健康の意識 忍者ブログ

黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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第69話 くだらない=重要なこと

「………」

僕は窓から頬杖をついて外を眺めていた。
小鳥が優雅に飛んでいくのが見えた。

「ほぉひはんはひょ? ふぇっふぁふのふぃふひゃふみな――――にぃぃ!!?」
「行儀が悪い。食べ終えてから話せ、馬鹿者」

くちゃくちゃと食べながら話しかけてくる慶介の足を思いっきり踏んづけながら言い放った。
頭じゃなかったのはある種の気遣いだ。

「んぐ……すまん」
「で、なに?」

口の中の食べ物を飲み込んだ慶介に、僕は用件を尋ねた。

「いや、せっかくの昼休みなのに、ぼーっとしてるから声を掛けたんだよ」

今は昼休み。
購買しかないこの学校では、教室で昼食を食べるのとそれ以外の場所で食事をとる生徒の二種類が存在している。
ちなみに僕は教室派だ。

「ちょっと考え事をな」
「何だ、また軽音部がらみか?」
「またとか言うな」

考え事ですぐに軽音部の名前が挙がってしまうあたり、とても複雑な心境になる。

「困ったことがあればこの大親友の俺に相談したまえ!」
「………僕の親友って、どこにいるんだ?」

胸を張る慶介に、僕は尋ねた。

「ここにいるって! この俺、佐久間慶介と言うナイスガイが!」

(それは演技か? それとも本気なのか? どちらにせよ、自分のことを美化できるのはすごい能力だと思うよ)

自信満々に口にする慶介に、僕は心の中で呆れ半分尊敬半分という複雑な心境だった。

「あんたはバッドガイだし、親友じゃない。よって相談しない」
「ばんなそがな!!?」

(そこまでショックを受けなくても)

まるで雷に打たれたようなショックを受けた慶介は、地面に崩れ落ちてしまった。

「冗談だよ。その件はとても感謝している。ありがとう、慶介」
「浩介……やはり、お前はええ奴やなぁ」

すぐさま立ち直った慶介は僕の頭をトントンとたたき始めた。

「…………」

それは親愛を込めてやっているのだろうが、僕に言わせてみれば

「バルーチ!?」
「気安く叩くな」

鬱陶しいことこの上なかった。

「あ、高月君!」
「ん?」

そんな馬鹿げた山門芝居を繰り広げている中、声を掛けてきたのはオレンジが買った紙をツインテールにし、左右をピンタイプの髪留めで止めている女子生徒だった。
確かクラスメイトだったような気がしたが、名前は知らない。

「田井中さんが、練習をするから部室に集合だって」
「律が? あいつが珍しいな」

いつもは率先してティータイムに洒落こむ律が、部長らしいことをしていること(何気に失礼だが)に驚きを隠せなかった。

(……なんかいやな予感がする)

ふと、そんな予感めいたものを感じた。

「ありがとう、名もなき女子生徒A」
「ちょっと! 私をまるで背景のように扱わないでよ!」

女子生徒から怒られてしまった。

「記憶とは移ろいゆくもの。色々な人と出会うと、関係性のない古い人物の名前は忘れる物さー」
「いや、意味が分からないよ。それにそれは人としてどうかと思う」

何だかいつの日にか言われたような言葉を女子生徒に言われてしまった。

「まあ、冗談はともかく。ずっと覚えておく努力はするよ。さすがに忘れようとするのは失礼だし。それで、名前は何ていうの」
「はぁ……それじゃ、もう一回だけ言うね」

僕の問いかけに、女子生徒はため息をつきながら言うと咳ばらいをした。

「私の名前は佐伯 三花。所属はバレー部だよ」
「佐伯さんね。それじゃ、僕は部室に行くとするか」
「いってらっしゃーい」

佐伯さんの名前を覚えた僕は、席を立つとその場を後にしようとする。

「あ、その男には気を付けてね。変態だから」
「え?」

注意をしておき、僕は今度こそ部室へと向かうのであった。


★ ★ ★ ★ ★ ★


「どういう意味なんだろう?」
「さて、浩介も言ったところで」

浩介の意味深な言葉に首をかしげている三花に、慶介は”ふむ”と頷いた。

「佐伯さん」
「何 佐久間君?」

名前を呼ばれた三花は慶介に用件を尋ねる。

「今夜、俺との優美な一夜を過ごさない――――サンコット!?」
「な、なに!?」

渋い声を出しながらナンパをしようとした慶介の頭に、どこからともなく飛んできた本が直撃した。

「これって、教科書? って、高月君のだ」

地面に落ちた教科書を確認した三花は持ち主の名前を見つけた。

「これが伝説のツッコミなんだ」

一年のころ、クラスの女子の間で有名な話があった。
それは『あるクラスの男子生徒の片方のツッコミがとてもすごい』というものであった。
その凄いツッコミを三花は目の当たりにしたのだ。

(でも一体どうやってこれを投げたんだろう?)

