健康の意識 忍者ブログ

黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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『魔法少女リリカルなのは~世界からの来客者~』移転作業進む

こんばんは、TRです。

先日より、『魔法少女リリカルなのは~世界からの来客者~』の巡回執筆を行っております。
途中、これはダメだと思い作品の修正作業を並行して進めております。
大筋は同じですが、細かな部分で変更させていき、元の作品のめちゃくちゃ感を軽減させている状態です。
よって、もしかしたらそんなに掲載できないかもしれないのので、ご了承のほどをお願いします。

なお、作品の案内板は、掲載した小説とのリンクを結んでおりませんので、ご注意ください。


それでは、これにて失礼します。

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執筆予告

こんばんは、TRです。

巡回執筆の構成により下記作品の巡回執筆が行われます。

・魔法少女リリカルなのは~世界からの来客者~
・DOG DAYS~誤召喚されし者~
・ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~


それでは、これにて失礼します。

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移転作業進行

お久しぶりです。
TRです。

本日、『魔法少女まどか☆マギカ~革命を促す者~』の移転作業が完了しました。
移転元の方は削除を完了しております。
ほぼ黒歴史と化しているこの作品も、終わってしまえばあっけない物でした。
現在は『魔法少女リリカルなのは~目覚めた力~』の移転作業を進めております。
まだ移転作業は完了しておりませんが、楽しみにして頂ければ幸いです。


それでは、これにて失礼します。

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第11話 1日の終わり

「ん……あ、れ?」

俺が目を覚ますと、そこは俺の部屋だった。

(俺さっきまで公園の方で戦っていたような……)

【目が覚めたか】
【え、あ、ああ】
【……そうか】

執行人の声に、なぜか覇気がなかった。

【あ、もしかして俺をここまで運んでくれたのはお前か?】
【ああ……そうだ】

やはりどことなく元気がない。
これは聞くべきなのだろうか?

【一体どうしたんだ?なんか声には気がないぞ?】
【……すまなかった】

俺の問いかけに、突然執行人が謝ってきた。
あのいつも皮肉しか言わない執行人がだ。

【……その認識には誤解があるが。僕はサポート役失格だ】
【………何があったんだ?】
【なぜかお前の体を僕が乗っ取って、挙句の果てに魔力を3%蒐集されてしまった】

執行人の言葉に、俺は何も言えなかった。

【乗っ取ったって……どういう事なんだ?】
【僕のようなサポート要員は、マスターとの相性……考えていることや思っていることが一緒になった時、肉体を共有する効果があるんだ。これをフィジカルシェアリングと呼んでいる】
【……肉体共有】

俺はいまさらなので、もう驚かないが。
まとめると、あの時俺と執行人の考えていることや相性が、最高潮に達して肉体共有が発動したらしい。
そして魔力を奪われてしまったという事らしい。

【情けねえな。あんなに偉そうなことを言っておいて、こんなざまとは】
【だ、だけどさ……執行人の強さって俺のに比例するんだろ!? だったらただの俺の力不足なんじゃ】

慌てて俺が否定する。
全く持って執行人に似合わない感じだった。

【確かにそうだ。だがそれはあくまで”力”の部分だ。それ以外の戦略はすべて元の状態だ。………魔力値だけで言えば僕の次になるほどの量だ。そのことに油断していたのかもしれないな】

執行人は最後に、鍛え直さなければと呟いた。

【さて、此度の戦い。なかなか良かったぞ、ようやく上達したな。これからは少しではあるが特訓の量を下げるとしよう】
【いぃよっしゃあああ!!!】

執行人の評価を聞いた俺は、今までの空気はどこへやら、思いっきり喜んだ。
なんせあのきつい特訓が、少しではあるが量が下がるのだ。

【ところで、だ】
【どうしたんだ?いきなり】

突然声のトーンを下げた執行人に俺は先を促した。

【いや、教室で強力な魔力反応を3人分感知したと言うことを伝えようと思ってな】
【三人!? そ、それが誰なのかわかるか?】

俺のクラスに、俺と同じ魔法使いがいたとは……

【一人はお前の横にいたやつ。もう一人はこの間転校してきた少女。そして昼休みの時、お前と親しげに話していた男だ】

(それって、完全になのはとフェイトじゃないか)

この数日間で、テスタロッサさんの事をフェイトと呼ぶようになった。
これは本人に頼まれたことだ。
一応、誤解のないように言っておく。

【それじゃ、あと一人って……まさか】

俺は男と言われて一人の友人の顔を思い浮かべた。
青髪で、目元がぱっちりとしている少年。
俺とは逆の性格で、とても明るい。

【健司が、魔法使いだなんて】
【なるほど、健司と言ったか。どう思おうと自由だが、真実は変わらない。それだけは覚えておけ。いいな?】

執行人の言葉に、俺は頷くことしかできなかった。
そして俺は眠りにつくのであった。


★ ★ ★ ★ ★ ★


とある場所で、襲撃者たちが話していた。

「何とか危機一髪だったわね」
「ああ」
「助かった」

彼女たちの脳裏にあるのは、一人の少年と魔法だ。
まるで人が変わったように動き、そして強力な収束魔法を展開する。
その技量は、かなりの腕であると知らせていた。

(あの少年と同じく、あいつも戦いになれている)

