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黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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EXTRA STAGE 02 下と上が交わるとき(前編)

この話はMa-sAさんの作品である『ティンクル☆くるせいだーす GO~TO~!!動き出す地界人!』とのコラボになります。


――それは、もしかしたら起こりえたかもしれないifもしもの物語。
――それは、交わりそうで交わらない線のごとくもの。





そこは『第三首都学園高等学校』
通称”サンガク”だ。
地界に存在する学園である。
説明をするときりがないため、詳しい話は省くとしよう。

「呼び出しってなんだろうな」

そんな学園を首をかしげながら歩く、一人の短めの茶色の髪をした青年がいた。
彼の名前は、ガイ・グレイブ。
ここの学園の生徒でもある。
そんな彼は、新任の学年主任でもあるハヤト・クジョウに職員室に来るように呼び出されていた。

「失礼します」

ガイは職員室のドアを開けて中に入る。
そしてハヤトの席がある場所に4名の男子学生と女子学生が立っていた。

「「ガイ!」」
「レゾンにセーナ。お前たちも呼ばれてたのか!」
「そうだよ~」

ガイにレゾンと呼ばれたやや長めの白色の髪の青年が答える。

「”も”と言うことは、ガイもなんだ」

そしてセーナと呼ばれた女子学生も、驚きに満ちた表情を浮かべながら返す。

「おや、ガイも呼ばれていたのか」
「うお!? アルバートと……誰だっけ?」

ガイに声をかける長めの黒色の髪をした男子学生は、アルバート・メーデルバッハであった。

「ルージュ。よろしく」
「よ、よろしく」

そして、彼の後ろにいた女子学生は静かに名前を告げた。

「さて、よろしいですか?」
「あ、はい」
「大丈夫です」
「同じく」
「こちらも」

ハヤトの言葉に、それぞれが頷いて返す。

「今回呼び出したのは、実戦形式での訓練に参加してもらうためです」
「相手は誰ですか?」

ハヤトの要件に首をかしげたのはセーナだった。

「ええ。地上世界の方でその手の強者5名がいる集団”流星クルセイダース”の皆さんです」
「おぉ、名前の響きからしてかっこよさそうではないか」

集団の名前で感心したようにつぶやくアルバートをしり目に、ハヤトは説明を続ける

「すでに先方には申し込みを済ませており、向こう側もそれを受託しました。ですので、あなたたちに拒否権はないのですが」

手際のいいハヤトの行動に、ガイたちは何も言えなかった。

「ところで、どうやって地上世界に向かうんですか?」
「それはですね―――」

そしてハヤトの口から地上世界へ向かう方法が告げられた。


★ ★ ★ ★ ★ ★


「ナナカ、この予算なんだけど。変なんだ」
「え、どれどれ……あ、ほんとだ。桁を間違えてた」

生徒会室。
土曜日と言うこともあり、午前授業のためか僕もなぜかプレ家が一番忙しくなるであろうお昼時に招集がかけられた。
目の前では時期に訪れるイベント『聖夜祭』の準備に追われていた。
とはいえ、僕自身はやることがあるわけもなく、ただただ今はこの場にいないリアさんの代わりにお茶くみをしていく。

「はぁ、暇だ」

思わず口から出てしまったその言葉を彼女が聞き漏らすはずもなかった。

「ちょっと! 私たちが大変だというのに、どうしてあなたが暇なんて言葉を口にできるのよっ!」
「そうですよ! 私たちと変わってくださいよ!」

一気に浴びせられる聖沙とロロットさんの抗議の声。

「やれるわけがないでしょ! 生徒会の仕事は生徒会にしかできない。つまり、ほとんど部外者の僕にはやることはできない」
「二人とも、怒る暇があったらこっちの方をやってもらいたいんだけど」
「~~~~っ。分かったわよ!」

シンの言葉に聖沙は苦虫をつぶしたような表情でこちらをにらむと、仕事に戻っていった。

(少し自重しよう)

