健康の意識 忍者ブログ

黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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第9話 再戦

~海鳴市 臨海公園~

「まだ来てないようだな」
【ああ、でも確実に近づいているな】

今俺達は見通しのいい場所にいた。
聞こえるのは静かな風とさざ波の音だけだ。

【この気配は……あの時の人物と同じだな】

執行人から伝えられる情報に、俺は何度も深呼吸して気を落ち着かせる。
何分これが二度目の戦いなので、緊張しているのだ。

【もう緊張するな。何、この僕がついているのだ。いくらお前がへっぽこでも、心配することはなに一つもないさ】
【そ、そうだな】

俺は応援している(?)執行人にそう頷き返した。

【お、こっちに到達するまで残り10秒、9,8,7……】

(っ!!)

執行人の言葉に、俺は高鳴る鼓動を落ち着かせる。
気づけば手足が震えていた。

(大丈夫。俺なら出来る)

俺は自分にそう言い聞かせ、敵が来るのを待った。

「今度は逃げねえんだな」
「ああ、今の俺はこの間とは違う!!」

目の前にいる赤い服を着た少女に、俺は言い返しながら剣状態のクリエイトを握りしめる。

「今日こそ、リンカーコアを蒐集してやる!!」

少女はそう言うや否やいきなり鉄球を5つほど放ってきた。

「何のこれしき!!」

俺はそう叫びながら5発すべてを避ける。
しかし3発はこっちを追撃してくる。
どうやら誘導弾のようだ。

「おりゃ~!!」
「なっ!!」

俺の行動に少女が信じられないと言った感じで見てくる。
俺がやったのは魔力刃を放って3発破壊しただけだ。

「これで終わりなら、次はこっちから行く!!」

俺はそう宣言してこの間執行人に教えてもらった俊足を使い、一気に少女の背後を取る。

「全てをたち切れ! 断絶!!」
「っち!」

一撃必殺に思われた俺の攻撃だが、何かに阻まれたような感触だった。
どうやら防御魔法のようなもので防がれたようだ。

「やんじゃねえか」
【相手はどうやら一筋縄ではいかないようだな。どうする?真人よ】

執行人が俺に問いかけてくる。
答えなんてものはとうに決まっていた。

【サポートを頼む。少しでも彼女を止められれば……】
【了解だ。彼女の身動きを止めればいいのだな】

俺の答えに、執行人はそう返す。
そしてそれは一瞬だった。

「ぐはっ!?」
「今だ!」

突然少女がはりつけにされたような体制で固まったのだ。
そして俺は反射的に動いていた。

「一刀、両断!!!」
「うああああああ!!!!」

俺は必殺技でもある魔法を少女に使った。
今度こそ命中したのか、それなりの感触が伝わってきた。

「喜べ、倒したぞ」
「ッ!! ぃぃいいよっしゃ~!!!」

執行人の宣言に、俺は思わず声を上げて喜んだ。
何せ、初めて敵を打倒すことが出来たのだ。
喜ぶなと言う方がおかしい。

【さて、とっとと帰――――下がれ、真人!!】
「え?」

突然執行人の声が響く。
しかし俺の体は突然のことに固まってしまった。
その次の瞬間だった。

「があああああ!!!」

俺は突然現れた何者かによって斬られたのだ。

「だい――――――よ」
「いわ――――――だよ」

襲撃者と少女の声がかすかに聞こえる。
だが、俺の体はびくともしない。
ふいに、こちらに近づく気配がした。

(これで、終わるのか?)

俺は悔しかった。
このままやられてしまう事実を理解するのが。
だから目をそむけた。

(もし終わるのなら)

鼓動だけが俺の耳に聞こえた。

(その結果を……この俺が覆して見せる!!!!!)

その瞬間、俺の意識は完全に途絶えた。


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第8話 特訓

【では今日も、魔法の特訓を始める】
【おー】

もう今日で二日目。
どうでも良いがこの特訓は、かなり疲れるのだ。

【それじゃ仮想空間シュミレーションをする。目を閉じていつものようにして接続しろ】

俺は執行人にせかされるように、目を閉じて剣を手に集中する。
そして一瞬光が走り、俺は目を開けた。
そこはさっきまでの俺の部屋ではなく、一面砂漠の空間だった。
最初ここに来た時は、かなり驚いたものだ。
何でも、ここは仮想空間と言うもので、執行人が作り出した架空世界らしい。

