健康の意識 忍者ブログ

黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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『DOG DAYS~誤召喚されし者~』最新話を掲載しました。

こんばんは、TRです。

お待たせしました。
本日、『DOG DAYS~誤召喚されし者~』の最新話を掲載しました。
まだまだ似たり寄ったりですが、そろそろ内容が変わってくる頃かと思います。
これって、共通編に加えた方がいいですかね?
加えるとなると、ルート内の話はかなり短くなってはしまいますが。

ちなみに、リクエスト権の応募は受付中です。


それでは、これにて失礼します。

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巡回執筆予定作品

こんばんは、TRです。
今回の巡回執筆予定作品は次の通りになります。


・ティンクル☆くるせいだーす~最高神と流星の町~
・DOG DAYS~誤召喚されし者~

執筆開始まで、今しばらくお待ちください。


それでは、これにて失礼します。

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『DOG DAYS~誤召喚されし者~』最新話を掲載しました。&リクエスト権公募開始

こんばんは、TRです。

本日、『DOG DAYS~誤召喚されし者~』の最新話を掲載しました。
何度も言いますが、このルートはハーレムルートを軸にしています。
故に展開等はほぼハーレム編と同じです。
決して手抜きではありません
今回は、リコッタ分が足りないという人のために、リコッタを登場させてみました。
もちろんエクレールもちょこっと登場しています。

今回の掲載をもちまして、本作の巡回執筆は終了となりました。
この後はいったん全作品の巡回執筆を終了いたしまして、巡回執筆の構成をします。
本サイトの執筆作品が構成時に選ばれましたら、こちらにて告知いたします。

さて、リクエスト権の話になりますが、期限を過ぎましたが、リクエスト権を利用する旨のご連絡がいただけなかったため、これよりリクエスト権の受付を開始します。

応募方法は拍手コメント、当記事のコメント、お問い合わせフォームのいずれかからご連絡を頂くだけです。
折り返し、私の方よりリクエスト権獲得のお知らせと、利用されるかどうかを伺う内容の返事を致します。
そのため、拍手コメントでの応募はあまりお勧めできません。
拍手コメントにされる場合は、名前と使うか否かについて記載してもらい、その後ほかの二つの連絡手段でご連絡をする形をお勧めいたします。
ちなみに、一番おすすめできるのは最後の『お問い合わせフォーム』です。
こちらの連絡方法を取られますと、私の方に直接メッセージが届きます。
ただし、返信する関係上、メールアドレスの記入は忘れずにしてください。

このリクエスト権は、先着順になります。
そのため、僅差の差でリクエスト権獲得ができない場合がございますが、その際は次のキリ番時までお待ちください。
このリクエストの受付ですが、内容は問われません。
アドバイスやご指摘したらリクエスト権獲得の通達が返ってくるということも十分にあり得ます。
とはいえ、内容を問いませんが、荒らし行為と取られるようなコメントなどは、ご遠慮ください。


それでは、これにて失礼します。

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IF-Y 第4話 決意

あれから、俺はベッドで横になっていることが出来ず、上着を着て部屋を後にしフィリアンノ城を歩いていた。
あんな事があった後で寝れるのは、相当の鈍感馬鹿か無神経な奴だけだ。

「はぁ……」

そして思わずため息をついてしまった。
俺らしくもない。
ユキカゼの告白、キス……他にも色々と考えなければいけないことがあるはずなのに、さっきからこの二つの事が頭の中をぐるぐると駆け巡る。
まるで呪いの言葉のように、俺に付きまとう。

(一体全体、俺はどうしてしまったんだ)

