暴れるが、あれはちょっとやそっとで壊れるような強度ではない。

「皆を助ける為の踊り、神楽の舞!」

神楽はその隙を狙って特殊能力である、神楽の舞を発動させる。
どうやら今回は、僕の能力強化の様だ

「行くぞ! その存在を無に還す!! プリマテリアライズ・オーバードライブ!!」

光の傍流が生物を飲み込む。
そして、光が晴れると先ほどの生物は、どこにもいなかった。

「やった! 私たちの大勝利ね!!」

喜ぶ神楽をしり目に、僕は冷静に口を開いた。

「いや、少なくともあの生物たちは消えてはいない。僕の必殺技が直撃する寸前に逃げ出した」
「嘘!?」

そのことに、神楽は驚きを隠せないようだ。

「直撃すると思い気を抜いて、制御を疎かにした瞬間に、突き破って逃げた様だ」
「う゛ッ!?――「油断大敵と、前に言ったはずだ」――はい」

僕の言葉に、神楽の存在感がどんどんと小さくなっていくような気がした。
………何だかいじめているような気がしてきた。

「まあ、こっちの勝利条件はあの生物を追い払う事だから、こっちの勝利には変わりはないけどね」

フォローにもなっていない様なフォローをしつつ、僕はあたりを見回した。

「それよりも、まずはこの惨状を何とかしなければいけないね」
「そうだね」

辺りの光景を見た神楽が引きつったような様子で答える。
その惨状と言うのは……生物の攻撃のせいか、カチカチに凍った草、そして建物への焦げ跡。
さらにそれに追い打ちをかけるように、周りの地面が抉れていた。
おそらくは僕の必殺技の影響だろう。

「神楽は草や建物の焦げ跡を、僕はこの地面を修繕する」
「了解……」

僕の指示を聞いた神楽は修繕作業を始めた。
僕もそれにならい修繕作業をする。
修繕作業とは、霊術によって破損した箇所を元通りにすることだ。
これが、神族である僕たちの義務であった
ちなみに、この修繕作業は僕の一番苦手とすることだったりもする。










それから約1時間後、ようやく修繕作業を終えた僕たちは建物の前に立っていた。

「さて、霊力の残量は?」
「私は99%」
「僕もだ。特に異常もないようだな」

ここに降り立ち、さらにすぐの戦闘で時々体に異変が生じることがある。
それがないかの確認だった。

「神楽、能力の封印を」
「了解」

とりあえず僕は、霊力や魔力、身体能力などを引き下げた。
これをすることで、ほとんどの人には僕達が普通の人間に見えるようになる。

「さて、これからどうするか……だが」
「その天使を探し出すって言うのはどう? 目の色を見れば一目瞭然でしょ?」

僕の言葉に、神楽が意見を言う。

「確かにそれも一手だ。だが、カラコンをして目の色をごまかしたりする者もいれば、逆に普通の人間がカラコンで水色にするという可能性もある」
「そうよね……でも、監視するにも変装をしてもまた今日のように見つかるし、片に警戒されたら尻尾を出さなくなっちゃうよ」

僕の反論に、神楽はそう言い返す。
確かに神楽の意見も尤もだ。
探し出すにも、ほとんど不可能に近く監視しようにも変装したりして歩き回れば不審に思われて、あらぬ誤解を受けかねない。
あの学園も然り、こういった場所も然り。

「そうだ! だったらこの町に溶け込めばいいんだよ」
「溶け込むって……まさか!?」

僕の言葉の意味が分かった神楽が目を見開いて僕を見る。

「根源物質露出」

僕の呟きに、前方に青色の球体が現れた。
これが、この世界の根源が記された世界の根幹だ。
これをめちゃくちゃにいじれば、この世界を狂わすことが出来る。
だからこそ、これの扱いは慎重にしなければいけないのだ。

「浩ちゃん駄目だよ!! あれだけは!」
「これ以外に方法はないんだ、許せ。世界の変革開始。変革要素、根源物質への人物存在追加」

僕の言葉に次々と根源物質が変わって行く。
この世界の在り方や、行く末などには一切手を付けず、僕達の席を作り出す。
簡単に言えば、一つの家の面積は変えずに、部屋を増やすということだ。
なのであまり危険な工程ではない。
とは言え、この世界の根幹をいじくるのだ。
それが神楽の反対する理由だった。

「………終了。これでこの世界のこの国、この町に僕達の戸籍が出来た」
「もう………」

神楽はため息をつきながら批判的な目で僕を見るが、それほど怒っているのではないようだ。
いや、もしかしたら諦めかけているのかも。

「あ、戸籍の方だけど僕の方は”大森(おおもり) 浩介(こうすけ)”、神楽の方は”西田(にしだ) 神楽(かぐら)”という名前になっているから、一応気を付けといて」
「分かった」