「さて、それじゃまずはいつものシュート練習から始める。理論は頭に叩き込んでいるから今日でマスターしてもらうぞ」

そして俺の前には光の球だが執行人の姿があった。
何でも、ここだと光の球状態ではあるが姿を見せることが出来るらしい。
ちなみに俺は魔法の実技を教えられる前に、かなりの魔法理論をたたきこまれた。
それも時間がないとのことで、この二日間ずっと理論の勉強をしていた。
寝ている時でさえ、意識の中に入り込んでだ。
おかげで睡眠時間がかなりと言って良いほど削られた。

「では、スタート!」

執行人の合図と同時に目の前に複数の円盤が現れたかと思うと、こっちに攻撃してきた。
数は5個だ。

「はっよっと!?!」

俺はそれを何とか避けていく。

「お、よく避けるな。しかし避けてばかりではきりがない。攻撃して打ち落とせ」
「了解!!」

俺は避けつつも攻撃の機会を伺う。

(よし今だ!!)

「貫け閃光! ライトフレイヤー!!」

俺は弓形態の状態で、一つの円盤に向けて矢を射た。

「よし! 命中」

一気に2個も破壊でき、俺は思わずガッツポーズをした。

「ほぅ? 5発の矢を一瞬で放つか……しかし命中率が悪い。ロックをしっかりしろ」
「はい!」

執行人のアドバイスを聞きながら、俺は再び矢を射る。
気持ちの良い音を立てながら、最後の一発ですべての円盤を撃破できた。

「よし、ミッションクリアだ」
「ふぅ~~!!!」

俺は執行人の言葉を聞いて、地面にへたり込んだ。

「何だ何だ? もうへばってるのか?」

執行人がそんな俺の様子を見て、呆れと優しさを含んで声をかけてきた。

「当たり前だろ?! さすがに疲れるよ!!」
「まあ、今日は新技の成功と言うことで大目に見てやろう」

執行人はそう言うと、何かを呟く。
その瞬間、一面砂漠だけしかない世界が変わり、気づくと俺のよく知る自分の部屋だった。

【お疲れ様だ。どうだ? 二日間の特訓を終えて】
【かなり疲れた。……けど、なんだか強くなれたような気がする】

少なくとも、魔法と言うものには慣れたはずだ。
その実感をさっきの訓練で感じたのだ。

【そうか。それはいいことだ。しかしそれで自惚れるな。まだまだ上があるし、そこで止まっていたらいずれはやられるぞ】

俺は執行人の忠告をしっかりと覚えておくことにした。
この二日間で少しだけだが、この人物の人となりが見えてきたような気がした。
減らず口だが、重要なことはしっかりと言う。
具体的に言えば、面倒見のいい先生のような感じだ。

【分かりました。教官】
【………まあいいだろう。明日からはもう少し訓練の趣旨を変えよう。どんな物になるかはやる時のお楽しみだ】

今の間は、確実に照れていたのを隠すためと見た。

【む?お前今いらぬことを考え―――っ!!?】
「っ!?」

執行人が声を上げようとした瞬間、再び世界が切り取られるような感触がした。

「結界か!!」

俺はすぐに立ち上がった。

「ここでの戦闘は非常にまずい。見通しのいい場所に向かうぞ」
「了解だ!! そこでやってくる敵を待ち構えるということだな!!」

俺は執行人の言葉を先取りして言った。

「おや、どうやら少しは成長したようだな真人よ。では出陣だ!!」

そして俺は、向ってくる敵を倒すべく外に出るのであった。


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第7話 魔法講義

俺は今授業中だ。

「三角形の内角の和は180度です。よってこの角度は――――」

その授業を聞きながら、俺はもう一方の講演会に耳を傾けていた。

【魔法と言うのは俗にいう、奇跡を起こす力だ。もちろん一般人には使うことはできず、この力が使える者は絶大な力とそれ相応の責任が追い求められる】
【責任?】

俺の疑問に、声は淡々と答え始める。

【そう、責任だ。魔法は人を殺したり傷つけたりする武器にもなる。だから魔法と言う力を使うのであれば、覚悟を決めることだ。これからもお前は人を傷つけたり殺めることがあるだろうからな】

まさかと思いたかったが、それはできなかった。
なぜなら昨日、俺はすでにその兆しを見たからだ。

(俺の攻撃が、もしあの子に通っていたら……)

俺はぞっとした。

【そうだ。そのように力の恐ろしさを認識できただけで、お前は少し強くなった】

声はそんな俺を励ますのかどうかは知らないが、声をかけてきた。

【ところで、お前は誰なんだ?】
【………そうだな。今は言わないでおいてやろう。だが……そうだな、名乗るとすれば執行人だな】

その執行人と名乗る男は、それ以上自分のことについて語らなかった。

【試験とは一体なんだったんだ?】
【お前は一度死んだときに、なぜ死ななければいけないのかと疑問を抱いた。その強い思いが僕をここに呼び出したんだ。そして僕はお前に気づかせるチャンスを与えた】
【チャンス?】
【もう一度同じ日を過ごしてもらい、そして前と同じ行動をするかどうか……それが今回の試験だったということだ】