「はぁ……」
「何ため息をついているのでありますか? 渉様」

再度ため息をつくと、突然女性の声が聞こえてきた。
その声の方を見ると、そこには何かの本を腕に抱え、不思議そうな目をして俺を見るリコッタの姿があった。

「何だ、リコッタか」

俺の言葉をを聞いたリコッタは頬を膨らませる。

「何だとは酷いであります!」
「……すみません」

リコッタの怒りよう(そんなに怖くはないが、何故か怖いと感じてしまうのはなぜだ?)に、俺は素直に謝ることにした。

「怪我の方はよろしいのでありますか?」
「ああ。おかげさまで何とか」

謝ったことでリコッタはため息をつきながら、心配そうに聞いてきた。

「そうでありますか。ダルキアン卿にユッキーが、とても心配していたであります。あまり無茶は禁物でありますよ」
「善処します」

俺のお礼に、リコッタは満足げに頷いた。

「そう言えば先ほどユッキーが顔を赤くして走って行ったでありますが、どうしてなのか渉様はご存じでありますか?」
「ッ!? ちょっとな」

リコッタの問いかけに、俺は息をのんだがぼかして答える。

「渉様、顔色が悪いでありますよ。大丈夫でありますか?」
「あ、ああ。ちょっと疲れてるだけだ」

どうやら、深く追及はしないようだ。
心配そうに問うてくるリコッタに俺は肩をすくませながら答えた。

「でしたら、大浴場でゆっくりするであります! あそこなら疲れもすぐに取れるでありますよ」
「そうだな。そうする」

リコッタの提案に、俺は頷く。
少しばかりゆっくりとした方がいい。
そうすれば、少しは考え事もなくなるだろう。

「あ、でも一応言っておくと、今は男の人の入浴時間でありますがあまり長湯をしていると、女性の入浴時間になるであります。気を付けて欲しいであります」
「り、了解」

頭の中に、何故か関係ない親衛隊長のエクレールに追い掛け回される自分の姿を想像し、頷いた。
もしかしたら、後ろにはもっと追う人物がいるかもしれない。
取りあえずそれだけは防がなくては。
そして俺はリコッタと別れると、足早に大浴場へと向かった。










「ふぅ……久しぶりにゆっくりできる」

それもどうだとは思うが、俺はのんびりとお湯につかっていた。
念のために言うが、俺は体を一通り洗い終えている。

(やっぱり”世界”からは逃れられないか)

俺は自分の手を見つめながら心の中でそう呟いた。
俺の一連の症状、それは世界と契約をしているがために起こったものだ。
物質化抵抗現象と同じだが、このままでは大変なことになる。

「それだけは防がないと」
「それとは、何でござる?」
「それはだな…………」

俺の呟きに答える少女の声に、普通に答えようとして俺は固まった。
そしてゆっくりと横を見てみた。

「うわぁ!?」
「ひゃっ! い、いきなり大きな声を出してどうしたんでござる?」

俺の横には、俺の悩みのある種の種でもある、ユキカゼが同じようにお湯につかっていたのだ。

「どうしてッ! なんで、ユキカゼがここにいるんだよッ!?」
「ちょっと頭を冷やそうと思っていたでござる」

俺の半ば叫びながらの問いかけに、ユキカゼは顔を赤くしながら答えた。

「冷やそうとしてどうして温まってるんだ?」
「頭に水をかぶったら逆に寒くなったので、こうして温まっているでござるよ」
「………お前馬鹿だろ」

思わずそう口にしてしまった。
”頭を冷やす”というのはあくまで比喩表現。
それを本気にして(しかもまだ薄っすらと寒さが残る気候で)やるのはそうそういない。
だから、口にするのも仕方ないと言えば言える。

「む、拙者は馬鹿ではないでござる!」
「はいはい。ユキカゼは天災なんだな」
「絶対に本心ではないでござる! というより”天才”違いでござるよ!!」

今日のユキカゼは何時にもましてスロットル全開だな。
まあ、俺のせいでもあるが。

「にしたって、まだ男の入浴時間中に……」
「大丈夫でござる。この時間帯に入るのは渉殿ぐらいでござるから」

ユキカゼの言葉に、俺はあたりを見回してみた。
確かに、人の姿は見当たらない。

「………」
「……」

今までの喧騒はまるで嘘だったように静まり返っていた。

「そういえば、この間の”あれ”だけど」
「……っ」

俺が口を開くと、隣で息をのむ声が聞こえた。

「返事はもう少し待ってほしい」
「…………」
「実は、もう返事は決まってるんだ。でも、その返事は雰囲気に流されているだけだと思うんだ」

俺の言葉に無言のユキカゼをしり目に、俺は言葉を続ける。

「だからもう少し待ってほしい。しっかりと答えが返せるようになるまで」
「……分かったでござる」

俺が言い切って少しだけ沈黙が続いた後、ユキカゼが口を開いた。

「拙者、渉殿の答えを待っているでござるよ」
「すまない」

俺はユキカゼに謝ると、深呼吸を一回する。

「さて、そろそろ俺は上がるとする。聞いてくれてありがとう」
「また明日でござるよ。渉殿」

ゆっくりと湯銭から上がり大浴場を後にする俺の背中に、ユキカゼはいつもと変わらない声色で言ってきた。
そんなユキカゼに、俺は片手をあげて答えるのであった。

(俺も、覚悟を決めるか)