僕は心の中でそう決めるのであった。










それから小一時間ほどが経過した。

「ふぅ。やっと終わった」
「もうへとへとです~」
「お疲れさん。お茶と茶菓子をどうぞ」

椅子の背もたれにもたれかかりながら声を上げるナナカさんたちに、僕は茶菓子を出していく。

「あ、ありがとう」
「いえいえ。これが僕の役割だから」

少しばかり嫌味を含めてお礼を返す。

「あれ、リア先輩は?」
「そういえば姿を見かけないわね」

今更気づいたのかナナカさんと聖沙が、あたりを見回し始める。

「リアさんなら、何か用があるとか言って出て行ったけど」
「なるほど」
「それならすぐに戻ってきますね」

僕の説明に納得がいったのかロロットさんは頷きながら茶菓子に手を付ける。
ちなみに今日は羊羹だったりする。

「にしても、こうも暇だとたまには大暴れとかしたくならない?」
「なりません」

僕の疑問に聖沙は一刀両断で返した。
とはいえ、僕のその言葉が呼び寄せたのだろうか?

『おはよう! 生徒会の諸君』
「うわ!?」
「これはヘレナさんの」

突如始まったテープの再生に、驚くみんな。

「いったいどうやって動き出した?」

聞くのも野暮だろうが、思わず聞かずにはいられなかった。

『生徒会活動と魔族退治、大変ご苦労である。この学園の平和は諸君たちの手で成り立っているといっても過言ではないだろう』

労いの言葉から始まったその音声に、僕たちは耳を傾けていく。

『そんな諸君たちには、とある人物より挑戦状が送られている』
「挑戦状?」

僕は思わずその単語に顔をしかめる。

『挑戦状の内容は要約すると、流星クルセイダースと5人の人員で実戦形式で戦いたいとのことだ。来るリ・クリエに備えるべくすでに挑戦状は受託している』
「あ、相変わらず行動が早いぜ」

あまりの手際の良さに大賢者があきれたような声色でつぶやく。

「あれ、でもリア先輩がいないけど」
「そうよ! お姉さまがいなければ流星クルセイダースは成立しないわ!」
『リアは私の重大な特別任務によって参加はできない。よって浩介ちゃんには、リアの代わりに臨時のクルセイダースとなることを命ずる! 答えはイエス以外は受け付けない』
「御意」

(なんだよ特別任務って)