これで、戸籍の問題は解消された。
次は、住まいだ。

「町に出るよ」
「町? 住宅街じゃなくて?」

神楽が僕の言葉に、疑問を投げかけた。
確かに、その疑問は正しい。

「いや、より良いこの街への溶け込む方法があるんだよ」
「それってどういう……あ、ちょっと待ってよー!!」

神楽が、慌てた様子で僕を追いかけてくる
僕はそのままスタスタと足を進めるのであった。









先ほど根源物質を見たところ、今日は10月6日であることが分かった。
さらに、この町の名前は『流星町』だという事らしい。
まあ、それ以上の情報は見ていないから何とも言えないが。
そして来たのは商店街だ。
ちなみに僕は青色のジーパンに黒い長そでのシャツ着て、神楽は青色のスカートにオレンジ色のシャツの上に水色のジャケットを羽織るという私服姿に服装を変えている。
そこに入って一軒一軒探すこと数分。

「見つけた」

僕は、とある建物の前で歩くのをやめた。

「ねえ、いい加減教えてくれないかな? 住宅街では無くここに来た理由を」
「それはね、ここだよ。ここ」

僕は神楽の問いかけに、目の前の建物を指し示した。

「ここって……『テナント募集』………まさか浩ちゃん!?」
「さぁて、役場に行くぞ」

神楽の予想を肯定するように、僕は役場の方へと足を進めた。

「ま、待ってよ! 浩ちゃん!!」

そして、神楽は、慌てて僕を追いかけてくるのであった。















■おまけ■

神「ハッピーバレンタイン~」
浩「ハッピーバレンタイン~って、今は何日だと思ってるんだ? というよりそもそもお前はバレンタインデーがなんなのかを知ってるのか?」
神「別にいつだっていいじゃない~。それに知ってるよ。愛する人にチョコレートを渡すんでしょ?」
浩「……」
神「ということで、私のチョコレートをどうぞ」
浩「いらない」
神「えぇ~!? なんでよ!!」
浩「僕には心に決めた人がいる。だから神楽の愛の結晶は受け取れない」
神「うぅ~、失敗」
浩「でも、せっかくくれるチョコだ。ありがたく受け取っておこう」
神「ありがとう、浩ちゃん」
浩「どういたしまして」

??「あの二人は道の真ん中で何をやっているのかな?」
??「きっとお芝居の練習なのですね!」
??「あぁ……なんて素敵な光景なのかしら」

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第1話 逃走

「ふぅ……」

真っ白な光が無くなると、そこは見たこともない場所だった。

「ここが人間界か」

隣に立っていた神楽は、物珍しそうに周りを見渡していた。
僕達が立っているのは、どこかの高台の様だ。
前を見れば、色々な建物が立っているのが見える。

「あそこに人がいるな」
「え? どこどこ?」

僕の呟きに、神楽は必死に人の姿を探そうとする。

「ここからかなり離れた場所だから、普通じゃわからないよ」

僕はそう言いながら双眼鏡を取り出すと、人の気配がする方向に向けて構えながら覗き込んだ。
そこには、肩の部分が赤でそれ以外の場所が薄ピンクの色合いをしたワンピースタイプの服を着ている女子がいた。
しかもそこらじゅうに。
その中に上着が赤色でズボンが黒の男子もいた。

「どうだった?」

神楽の問いかけに応えず、僕は自分と神楽の服装を確かめた。
僕の服装は黒一色のまるで喪服のようなものだった。
神楽の場合は巫女服の感じがした。
どう見ても、不自然だ。
もしこのまま下の方に行けば変な目で見られる。

「神楽、服装を同化させる」
「そうだよね。この服装はおかしいよね」

僕の言わんとすることが分かったのか、神楽は苦笑いをしながら僕の方に手を差し伸べる。
同化は手をつないだりすれば簡単にできる
何せ、僕の中にあるイメージを神楽の中に送り込んで、それを服装に反映させるだけなのだから。
そして、僕は目を閉じて先ほど見た共通の服装をイメージする。
その瞬間、体全体に僕は熱を感じた。
それはすぐになくなり、僕は目を開けた。

「………」

そして僕は言葉を失った。
服を変えれば印象も変わると言うが、本当の事だと今分かった。
先ほど見た女子の服装と同じ服を着ている神楽が、見知らぬ誰かだと勘違いするほど輝いていた。