まだ、他の問題が解決はしていない。
でも、この問題……ユキカゼから逃げてはいけない。
そう思ったからこそ、俺はしっかりと心の中で気持ちを固めようと決意した。
そして俺は服を着ると、そのまま自室へと足を向けるのであった。

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IF-Y 第5話 星詠みと夢

とある夜、ガレット獅子団領にて。
その中のある部屋から何かが割れる音が響いた。
その音が響いた部屋の中では、レオ閣下が悔しさと苛立つ表情で立っていた。

「くそ、またか!」

レオ閣下はいら立ちをあらわにしながら呟く。

「戦を済ませて帰っても、やはり何も変わらん。いや、かえって悪くなった!」

レオ閣下はそう言いながら悔しそうな表情で上を見た。
その拳は、固く握られていたことから、その悔しさ、苛立ちがどれほどの物であるかが分かる。

「さして強くもないはずの儂の星詠み、なのになぜ、こうまではっきりと未来が見える!」

レオ閣下のやっていたこと、それは星詠みであった。
そしてレオ閣下の前にある映像版に映し出されていた物は、血を流して地面に倒れている勇者シンクと、ミルヒオーレ姫だった。

「ミルヒだけでもなく勇者も、この世界の者も死ぬ」

映像版の下に文字が書かれていた。

『「エクセリード」の主ミルヒオーレ姫と「パラディオン」の主勇者シンク、およびフロニャルド王国にいる者、30日以内に確実に死亡。この映像の未来はいかなることがあっても動かない』

そこには、最悪な未来が記されていた。

「星の定めた未来か知らぬが、かような出来事、起こしてなるものか!」

レオ閣下はそう啖呵を切ると部屋の一角へと向かう。

「貴様を出すぞ、グランヴェール! 天だろうが星だろうが、貴様とならば動かせる!」

レオ閣下の視線の先にあるもの、それは神々しいオーラを纏った一本の斧だった。
そして、それが起こるのは翌日の事であった。


★ ★ ★ ★ ★ ★


その日、俺は夢を見ていた。
目の前にいるのは暴れる俺と同じ背丈の九尾の狐だった。
おそらくは魔物だろう。
その狐の周囲には人魂のような青白い炎が揺らめいていた。
それと対峙するのは俺自身とダルキアン。
おかしいのは、俺達がボロボロであること。
なぜだ?

「――――です!! 早く起きてください!!」
「わぁあああ!!?」

そんな夢を遮るようにに、突然耳に聞こえてきた少女の声に、俺は思わず飛び起きた。

「渉様!! 大変でありますよ!!」
「な、何事!?」

思考に耽っていると、リコッタの叫び声に引き戻された。
その後、リコッタから伝えられたことをまとめると次のようになる。
まず、突然レオ閣下が、ビスコッティに宣戦布告をした。
そしてそれの懸賞をガレットの宝剣、『魔戦斧グランベール』と『神剣エクスマキナ』が賭けられたとのこと。
しかも、それにはこっちもそれに見合うものをかけなければいけなくなり、それは宝剣であるということ。

「話は分かった。とりあえず、着替えたいから外で待っててくれる? 2分で終わらせる」
「り、了解であります!」

俺はリコッタが出て行ったのを確認すると、一息ついた。

(一体なんだったんだ? 今の夢は)

「今回の宣戦布告とあの夢が、関係がなければいいんだが」

俺は不安を感じていた。
俺が視たあの夢。
それは”予知夢”かそれともただの絵空事の夢かのどちらかだ。
後者であれば、笑い話になるだろう。
だが、前者の場合は笑い事では済まない。
なぜなら、予知夢で見た内容は必ず現実に起こり、変えることはできない・・・・・・・・・と言われている。
もっとも俺の場合、視ることはかなり少ないため、それが正しいかの判断はできない。
だが、もし言われている通りだとすれば、あのような魔物が現れるということだ。
そしてその魔物に俺達は苦戦する。

(しかし、なぜ苦戦するんだ?)

俺とダルキアンの二人ならば、よほどのことがない限り魔物には対応できるという自信がある。
それだけに疑問だった。

(それはともかくとして)

「………それだけは防がなくちゃ」

俺はそう口に出すと再びため息をつき、着替え始めた。
そして、着替えが終わった俺は、急いで部屋を後にした。

(最悪の事態だけは回避しないと)

そんな、俺の思いと共に。

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