ものすごく怪しさ満点だったが、大暴れできそうなため、その言葉を心の中にとどめる。

『実戦の場所はフィーニスの塔。先方はすでに到着している可能性が高い。急いで向かいたまえ』
「き、拒否権は?」
『そのようなものはない!』

聖沙の口から出た疑問に、まるでその場にいるかのようにテープレコーダーから返ってきた。

「いったい、どんなトリックを使ってるのかが気になるな」

僕は考えてもなかなか解けないテープレコーダーの謎に、首をかしげていた。

『なお、このテープは自動的に―――』
「だからうるさいよ」
「えげつねえぜ」

お約束のネタをしようとしたため、テープを強制的に止めた僕に大賢者が引きつったような声色で声をかけてくる。

「それで、どうする?」
「私たちに挑戦状を出すなんてどんな人なんだろう」
「きっとおまけさんみたいな暇人なんですね」

ロロットさんの推測に”それはないだろう”と反論しようとしたが、反論できなかった。
なぜなら、

「おいしいもの食べ隊~♪」

彼女の日ごろの行動が反論材料をなくしているからだ。

「で、どうする? 引き受ける?」
「「「「もちろん!」」」」

シンの問いかけに、僕たちはいっせいに答えた。

「よし。それじゃ、行こう!」

そして僕たちは、挑戦状をたたきつける命知――――勇敢な人物たちのもとへと向かうのであった。


★ ★ ★ ★ ★ ★


「ここが……地上世界」

地界から移動したガイたちは周辺を興味深げに見渡す。

「うわ、なんだあれ八!」
「大きいね~」
「大きいわね」
「大きいな」

一番に目を引いたのは天高くそびえたつフィーニスの塔だった。

「それで、戦う相手はどこ?」

そんな中、アルバートは周囲を見渡しながら、疑問を口にする。
彼らの周辺には人の気配がなかった。

「その何とかダースってのはどこにいるのよ? 向こうが来てないんじゃ意味ないでしょ」
「流星クルセイダースだ!」

人の姿がないことに若干苛立ち始めたセーナの言葉にツッコムようにして叫びながら現れたのは浩介だった。

「きゃあ!?」
「な、なんだ!」
「び、びっくりした~」

三者三様に突然現れた浩介に反応をする。
だが、浩介はため息を一つついたのちにその場から”消えた”。

「消えた!?」
「いや、あっちの方から人が来る」

アルバートの言葉に、ガイたちは目を凝らすと、そこにはガイが立っている方に向かって走ってくる戦闘服を着たシンたちの姿があった。
そしてその中には

「さっき消えたやつもいるぞ」
「本当だ」

浩介の姿もあった。
やがて、彼らはガイたちの前にたどり着いて足を止める。

「あなたたちが、実戦の相手の人?」
「あ、うん。咲良シンです」
「聖沙・B・クリステレスよ」
「ロロットローゼンクロイツです」
「夕霧ナナカ」
「高月浩介」
「私は神楽。よろしくね」

レゾンの問いかけに、全員が名前を述べる。

「俺はガイ・グレイブ」
「ぼくはレゾン・マーリーだよ~」
「私はアルバート・メーデルバッハ」
「私はセーナ・オルトレイン」
「ルージュ」

そしてガイたちも自己紹介を返す。

「今日は良い戦いにしよう!」
「あ、うん。こちらこそよろしく」
「自己紹介はお済ですか?」
「うわっ!?」

そんな彼らに声をかける女性がいた。

「め、メリロットさん」
「流星学園図書館の司書を務める、メリロットです。この戦いの見届け役としてここに来ました」
「よ、よろしくお願いします」

メリロットから放たれる独特のオーラにセーナは緊張した面持ちであいさつをする。

「あなた方、ずいぶんと余裕そうですね」
「え? 俺たちが、ですか?」

ガイの言葉にメリロットは頷くことで答えた。

「別に、余裕なんて思ってないですよ」
「そうですか? にしては、自信に満ち溢れた表情をなさっていますよ」

幾度もの修行を乗り越えたからこそできる”それ”が無意識的に出ていたのだ。

「老婆心ながら言わせていただきますが、あなたたちが戦う相手はとてつもないほどに強いですよ」
「ど、どのくらいでしょうか?」

セーナはメリロットに疑問を投げかける。
そんな彼女たちに、メリロットは浩介達には聞こえないように声を潜ませて答える。

「それは申し上げられません。しかし、咲良君は魔王ですし、高月君は最高神の一人で”ロストナンバー”と呼ばれていますので、どれほどのものかは想像できるはずです」
「ロ、ロスッ!?」

彼女の言葉を聞いたレゾンが息をのむ。

「ど、どうした?」
「ロストナンバーと言えば魔界で最も強い人だよ。しかもその昔、一つの国を一発の魔法でつぶした偉業があるほどの」
「一発の魔法で国をつぶすって……」

レゾンの口から語られた驚愕の事実に、唖然とする中、アルバートが口を開く。

「魔王も非常にやっかいな相手であることには間違いない。どちらにしても、気を付けてけばいいんだ」

彼らの視線の先では、クルセーダース一行が作戦会議たるものを開いていた。

「神楽、お前は支援に徹して」
「了解。私の舞の恐ろしさを、見せてやるんだから」
その傍らで渦中の人物でもある高月浩介は、神楽と作戦会議を行っていた。
やがて、作戦会議が終えたのか各々が武器を構えガイたちと対峙する。
「さあ、始めようか。失われた番号ロストナンバー、高月浩介の名のもとにお相手しよう!」