ピンク色の髪をし女性が思い浮かべるは、青髪の少年と真人の姿だった。
女性は、この二名に苦戦を強いられたのだ。

(いや、あの黒髪の少年が一枚上手だな)

女性はそう思って撤回した。
青髪の少年は、力任せだったにもかかわらず、真人の場合は多少の戦略を使っている。

(どちらにしても、警戒せねばな)

女性の思いとは関係なく、時間は流れていく。


★ ★ ★ ★ ★ ★


「ふふふ……」

俺は、嬉しくて笑っていた。
なぜなら、あの、リリカルなのはの世界に転生できたからだ!!
俺は大学生だった。
いつものように通学していたら、突然俺は周りが白い空間に立っていた。
なんなのかが分からずにいると、突然神様を名乗る奴が現れたんだ。
そいつが言うには、間違えて俺を殺してしまったらしい。
お詫びにと言うことで、チートな能力をもらってこのアニメの世界に転生させてもらったのだ。
その時に、何か注意されたような気がしたが、まあいいだろう。
だって、この世界で俺が一番強いのだから。
なんせ俺には、Fateのアーチャーの能力が備わってるんだし。
これなら、超絶ハーレム間違いなしだ。

(まあ、変な邪魔もんがいるけど、関係はないな)

そのために、俺は親友を装って近づいてたんだ。
親友であれば、多少は気を許すだろう。

「さぁて! さくさくとやっちゃいますかね!!」

全ては、俺のハーレム計画のために!!


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第10話 憑依

真人に近づく二人の人物。
もちろん彼女たちの目的は、真人のリンカーコアだ。
そしてあと少しで真人の体に触れる範囲にたどり着く時だった。

「ぐあ!?」
「な!?」

突然生じた突風に二人は突き飛ばされた。

「一体なに、が」

何事だと言わんばかりに、真人が倒れている方向を見た瞬間、二人は驚きを隠せない表情を浮かべた。

「な、なんで」

なぜなら……

「なんで立ってるんだ!?」

彼女たちの前には、平然と立っている真人の姿があったのだから。
真人はしばらく自分の手や体を見ると、声を出した。

「これはどういう事だ?」


★ ★ ★ ★ ★ ★


「これはどういう事だ?」

気づくと僕はマスター(真人)の体になっていた。
あまりに突然のことで、僕も混乱する。

「おいおい……勘弁してくれよ」

結論が出た時には、僕はもうそれしか言えなかった。

「いきなり僕の出番を出すなっての」

そりゃ、出番がないな~なんて思ってはいたけどよ。
これは突然すぎるだろ?

「ま、やるからにはしっかりと……だな」
「何をごちゃごちゃ!!」

僕の言葉を待たずして少女が突っ込んでくる。

「何!?」
「ふふふ。後悔するがいい。僕を表に出したことを、な!!」

僕は、少女を思いっきり吹っ飛ばした。

「ぜぇぇぇえええい!!」
「ふん」

ピンク色の髪をした女性が切りかかってくるが、甘い。
こんなもの脅威ですらない。
すると、女性はいったん僕から距離を取ると、右手に構えていた剣の形を変えた。

(ありゃ、軌道が読みずらいな)

僕はすぐに頭で理解した。

「飛龍……」

女性が攻撃を仕掛ける。

「一閃」
「無限烈火」

それに対して僕は、目の前に黒い霧を発生させた。

「なっ!?」

突然の出来事に女性が驚きの声を上げた。

「それで、終いか?なら……」

僕は右手にクリエイトを構える。

「こっちから行かせてもらうぞ!!!」

僕は魔法陣を展開した。
もちろん二人を拘束するのを忘れない。

(ああ、この感覚……そうだ。これだよ。これが僕の求めた戦場だ)

僕は戦場独特の感覚に酔いしれていた。

「ブレイク系魔法……始動!!」

僕は久々の砲撃魔法を行使することにした。

『了解です。マイスター』

魔法陣を覆うように魔力が収束する。

『発動まで残り10秒です』

かつての相棒から情報が入ってくる。
これを思いっきりぶっ放せば僕達の勝利だ。

『5,4,3,2,1………』

カウントが0になり、砲撃を放とうとした瞬間だった。

「がっ!!」

突然体中に痛みが走った。

「あ…ぁ…ぁ…」

その痛みの元を見やると、そこには誰かの腕が生えていた。

(これは……魔力が抜かれてる!?)

僕は本能的に察知すると、すぐに行動に移すことにした。
幸い行動できる魔力はふんだんにあった。

「エマ―ジェンシー・エクスプローション」

その瞬間僕を中心にした爆発が起きた。
これで相手を遠くに吹っ飛ばすことが出来る。
むろん自分もだが……。
見れば誰かの腕も消えていた。

(づぅ……どうやら何とかなったみたいだな)

敵の気配が周囲に感じられないので、事態は収束したと判断したのだ。
どうやら今の自爆でおびえて逃げたらしい。

(魔力が3%蒐集されちまった……僕ともあろう人物が)

唯一僕の心残りと言えば、その点だけだった。

「さ、て早く家に帰るとしましょうか」

僕はそう呟いて、とぼとぼと帰路へと着くのであった。


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