三花は教室を去っていく浩介の姿を見ていた。
仮に教室の外から教科書を慶介に向かって投げ飛ばしたとすると、それはものすごいことになるのではという結論となった。

(うーん。一回バレーの大会のヘルプに呼んでもらえるように部長に頼んでみようかな?)

そんなことを三花は考えていた。

「いてて。さすがは浩介、抜かりはないな」

(佐久間君もある意味すごいかも)

少しして復活していた慶介に、三花は心の中でそうつぶやいていたとかいないとか。
この日も、2年4組は平和だった。


★ ★ ★ ★ ★ ★


「あ、浩君だ」
「皆も来てたんだ」

部室に入ると、練習の準備を始めている唯たちの姿があった。

「律と澪の二人は?」
「あ、律ちゃんは今澪ちゃんを呼びに教室の方に言ってるわ」

僕の疑問に、ムギが答えてくれた。
僕は生返事をしながら演奏の準備を始める。

「皆、お待たせ―」

少ししてやってきた律の後ろに、不機嫌な雰囲気を醸し出す澪が続く。

(きっと昼食の最中に呼ばれたんだろうね)

何となく不機嫌な理由がわかってしまった。
僕は、二人から視線を外して準備を進めることにした。

「いやー、今年はどうやって盛り上げてもらおうかね~」

そんな中、律がそんなことを口にし始めた。
口調はいつも通りふざけた感じだった。
この後はいつものように澪があきれた声色でツッコみを入れる。
それが、いつもの軽音部のやり取りだった。

「去年はパンチラだったから、今年はへそ出しとかがいいかも。あ、だったら―――」
「練習するんだろっ!!」

だが、今回は違っていた。
部室に、いつになく強めの怒鳴り声が響き渡った。

「……すっるよ~」
「だったら……」

二人のやり取りは、いつものに戻った。
また聞こえた。
歯車が軋むようなあの音を。

「てい! たこ焼き~」

突然澪の頬に両手の指を丸い形にしてくっつけはじめた。

「ポニテ~」

澪の背後に回って髪を持ち上げたりする律。
いつもであれば、和やかな雰囲気だったそれも、今回ばかりはそんな感じは全くしなかった。
言うなれば、完全に空回りしているような状態だろうか。

「もう、やめろよ」
「あ、そうだ。おススメのホラー映画のDVDを持ってきたんだけど~」

そう言ってバックの中を漁り始める律。

「もう、練習しないなら戻るぞ」

そんな律に、澪は背を向けながらそう告げた。
それはいつものやり取りだった。
いつもであれば律の小粋なジョークが出てため息をつきながら練習を始めると言った感じになるだろう。
ムギや唯たちも不安そうな表情を浮かべていたがそうだと思っていたのか、何も行動を起こそうとはしていなかった。

「だったら戻れば?」
「は?」

律が口にしたのは、少しばかりいらだった様子の声色だった。

「悪かったよ。せっかくの和とのランチタイムを邪魔してさっ」
「……そんなこと言ってないだろっ!!」

律の嫌味を込めた言葉に、ついに澪が怒鳴り声を上げだした。

「あ、あれ? どうしたの二人とも?」
「そ、そうだ! お茶にしましょう? お茶にしよう。今日根おいしいお菓子を用意したの」

険悪な二人に、ようやく事態を察した二人が声を上げる。

「言ってるじゃん!」
「いつ私がそんなことを言ったんだ!」

だが、律たちはそんなことにお構いなしとばかりに口論を続ける。

(いつもの僕ならこういう時どうするだろう?)

僕はふと今まで通りの自分の対処法を思い浮かべてみることにした。

『てめぇら、何くだらねえことをやってんだ!! 痴話喧嘩なら表でやれ、この大馬鹿野郎!!』

(うん。間違いなくダメそう)

余計に雰囲気を悪くするような気がする。

(そう言えば、昔もこんなことがあったっけ)

魔法連盟のころ、仲のいい二人の職員が、大喧嘩をしたことがあった。
理由は忘れたが。
その時、僕は先ほどのように二人を叱った。
というのも、喧嘩で仕事に支障をきたしていたからだ。
その結果、二人は連盟をやめていった。
今でもなぜそうなったのかが理解できない。
僕は正しいことをしていたつもりだ。
だが、その結果優秀な部下を二人も失うことになった。

(雷を落とすのがだめならば)

僕が取るのは一つしかなかった。
僕は魔法である物を手にする。

「え?」

それをあたふたとしている梓に差し出した。
梓はそれを渋々受け取ると、僕の思惑に気づいたのかはっとした表情になった。

「あ、あの! 皆さん、仲良く練習をしましょう……」

それ……ねこ耳を受け取った梓はそれを頭に付けて、練習をするように促した。
部室が痛い沈黙に包まれた。

(ダメだったかな?)

