健康の意識 忍者ブログ

黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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第3話 選択

「貴様あの時の!」

俺の前に立ちふさがった男を見た阿久津が声を荒げる。

「ふん。半年もたてば少し腕がつくかとは思ったが思い込みだったようだな。貴様のような外道、この僕には雑魚としれ」
「ふざけるな! オリ主の俺様が負けるわけ―――」
「はぁぁぁ!!」

阿久津の声を遮るように、上空から何かが降ってきた。

「ちぃっ!」
「隙だらけだ」
「ぐあぁッ!?」

上空からの奇襲に横に飛んで躱した阿久津を、男の人が攻撃を加える。
阿久津は後方に吹き飛ばされはしたが、すぐに立て直した。

「この俺様に二人掛かりとは……はっ! 所詮は根暗だな」
「その言葉、お前にそっくりそのまま返そう。二人掛かりでやられるようなものに、最強を名乗る資格などない。名乗りたいのであれば500人程度の魔法使いを一瞬で倒してからにしろ」

小馬鹿にした阿久津の言葉に動じず、男の人はそう言い返すと最後に”まあ、お前のような外道には無理かもしれぬが”と嘲笑いながら付け加えた。

「テメェ、ここでそのモブキャラと共に葬ってやろうか?」
「それもお前にそのまま返そう。とっとと失せろ。でなければお前は今ここで死ぬ」
「ッ!?」

言い切るのと同時に男の人から発せられた殺気は、関係ないはずの俺すらも震え上がらせた

「今日は見逃してやる」

そう告げると、阿久津は一瞬でその場から姿を消した。
助けられた俺の口から出たのは、お礼ではなく……

「ひいおじいちゃんに、お母さん?」

だった。










いったん自宅に戻った俺達は、リビングの椅子に腰かけていた。

「改めて、話をしよう」

俺の前に座っていたひいおじいちゃんが口を開いた。
何時もかけている黒いサングラスは、今は外されている。

「僕の名前は、高月浩介。そこにいる美智子の叔父にあたる」
「叔父でもあり、師匠でもある、ですよ」

長い髪を後ろに束ね、巫女装束に身を包む母さんがひいおじいちゃんに言った。
ひいおじいちゃんは『知らん』と一刀両断する。

「さて、遠まわしに言うのは苦手だから、簡潔に説明しよう。まずお前は人間ではない」
「………はい?」

ひいおじいちゃんの口から出た言葉の意味が、俺には理解できなかった。

「真人、お前も不思議に思わないか? ひいおじいちゃんと言う割には、年取ってないだろ」
「そ、そう言えば……」

言われてみればそうだった。
”ひいおじいちゃん”という割には年老いて見えない。
仮に”高校生”だと名乗っても十分通る容姿だ。

「真人は、魔力を糧にして生きる”魔族”とそれに対極に位置する”神族”の混合の存在だ」
「おじ様!」

ひいおじいちゃんの宣言に、母さんが声を上げるがひいおじいちゃんは無言でそれを制した。

「ちなみに不老不死ではない。僕もそうだしお前もそうだ。ただ、老いる速度が緩やかなだけ」
「それは俺も?」

俺の問いにひいおじいちゃんは無言で頷いた。

「とは言ったものの、真人の場合はこれからどうなるかは一切不明。先祖から遺伝した神族と魔族の混合など、今までに例はないからな」
「それって、自分が魔族と神族の混合だって言ってると思うんだけ、どぉッ!?」