「どうかな? 浩ちゃん」
「ああ、似合ってる」

神楽の問いかけに、僕はそう答えるのがやっとだった。

「ありがと~浩ちゃん」

そして僕に抱き着いて喜びをあらわにする。

「さてと、下の方に向かうぞ」
「了解」

誤魔化すように言った僕を、神楽は笑顔で見ていた。
そして、僕たちは人がいるであろう場所に向かった。









しばらく歩いた時だろうか。
周りはきれいな芝生が広がっているグラウンドのような場所に来ていた。

「そこのあなた達」
「へ?」
「え?」

突然女性の声に呼び止められた僕達は、慌てて振り向いた。
そこには紫色の髪に赤い目をして、修道服のようなものを着ている女性が立っていた。
その手には事典サイズの本が抱えられている。

「今は授業時間中です。それなのにこのような場所でサボりですか?」

女性の視線が鋭く、射抜くような目で僕たちを見る。
今の言葉で、ここが学園であることは分かった。

「あの、実は私たち道に迷ってしまいまして」

僕は、何とかこの場を切り抜けようと、言い訳をした。
これならば不審に思われることはないだろう。

「おかしいですね。始業式が始まり、半年もたったのに、まだ学園の構造が分からないのでしょうか? それにあなた達の制服は3年生の物ですよ」
「う゛!?」

僕は女性の指摘に、返す言葉が無くなった。
今の時期が大体10月ごろであることは分かった。
しかし、この制服が3年生を示しているとは……僕のミスだ。

「方向音痴だという可能性は考えられないのでしょうか?」
「ええ、確かにそれもあり得ますね。ですから……」
「え?」

神楽の問いかけに、女性は肯定すると、僕たちに手を差し出した。

「学生証を提示してください」
「すみません、忘れてしまいました」
女性の問いかけに、僕はすぐさま答えた。

「でしたらお名前を教えてください。あなた達が学生であるのなら、学園の方に名前があるはずです」

女性の切り返しに、とうとう僕たちは逃げ道が無くなった。

【神楽、こうなったら】
【うん、浩ちゃん】

僕と神楽は念話でやり取りをした。
そしてすぐに行動に移した。

「どうしましたか? 貴方達が学生であるのであれば、言えるはず――――」
「「ジェットステップ、GO!!」」

僕達が取った行動は逃げる事だった。

「待ちなさい!」

そして、女性も追いかけてきたようだ。
だが、マテと言われて待つような性格はしていない。
僕達は次なる手を考えていた。

「1,2の3で大ジャンプするよ!」
「オーケー!」
「1,2の」
「「3!!」」

僕は足に力を込めると、地面をけった。
次の瞬間、僕たちは空高く飛びあがっていた。
これもひとえに高い身体能力のおかげだ。
そのまま僕は、体中に霊力を巡らせ、空中を飛びながら人がいない場所を探し始めるのだった。

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主人公設定&用語説明(ネタバレ注意)

【名前】 高月 浩介

【年齢】 18歳(人間の推定年齢)

【性別】 男

【容姿】 短めな銀色の髪(能力を封印している時は、黒)が特徴で、青い目が印象的。       (真名解放時は黄色に変わる)

【性格】 興味のあることには集中してやるが、ないことに関しては無関心。
     敵対行動をとると無条件で攻撃をする(相手が女性でも関係ない)
     無類のチーズケーキ好き
     戦闘時は人が変わったかのように冷酷になることがある。
     浩介いわく、命がけでない戦いは優雅に華やかに楽しむのがツウだとのこと。
     自由奔放で、他人から束縛されることは嫌う。
     最低限の常識はもっているが、時よりそれすらを疑うような言動を取ることがある。
     ノヴァ曰く『浩介は神としての風格を感じない』とのこと。
     本人いわく『姿は見てないが、上級神から教えてもらった通りにしている』と反論しているため、ノヴァの悩みの種となっている。
     横文字の名前(主にファミリーネーム)の記憶力がかなり低く、高確率で間違える。
     そのため、名前にさん付けで呼ぶようにしている。
     また、上級神から教わったのかそれとも元々使えたのか、催眠術を行使して戦闘時においては大きな混乱をもたらす。

【属性】 攻撃属性は神(偽っている際は闇)属性+火、水、雷属性
      属性レベルは全開時で8、封印時は5
      守護属性は神属性
【武器】

・クリエイト(属性を偽っている際の物)

水晶形態:近接用の武器。
       用途はただ投げつけるだけ。
剣形態:剣に魔力を通すことで、さまざまな技を使うことができる、近中距離型の武器。
杖形態:遠距離型の武器。
     長距離の射程範囲を持つ高出力、高威力の魔法や霊術が行使可能。