梓を生贄に、可愛さで攻めてみたのだが、これもダメだったのだろうか?

「そうだな」
「練習するか」

何とか口論を止めることができ、練習に持っていくことができた。
ほっと胸をなでおろしながら、今回一番の功労者でもある梓の頭を軽く撫でることで労った。
それからすぐに、練習の準備を終えた僕たちは、文字通りの練習を始めることとなった。

「それじゃ、まずはふわふわからな」

律によって最初に演奏する曲は『ふわふわ|時間《タイム》』に決まった。

「1,2」

律のリズムコールによって演奏が始める。
最初は唯のギターから、そして僕たちのパートが演奏を始めていく。

(ん?)

だが、最初の一音で違和感を感じた僕は、演奏の手を止めた。
その理由はすぐに判明した。
それは律だ。
正確に言うと、ドラムのパワーが非常に弱い。
ヨレていないのはいいが、パワー不足で音自体に勢いがなくなっていたのだ。
それに気づいたのか、みんなも演奏の手を止めた。

「あのさ律。ドラムが走らないのはいいけど、パワーが足りなくないか?」
「………」

澪の言葉に、律は反応を示さない。
まるで心ここに非ずと言った様子でボーっとしていた。

「おい、律!」
「あーごめん」

澪の強い呼びかけに、律は気の抜けた様子で反応を示した。

「何だか調子が出ないや。また放課後なー」
「え、律ちゃん?」
「いいよ、唯」

立ち上がりながらおぼつかない足取りで部室を後にしていく律を呼び止めようとする唯を、澪が止めた。

「でも……」
「いいんだ」

なおも食い下がる唯に、澪は再度そう告げると律の去っていった方に視線を向けて

「バカ律」

とつぶやいた。

(律が、馬鹿だったらその理由に気付かない澪は、いったい何なんだろうね?)

そんな澪のつぶやきに、僕は心の中でつぶやいた。
それなら、何もできない僕はいったい何なのだろうかという疑問にもなるわけだが。

(まあ、”無能”かな)

自分で言っていて、何とも悲しくなってしまった。
結局、その後に練習をする気にもなれず、いったん解散することになった。
だが、この日の放課後に律が姿を現すことはなかった。










「律先輩、来ませんね」

翌日の放課後、重苦しい空気が部室内に漂っていた。
この日も律は姿を現すことがなかった。
唯の話では、HRが終わって気付いたらいなくなっていたらしい。

「一体どうしちゃったんでしょう?」
「そりゃ、やっぱり澪ちゃんが冷たいからじゃない?」
「え?」

梓の言葉に、山中先生が肩を竦めながら答える。

「軽音部の為に一日律ちゃんの玩具になってきなさい!」

かと思えば、澪に指を指してそんなことを口にする顧問。
微妙に違うような気がする。

「そうじゃないと、律ちゃんは心が荒んでヘビメタの道に進んで、二度と戻れなくなっちゃうわ!」

(絶対にありえない)

ヘビメタの道に進むという論理が、僕には全く理解できなかった。

「それ、失恋したさわちゃんだよね?」
「あぁん?」

とはいえ、唯の捉え方もだけど。

「でも……」

そんな中、再び口を開いたのは梓だった。

「でも、もしこのまま律先輩が戻ってこなかったら……学園祭はどうなるんでしょうか?」
「学園祭以前に、軽音部の存続の問題だと思う」

梓の言葉に、僕はポツリとつぶやいた。
そしてまた部室は重苦しい沈黙に包まれる。
それを破ったのは椅子を弾いて立ち上がる音だった。

「練習しよう」
「律先輩抜きでですか?」
「呼びに行かなくていいの?」

澪の提案に梓や唯たちが異論を唱えて反対する。

「それは……――「もしくは代わりを探すとかもあるわね」――え?」

澪が言葉を詰まらせる中、山中先生がそんな道を示した。

「万が一を考えて代わりを探すのもありよ。高月君ならドラマーの知り合いも多いんじゃない?」
「それは、確かにいますけど――」

山中先生の考え通り、僕にはドラマーの知り合いもいる。
僕が頼めば、なんだかんだ言いながらも来てくれるかもしれない。
でも、本当にそれでいいのだろうか?
それをした瞬間、律の居場所は本当になくなる。