ひいおじいちゃんの言葉に、思わず突っ込むと拳骨が降ってきた。
地味に痛い。
どうやら、野暮なことは言わない方がいいらしい。

「まあ、自分が何者なのかは今考える事ではない。それよりも重要な事がある」

そう言って俺を見るひいおじいちゃんの目は、何かを試すような眼差しだった。

「真人、お前はこれからどうしたい」
「どういう、意味?」
「このまま日常で暮らしていくのか。それとも自分の身を”魔法”という戦いの道に投じるのか」

ひいおじいちゃんの口から告げられたのは、究極の二択だった。

「小学生に聞くことじゃないよね?」
「そりゃそうだ。だが、僕の話に頭の中が付いて来ているのであれば、十分だ」

俺の言葉に、ひいおじいちゃんは肩をすくめながら返す。

「もし魔法を使うって言いたら、ひいおじいちゃんはどうするの?」
「魔法についての勉強とトレーニングをして、戦場に出せるほどのレベルに育てる」

何となく、地獄の日々が続きそうだなと思ったのは、気のせいだと思いたい。
そして俺は、選んだ。

「俺は、師匠って呼んだ方がいい?」

魔法という力を代償に、戦いという名の道を。

「好きにしろ。……ひいおじいちゃんよりはましか」

腕組みをして答えるひいおじいちゃん……ではなく、師匠は最後にぽつりとつぶやいた。
よっぽど”ひいおじいちゃん”という呼ばれ方に抵抗があったんだなと思った。

「さあ、夕食でも食べて寝ろ。明日は早いんだ。朝五時にここに来い、特訓をする」

師匠が伝えたスケジュールに、俺は思わず呆然としてしまった。
そう言えば師匠の性格は”一度始めたらとことんやる”事なのを忘れていた。

「では、夕食にしましょうか。お義父さん」
「だから、僕はお前の父親になったつもりはないッ!」

おそらくは、俺が師匠が認めるラインまで行くまでこれは続くんだろうなと思いながら俺は父さんと師匠のやり取りを見ているのであった。

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『DOG DAYS~誤召喚されし者~』最新話を掲載しました。&満足度調査実施

こんばんは、TRです。

大変お待たせしました。
本日、『DOG DAYS~誤召喚されし者~』の最新話を掲載しました。
2話同時の掲載です。
次話が掲載できるかは非常に怪しい状態ですが、できる限り頑張っていきます。

さて、本日『本サイトの満足度調査』を実施いたしました。
現在も皆様のご回答を受付中です。
この調査は、本サイトをいつもご覧になっている皆様に構成や小説の執筆速度をまとめて評価・意見を出してもらうものになります。
調査の性質上、マイナス方面の回答をされる場合は、できる限り改善点や理由などをお書き頂けると幸いです。
期日は来週の土曜日(29日)までです。

アンケートのページへはこちらより、行けます。

皆様のご回答をお待ちしております。

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IF-H 第15話 食事会

翌日、俺はお城内の庭を歩いていた。
何でも、フロニャルドとビスコッティを救った勇者シンクに、感謝をするお食事会が行われるらしい。
だからこそ、俺はユキカゼ達の目を盗んで、逃げてきたのだ。
俺はあの魔物退治の時に何もしていない。
それにああいうのは苦手だ。
昔を思い出すから。

(どうしようか)

そして考えるのは、今後のこと。
ここに永住することはすでに決めた。
ただ、それをするためには一度天界に戻らなければいけない。
そこでノヴァに、ここでの永住を許してもらう。
許されることで、俺はここでも一定の霊質を保つことが出来るようになる。
だがそれは元の場所にはもう戻れないことを意味していた。
ここで永住するということは、この土地の土地神になるのとイコール。
土地神は天界の神族の中では下級の存在だ。
そんな存在が世界の原点に入れるわけがない。

(まあ、あそこには何の思い残しもないからいいが)

後は、俺が持つかだ。
少しずつ全身の倦怠感が増してきているようにも感じていた。
そして体の力も徐々に出なくなっている。
早くここを出なければ俺の運命はもう確定する。
”消滅”という最悪の形で。

(二人に悲しい思いをさせるのは嫌だが、消滅するよりはましだ)