執行人はそう説明するが、俺にはちんぷんかんぷんだった。

【つまり、俺はあの時とは同じ行動をしなかったから合格と言う事か?】
【まあそういう事だ。今まで僕を呼び出すことはできても、全員同じ行動をして死んでいたからな。お前さんが初めての合格者であり、わがマスターになる権利を持ったということだ】

あまり分からないがそういうものなのかと納得することにした。
【と言うことは、お前も戦えたりするのか?】
【ああもちろんだ。戦えば100%勝利で飾るだろう】

(だったらどうして戦わないんだ?)

そんな俺の疑問を感じたのか、執行人は声を出した。

【今はまだマスターの力が弱い。だから僕も力を出すことはできない。今こうやって姿を出せないのも、マスターの力不足が原因だ。マスターの力が強くなれば、僕は姿を現したり、消したりすることが出来るようになる】

要するに今の俺はまだまだ弱いと言うことになるのか。

【まあ心配するな。これから僕と一緒に魔法の練習をすればいいのだし、それに僕だってサポート系の魔法位なら使えるからな】
【それじゃあ、魔法を教えてくれ!!】

俺は速攻で執行人に頼んだ。
またいつかあの少女が現れるかもしれないのだ。
だから俺自身も力を付けなければいけない。

【その言葉を待っていたのだ!よし、では今日の放課後から特訓を始めるぞ】
【はい!!】

俺は執行人にはっきりと返事をした。
この時、俺はまだ魔法の特訓がどんなものなのかを、知っていなかった。
そのことを知った時、俺はこの時の自分の言葉にどれほど後悔したのかは予想もできなかった。
かくして、俺の魔法の特訓はこうして始まったのだ。


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第6話 魔法

「ん……」

俺はいつものように小鳥のさえずりに目を覚ました。

(夢……なのか?)

体中を確かめても怪我の一つもない。
何ともまあトンデモな夢だと思いたかったが、それは儚く散ることになった。

「あれ? これって……」

そこにあったのは一つの西洋風の剣が立てかけられていた。
それはまさしく、夢と思っていた場所で見たものと同じだった。

「真人~ご飯よ」
「は~い!!」

下から聞こえてくる母さんの声に返事をして、俺は着替えるのだった。
この時、俺は小さな疑問に目を背けようとしていたのかもしれない。










いつも通りと思われた朝は、先生の一言で変わり始めた。

「さて皆さん。実は先週急に決まったんですが、今日から新しいお友達がこのクラスにやってきます。海外からの留学生さんです。フェイトさん、どうぞ」
「し、失礼します」

教室に入ってきたのは、金髪のツインテールで目の色が赤い少女だった。

「あの、フェイト・テスタロッサと言います よろしくお願いします」
その少女がお辞儀をすると、クラス中から拍手が沸き起こった。
近くの人が『あの子、かわいい』と言っている声が聞こえた。

「ねえ、向こうの学校ってどんな感じ」
「あ、あの私、学校には――」

休み時間、テスタロッタさんの周りにクラスメイトたちが質問を投げかけていた。
俺はと言えば、特に興味もないので、遠くで静観している。

「すっげえ急な転校だよね、なんで?」
「そのっ、色々あって―」
「日本語上手だね、どこで覚えたの?」
「どこに住んでたの?」

どうでもいいが、彼女は困っているようだった。
いい加減に止めようとした時だった。

「はいはい、転入初日の編入生をそんなにみんなでわやくちゃにしないの」
「アリサ」
「それに質問は順番に、フェイト困ってるでしょ」

アリサとによってその場はなんとか鎮静化したのだった。










そして昼休み。

「ささ、あんたも座って座って」
「あ~誰かさんに引きずられたせいで、腰が痛い」

俺はアリサに半強制的にここに屋上に連れてこられた。

「はいはい。へんなこと言ってないで自己紹介」
「……山本真人です。よろしく」
「わ、私は…フェイト・テスタロッサ。よろしく…ね?」

いや、なんで疑問形?