「律ちゃんの代わりはいません!!」
「……ムギ」

突然大きな声で叫んだムギに僕は驚きながらも、ムギの言葉を待った。

「待ってよう。律ちゃん必ず戻ってくるから。待っていようよ」
「………………」

僕は静かに息を吐き出す。
それは安どのため息。
まだ、ちゃんと律の戻ってくる場所はある。
そして、無能な自分への呆れ。
でも、ここで何か直接的な行動を起こすわけにはいかない。
きっと逆効果になる。
人間関係の問題は、僕にはどうしようもないのだ。

(だから、”NOTHING”というわけか)

ものすごく的を得ていた。

(でも、焚きつけることぐらいなら僕にもできる。いや、僕しかできない)

それをやった場合、僕への評価がマイナスになるが、学園祭でライブができるのであれば構わない。
”目的のためであれば、手段は厭わない”
それが僕の持論だ。
これまでもそうやって生きてきた。
ならば、僕らしく振る舞えばいい。
そこに、ちょっとした暗示を込めれば、確実だろう。

「今日から軽音部の活動は休止にする」
「え?」
「どういうことだ?」

ゆっくりと席を立ちながら告げる僕に、澪が訊いてくる。

「このまま部活動を続けても意味はない。無意味な行動は取らないのが僕の流儀だ。律がここに戻るまで、活動を休止にする」
「でも、それじゃ練習がっ」
「もちろん、練習は各自でやってくること。活動再開時に音合わせができるようにするんだ」

僕の出した結論に、梓が異論を唱えるが、僕は各自で練習をするように告げた。
僕はギターケースを背負い、鞄を手にする

「こういった人から見て”くだらない”ようなことで休止というのも、いささかやりすぎなような気もするけどね」
「い、今浩君なんて言ったの?」

僕の言葉に、唯が勘違いだとイ言わんばかりに声を上げた。

「だから、人から見てくだらないことと言ったんだ」
「そんな言い方ってないだろ! ライブができるかどうかの問題なんだぞっ!!」

さすがに僕の言葉には頭が来たのか、澪が大きな声で怒鳴り声を上げた。

「当然でしょ。人から見てくだらなくとも、僕たち軽音部のメンバーにとっては非常に重要なことなんだから」
「………」
「そう言うのは、他人や自分自身で解決するのは無理。考えれば考えるほどにドツボにはまっていくから。ちなみにこれは実体験だよ?」
「浩介先輩……」

僕自身も数か月前に同じ内容で皆に大きな迷惑をかけた。
あれも元をただせば、自分の居場所を見失いかけている状態なのだ。
そんなことを他人がああだこうだと言っても、それは全くもって意味がない。
ならば、誰が言うべきか。

「そう言ったことで重要なのは友人と話すこと。話をすれば多少は気が楽になるはずだよ。僕のようにね」

僕は慶介がいてくれたおかげで、踏ん切りのつかなかった自分と別れることができた。
慶介は、僕にとっては恩人なのだ。

「それじゃ、律にとって気を許すことのできる友人って、一体誰なんだろうね?」
「………」

僕の問いかけに、澪は視線を逸らせた。

「もし、律に幼馴染がいれば。異変を瞬時に察知してこういった問題も起こらなかったのかもしれないけど……まあ、過ぎたことだよね」

僕は最後に”とりあえず、可及的速やかな決着を頼むよ”と告げて部室を後にした。

(通じたかな?)

部室を後にした僕は、心の中でつぶやいた。
あれは、すべて澪に言っていた。
律は澪と幼馴染と言っていた。
そして今回の件は澪と律の問題。
二人が話をすることこそが最善の解決法なのだ。
でも、それを直接言うことはできない。
言ってしまえば、確実に澪を追い詰める。
間接的に言っても澪を少し責めているような感じなのだ。
直接的に言って今度は澪が再起不能になったらどうしようもなくなる。

(何とかいい方向に行けばいいんだけど)

後は澪を信じるしかない。
少なくとも、律は数日で部室に来る。
それまでが勝負だ。

『クリエイト、律の状態をどう見る?』
【メンタル面では非常に不安定でしょう。ただ、マスターが最も知りたいフィジカル面ですが、体温が通常よりも高かったのを感じました】

僕の問いかけに、クリエイトは明確な答えを返してきた。
僕の見立て通り、律が部室に来ないのはただの風邪だ。
本当の意味で最悪な状態というわけではない。

(さて、僕にできるもう一つのことをやりますか)

僕にしかできないことは、まだ残っている。
そして僕はある場所へと向かうのであった。

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