そう心の中で考えていた時、俺の横に立つ人の気配を感じた。

「ここにいたのか、渉」
「ん? エクレールか。どうした?」

声をかけてきたエクレールに、俺はそう尋ねた。
そのエクレは、明らかに怒っているような感じがした。

「どうしたではない! 食事会に来るように言ったのになぜここにいる!!」
「どうも俺はああいうのが苦手なんだよ」

俺はエクレールに、答える。

「ええい! 渉がいないと、会が進まないんだ! 泣いてでも連れて行く!!」
「は? それはどういう――――って、引っ張るな!」

俺の問いかけに答えることなく、エクールレは強引に俺の腕を取ると、ずんずんと引っ張って行く。

「ところで渉」
「な、なんだ」

引っ張って行く中、エクレールが声を上げた。

「風のうわさで知ったが、お前ユッキーとダルキアン卿の二人と付き合っているというのは本当なのか?」
「ッ!?」

エクレールの口から出た問いかけに、俺は息をのんだ。

(一体誰が流した!?)

「なるほど、本当だったか」

そんな俺の反応から、エクレールはすぐさま答えを読み取った。

「………」

そしてジト目で俺の方を見てくる。

「な、なんだ?」
「不潔」

ジト目に耐えかねて声を上げた俺に、エクレールは一刀両断した。

「俺も疑問なんだ。どうしてこうなったんだ?」
「知るかッ!」

俺の疑問に帰ってきたのは、エクレールの怒号にも似た声と頭の痛みだった。

「痛ッ!? ちょっと今のは本気で痛い―――ッて、だから引っ張るなッ!」

そんなこんなをしているうちに、お城内に入り、大きな広間にたどり着いた。

「姫様、渉を連れてきまし、た!!」
「のわぁ!?」

エクレールに思いっきり押し出されるように、俺は前に飛ばされた。
そして、浴びせられるのはメイドさん達やジェノワーズ達、そしてシンクやリコッタたちの視線だった。
浴びせられる方としては、何とも居心地が悪かったりする。

「えっと、それでは……」

そう言って話し出したのは、台の上に立つ、姫君だった。

「今回、勇者シンクと一緒にこの国の危機を救ってくれた渉さんが、隠密部隊で一緒に頑張ってくれることになりました」
「………は?」

姫君の一言に、俺は一瞬固まった。
今なんといった?
俺が隠密部隊で一緒に頑張る?

(いったん天界に帰ってからここに戻ると姫君に伝えるように、お願いしたはずだぞ)

それがどうして、ここまで話が飛躍しているんだ?

(まぁ、二人が喜んでるからいいか)

俺は万弁の笑みを壁ている二人を見て、そう思った。
これが惚れてしまった弱みという物なのだろうか?

「つきましては、もう一人の主賓である渉さんにも、一言頂こうと思います。渉さんどうぞ」
「はッ!?」

そう解釈していると、姫君の言葉と共にものすごい拍手が俺に送られる。
俺は冗談ではないと思い逃げようと後ろを振り向くと、いつの間にか回り込んでいたのか、ブリオッシュとユキカゼが立っていた。

「「そぉれ!!」」
「うわっ!!?」

二人に押され数歩前に出た俺に、逃げ道はなかった。

(そういえば俺、一番苦手なのがスピーチだったな)

現実逃避ともとれる考えをしながら、俺は眼鏡をかけた女性の人からマイクを受け取ると、壇上に上がった。

「えっと……ご紹介に授かりました、小野渉です」

まずは無難に自己紹介から始めた。

「自分は、あまりこういう場でのスピーチは得意ではないので、つまらないかもしれないですが、ご辛抱ください」

俺は、一言一句間違えないように、不慣れな敬語で話す。
それを聞いていたシンク達は、静かに笑っていた。
それを見ていると、体中の緊張がふっと柔らんだような気がした。

「姫君の先ほどの紹介に間違いがあるので、訂正します。この国の危機を救ったのは、あくまでも勇者シンクです」

俺の言葉に、周りがざわついた。
姫君の言葉を真っ向から否定するのはかなり失礼に値する。
だが、シンクの活躍と言う真実が捻じ曲げられるのは、俺としても後味が悪いので、しっかりと意見を告げたのだ。