「それじゃ、お昼を食べるわよ!!」

と言うことで昼食となったのだが……。

「あ、真人君のお弁当おいしそうだね」
「ほんとね~、これと交換でいい?」
「いや、聞いておきながら、もう交換してるし」
「良いじゃない! あんたはあたしたちのお弁当が食べられるんだから! ……おいし」

とまあこんな感じで、お弁当の中身はどんどんと変わっていく。

【ふむ……女子とのおかず交換か……モテモテのようで何よりだ】
「なっ!!?」

俺は突然聞こえてきた声に、思わずベンチから立ち上がってしまった。

「ど、どうしたのよ? いきなり立ち上がったりなんかして?」
「あ、いや、なんでもない」

俺は怪訝そうな様子で聞いてくるアリサにそう答えると、再びベンチに座った。

【思念通話だ。心の中で喋ればいい。と言うよりこれは昨日教えたはずなんだが……】

その声は、ため息交じりにそう呟いた。

【一体なんなんだよ】
【何、お前さんに魔法について色々と知っておいて貰おうと思ってな】
【………】

俺は内心でその必要はないだろと思った。

【必要はない? それは違うな。魔法の事を知るのは、魔法と言う力を手にした者の義務だ】

声色が変わり、俺は思わず背筋を正した。

「背筋を伸ばしてどうしたの?」
「あ、いや。なんでもないんだ」

俺はなのはに誤魔化すようにそういうと、再び心の中で話し掛けた。

【……分かった。それじゃ、よろしくお願いします】
【よし。では、僕の話をよく聞けよ?】
こうして、俺と謎の人物による、魔法の講習会が始まった。


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主人公設定(ネタバレ注意)

【名前】 山本 真人

【年齢】 9歳

【性別】 男

【容姿】 黒の短めの髪が特徴で、黒くて透き通った目が印象的。

【性格】 かなりおとなしい性格。
     最近の悩みは小学生らしからぬ言葉づかいである。
     よくよくクラスから大人だとからかわれている。


魔法関連

【魔導師ランク】 ???

【所持媒体】 クリエイト

【使用可能魔法】

一刀両断(剣状態のみ):剣に魔力を通して相手に切りかかる半物理攻撃。
                その威力はまともに喰らったら、致命的なダメージを与えるほ                ど。
                ただし、隙ができやすい。
                効果【物理大ダメージ】

ブレイク・イヤー(弓形態のみ):魔力で生成した矢を射る攻撃魔法。
                    貫通力に長けており、どのような決壊や防御魔法です                    らも貫く。                                                そのかわりダメージは低めだ。
                    効果【物理ダメージ+決壊(防御魔法)破壊】

ライトフレイヤー(弓状態のみ):魔力で生成した弓を放つ攻撃魔法。
                    その威力は中程度だが一瞬にして5発分も放てる。
                    また矢を使って、槍のように攻撃することも可能であ                     る。
                    効果【物理ダメージ+追尾】

断絶(剣状態のみ):真人が新たに生み出したオリジナルの攻撃魔法。
             斬るというよりは爆撃に近い物なので、一刀両断に比べるとそれ              ほどダメージは高くない
             ただしノックバック効果があり、相手を少々ではあるが後方へと吹             っ飛ばす。
             効果【論理ダメージ+ノックバック(小)】

ブレイク・インパルス(弓状態のみ):ブレイク・イヤーの進化版。
                      軌道修正は不可能だが、高い攻撃力を誇る。
                      効果【物理ダメージ大】

ブレイク・イヤー マルチショット(弓状態のみ):ブレイク・イヤーを複数にしたもの。
                             威力は変わらずに最大10発を同時に放                             つことができる。
                             効果【物理ダメージ(大)防御魔法破壊】

トレース(全状態可):すべての魔法弾や矢を相手に追尾させることができる。
             魔力を少々食う程度で、それほど影響もないためによく使用され              る。
             効果【追尾】

シール・プロテクション:真人が主に使う防御魔法。
               強度はそこそこだが俊敏に張ることができないため、いつもは               クリエイトの自動防御に頼っている。
               効果【防御(中)】

リフレクション:相手の攻撃をそのまま跳ね返す魔法。
         シールプロテクションを展開しなければいけない。
         効果【反射】

ミラーインケルト:相手の攻撃を跳ね返す魔法。
           リフレクションのようにシールプレテクションを展開しなくてもいいた             め、多用できるが魔法陣に接触した魔法が圧力となって真人にのし            かかるので、それほど使うことはできない。
           効果【反射】

一刀連舞(剣状態のみ):剣の一振りで相手に数回分の攻撃を加える魔法。
                威力はそこそこ弱いものの、最初の一撃を回避しない限り防                ぐことは不可能なため、かなりの戦力となる。
                効果【物理ダメージ小+防御魔法無効化】


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