・神剣、正宗・吉宗

正宗:木材は切れても人や生物は斬れず、逆に敵の攻撃を防ぐことに特化されている
不思議な特性を持つ
吉宗:普通の剣と同じ特製。
    ただし、霊術の効果を増幅させる効果を持つ

【ステータス】()内の数字は右側を最大数、左がその人物の数値を表しています。

攻撃力(10/10)
防御力(1/10)
素早さ(3/10)
詠唱(6/10)
サポート(?/10)
チーズ好き(10/10)

【戦闘傾向】
基本的には攻撃を優先。
ただし、時と場合に応じては相手の反応を楽しむべく手加減をしたり、じわじわと痛みを与えるなどの残忍さを持つ。
防御力や素早さが低いが、膨大な攻撃力を鑑みれば、ハンディキャップという表現も妥当。
サポートは、本人が心の底から仲間と認めない限りは”0”に等しい。

【EX】
・儀流魔法(魔族時のみ):浩介が持つ超特殊能力、様々な効果を持つ技を発動させ敵を不利な状態に追い込んだり、味方を支援したりする。
                第1~9幕、特幕の二つがある

根源物質プリマテリアライズ暴走オーバードライブ:世界を破滅に導くとされる暴走を、小規模だが故意に発生させる。
         効果は相手の体力を6~9割削り、高確率で行動不能状態にさせる。

・反逆への誘い:催眠術を行使して、一定時間敵だった人物を味方にさせる。
とある上級神に教わった催眠術を応用したもの。

・リバース・シチュエーション:すべては反転する。
                  発動のタイミングで生じた事象をすべて反転させる。
                  例えば、攻撃を受けた際は、そのダメージ自体が無効化され、ダメージ分が回復する。
                  敵にかけることも可能で、その場合は相手が体力を回復した場合は、回復自体を無効化され、回復分がダメージとなる。

・ランダマイザ―:すべては運しだい。
         様々な効果からランダムに選ばれる。
         主な効果は次の通り。

   ―――晒しの始まり:敵のHPを大量に回復させる。
             その代わり、敵は大きく後ろのほうに押し下げられるため、場合によってはフルボッコになる可能性もある。
  ――――豚足:敵の待機時間を2倍にさせる。
  ――――癒しと毒の湖:自分のHPを現在地の倍にするが、相手のHPを半分にする(小数点は切り捨て)



常時は神としての能力を封じ、魔族に偽っている。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

【名前】 神楽

【年齢】 18歳(人間の推定年齢)

【性別】 女

【容姿】 銀色の長髪が特徴で、青い目をしている。(真明解放時は黄色に変わる)

【性格】 ほんわかとした性格。
     人当たりはいいが、発言が過激かつ辛口。
     趣味は舞で、その踊りを見た者は最後まで見ずにはいられなくなる

【武器】

・ルミナス:銀色の杖で遠距離型のため、後方支援や中遠距離攻撃に向いている。


・舞扇子(まいせんす):一見するとただの扇子だが、本気で振り下ろすとハンマーのよ               うな打撃武器となる。
               ただ、武器には向かないため攻撃には利用しない。
               また霊術の効果を増幅させる効果もある。

【属性】 攻撃属性は神(偽っている際には光)属性+火、水、雷属性
      属性レベルは全開時で6、封印時で3
      守護属性は神属性

【ステータス】()内の数字は右側を最大数、左がその人物の数値を表しています。

攻撃力(1/10)
防御力(8/10)
素早さ(10/10)
詠唱(4/10)
サポート(9/10)
浩介好き(10/10)

【戦闘傾向】
基本サポート重視。
攻撃というよりはサポート関連に力を注いでいるため、攻撃力は微々たるもの。
ただし、侮るなかれ。
サポートに分類される技には相手を魅了させる物も含んでいる。
なので雑魚魔族ならば容易に倒せ、七大魔将レベルでも十分な時間稼ぎが可能。
決定打に欠けるのが玉に傷。

【EX】

・神楽ノ舞:美しく優雅に踊る。
       その踊りは仲間さえも魅了する美しさを持つ。
       効果は味方の能力補強や、敵を魅了して行動不能状態にすることで隙を作り出したりすることが出来る。
       攻撃力は皆無。

・鏡花水月:それは水の鏡に映る花と月。
        効果は敵の持つEX技をコピーする。
        コピーした技は一度のみ使用できる。

・????


常時は神としての能力を封じ、魔族に偽っている

――――――――――――――――――――――――――――――――

【用語説明】

・現地介入レベル:人間界での介入に対する度合いを示したもの。
            レベル1が、主要人物との接触のみ可能なもの、2は1にプラスして            住居への居住が可能、3は1,2にプラスして土地の契約や、戸籍の            作成等、生活するために必要なほとんどの事が許可される。

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