「最初にここに来たのは、本当に偶然が重なった事故でした。困っている私を助けてくれたパネトーネ筆頭を始め、ビスコッティの皆さんにはお礼を言っても言い切れません」

(もしかしたら必然だったのかもしれないな)

俺はスピーチの中でそう考えていた。
あの時、俺はここに来るべくして巻き込まれたのだ。
そうであれば、きっと俺は……

「なので、助けて頂いた皆さんに、少しでもお返しが出来ればなと思います。ビスコッティの……特に隠密部隊の人には迷惑を掛けますが、どうぞよろしくお願いします」

俺はそう言うと、もう一度お辞儀をした。
そして、再び広間は、拍手が響き渡った。
それがとても居心地がよく、楽しかった。





その後食事会となったが、その頃にはすっかり公式の場と言うものに対する苦手意識はなくなっていた。

「はい、渉殿。あーん、でござる」
「あ、あーん……」

会場の隅の方で、俺はダルキアンに野菜を食べさせてもらっていた。
俺の名誉の為にも言おう。
俺がやらせているのではなく、向こうがやっているのだ。

「ど、どうでござる?」
「お、おいしい」

俺の答えに、ダルキアンは花が咲いたように笑顔になった。

「そうでござるか。では次は――「お館さまっ!」――」

ダルキアンが別の料理を取ろうとした時、それを遮るようにして駆け寄ってきたのは、ユキカゼだった。

「お館さまばかりずるいでござる! 次は拙者の番でござる!」

そう言うと、ユキカゼは徐に何かの肉を箸で撮ると俺に差し出してきた。

「わ、渉殿。あーんでござる」
「あ、あーん」

そしてまたダルキアンと同じ要領で食べさせてもらう。

「どうでござる?」
「……おいしい」

俺の答えに、ユキカゼは嬉しそうに料理を取るべく駆けて行った。

(絶対に、ダルキアンに対抗したよな。今)

一品しかお皿に乗ってなかったことと、駆ける速度の速さから、俺はそう考えていた。

(ああ、これなら噂にもなるか)

俺はあたりの好奇にも似たような雰囲気を感じながら、しみじみとそう感じていた。
こうして、お食事会は無事に幕を閉じることができたのであった。
ちなみに、俺のスピーチの時に笑っていたシンクには、たっぷりと”お礼”をしておいた。

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IF-H 第14話 正体

翌日、俺とダルキアンは縁側でのんびりしていた。
ユキカゼは掃除をしている。
時たまこっちに送る恨めしい視線に、俺はどうしたものかと考えをめぐらせていた時だった

「こんにちはー」
「いらっしゃーい!」

シンクの声に気付いたユキカゼが片手を振る。
俺は縁側から立ち上がった。

「お邪魔しまーす! 子狐、元気になりました?」
「ああ、もうだいぶな」

シンクはダルキアン卿の元に駆けよると、今はぐっすりと眠っている子狐を覗き込む。
俺も、シンクにつられるようにして、子狐を見た。

「同じ土地神の同胞として、この子は拙者がちゃんと躾けるでござるよ」
「そっかぁ」

いつの間にか俺の横にいたユキカゼが、そう言った。

「って、えぇ!? 土地神?

少しだけ遅れて、シンクはユキカゼの口にした事実に、驚いた。
かくいう俺もだが。

「あれ? 言ってなかったでござるか? 拙者土地神の子でござるよ」
「ユッキー、神様?」
「うむ。尊敬して良いでござるよ」

そう言ってユキカゼは胸を張った。
それを見ていたダルキアン卿は、静かに笑っていた。
その後、ユキカゼは静かに語り出した。
昔、魔物によって村を荒らされ母親を失くしてしまった時に、ダルキアン卿に拾われたらしい。

「フロニャルドでも、国が亡びる事ってあるんですね」
「まあ、かれこれ150年以上も前の事故な」
「ひ、百!?」

ダルキアン卿の言葉に、驚きを隠せないシンクをよそに、二人は話を進めていく。

「ここ百年あまりは魔物も現れず、危険な争いもなく、太平の世でござるよ」
「拙者とユキカゼは魔物封じの技を持つゆえ、ここ数十年はビスコッティを拠点に、時より諸国を旅し、魔物を封じて回っているのでござるよ」
「もしかしてダルキアン卿も?」
「いや、拙者は人でごある。ちょっと訳があってな」

シンクの問いかけの意図が分かったのか、ダルキアン卿は答えた。
その”訳”がどういうものなのかは分からないが、本人としても言いたくはないことだと思った俺は、考えないようにした。
もしその時が来れば、話してくれるだろうと信じて。










その後、シンクはダルキアン卿と共に、彼女以外には扱えない”神狼滅牙”と言う剣術を教わっていた。

「それにしても、ユキカゼが土地神か………まんまと騙されたものだ」
「あはは……申し訳ないでござるよ」

俺の皮肉交じりの言葉に、ユキカゼは苦笑しながら謝ってきた。

「まあ、俺もそうだけどな」
「ふぇ?」

俺の呟きに反応したユキカゼが、首を横に傾けた。
その姿に一瞬胸が高鳴ったのを俺は感じた。

「俺もユキカゼと同じような存在だ」
「……………」
「ユキカゼ?」

俺の言葉にいつまでたってもリアクションが帰ってこないのをおかしいと思った俺は隣を見た。

「きゅぅ~」
「ゆ、ユキカゼ!?」

そこには頭から煙を出しているユキカゼの姿があった。
どうやらそれほどまでに俺の正体が、衝撃的だったようだ。
その後、技の練習を終えた二人は気絶しているユキカゼを見て違った反応をした。
シンクはとにかく慌てて。
ダルキアンは「おやおや、大変でござるな。これは」と言いながらユキカゼを屋敷の中へと運んで行った。
その後戻ってきたダルキアンに、「ユキカゼは疲れて寝ているだけでござる。心配しなくても大丈夫でござるよ」と言われ、シンクは安心した様子で帰って行った。
だが、それが本当でないことは分かっていた。
俺を見るダルキアンの目が「後で話てもらうでござるよ」と告げていたからだ。










夜、夕食を終えた俺は正座でダルキアン達と対峙していた。

「それで、話してくれるでござるか? ユキカゼに話したことを」
「ああ」

ダルキアンの言葉に頷いて、俺は自分のことを話した。
俺が世界の意志の神であることを。
二人の表情は最初は驚いた様子だったが、次第に納得したものへと変わっていた。

「ふむ、渉殿の今までの技を見ていれば、それも頷けるでござる」
「まさか拙者の上位の存在だったとは……驚きでござる」

それぞれ違うが、二人はうんうんと頷いていた。

「二人は、世界の意志の俺に幻滅したりとかしないのか?」
「「しないでござる」」

俺の問いかけに、二人は同時に答えた。

「渉殿がどんな存在であっても、拙者は渉殿の事が好きでござる」
「拙者もでござるよ!」
「ユキカゼ……ダルキアン」

二人の言葉が、俺にはとてもうれしかった。

「あ」
「わ、渉殿ッ!?」

だから俺は二人を抱きしめた。

「ありがとう」

そして俺はお礼を言いながら、二人の唇に自身の唇を合わせるのであった。
そしてまた1日が終わりを迎える。

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『魔法少女リリカルなのは~失った力~』&『ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~』最新話を掲載

こんばんは、TRです。

大変お待たせしました。
本日、『魔法少女リリカルなのは~失った力~』の最新話を掲載しました。
移転作業のみですが、だいぶ進みあと少しで完了となります。
この作品で移転作業は完了いたします。
そう思うといろいろ感慨深いものです。

そして同時に『ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~』の最新話を掲載しました。
今回は聖沙と浩介のやり取りがメインでした。
ちなみにヒロインは聖沙の予定です。


それでは、これにて失礼します。

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