チュートリアル(説明)~神楽のアシスト編~

舞によってさまざまな効果をもたらす神楽。
その神楽がアシストキャラとして参戦することとなった。
アシストの効果は次の通り。

1:アシストしている人物が敵に与えたダメージ分、相手のEXゲージを吸収し、味方のゲージに還元する
2:1と同様、与えたダメージ分味方のHPを回復させる。

主に1を優先します。
ただし、EXゲージがマイナスになっている場合は、効果2を適用し続けます。
このアシストではSTUNは減少せず、アシスト攻撃自体の攻撃力は皆無です


以上で、説明を終わります。



――ステータス―――



数:5人
HP:100000
属性:ガイ ・グレイブ(炎/Lv.3)、レゾン・マーリー(雷/Lv.2)、セーナ・オルトレイン(光/Lv.3)、アルバート・メーデルバッハ(雷・炎・水/Lv.4)、ルージュ(闇/Lv.2)
EX:150%
ASSIST:サリーちゃん・オデローク
守護属性:アルバート以外攻撃属性と同じアルバートは水属性


味方

数:5人
HP:3000
攻撃属性:シン(闇/Lv.5)、ナナカ(炎/Lv.3)、聖沙(雷/Lv.3)、ロロット(水/Lv.3)、浩介(神・炎・水・雷/Lv.8)
守護属性:浩介以外、攻撃属性と同様(浩介は神属性)
EX:100%
ASSIST:パッキー、犬のぬいぐるみ、リースリング遠山、神楽、紫央

―――――――

start

敵のフレーム数

ガイ(炎)Lv.3:54F
レゾン(雷)Lv.2:70F
セーナ(光)Lv.3:45F
アルバート(雷)Lv.4:70F
ルージュ(闇)Lv.2:70F


味方二人のフレーム数

シン(闇)Lv.5:52F
ナナカ(炎)Lv.3:79F
聖沙(雷)Lv.3:57F
ロロット(水)Lv.3:69F
浩介(神)Lv.8:69F

ガイたちはスタートダッシュに成功し、有利な状態での出だしとなったがシンたちはスタートダッシュに失敗し不利な状態での出だしとなった。


セーナが行動可能となった。

「サンシャインスプライツ!」
「ぐっ」

セーナの攻撃がシンに襲い掛かる。




HP:100000

ガイ(炎)Lv.3:9F
レゾン(雷)Lv.2:25F
セーナ(光)Lv.3:60F↑60
アルバート(雷)Lv.4:25F
ルージュ(闇)Lv.2:25F

EX:163%↑13
RUSH:1
50%

味方

HP:2940↓60

シン(闇)Lv.5:47F↑40
ナナカ(炎)Lv.3:34F
聖沙(雷)Lv.3:12F
ロロット(水)Lv.3:24F
浩介(神)Lv.8:24F

EX:102%↑2
STUN:8


続いてガイが行動可能となった。

「行くぜ、バーニングシュート」
「きゃぁぁぁっ!?」

ガイの攻撃が聖沙を襲う。

「畳み掛ける、アームハンマー」
「そんなっ」

さらにガイのEx boosterによって追撃される。

「アタシにおまかせ、会心の一撃!」
「嘘っ?!」

そしてサリーちゃんのアシスト攻撃が聖沙に炸裂する。




HP:100000

ガイ(炎)Lv.3:70F↑70
レゾン(雷)Lv.2:16F
セーナ(光)Lv.3:51F
アルバート(雷)Lv.4:16F
ルージュ(闇)Lv.2:16F

EX:91%↓72
RUSH:4
40%

味方

HP:2173↓767

シン(闇)Lv.5:38F
ナナカ(炎)Lv.3:25F
聖沙(雷)Lv.3:43F↑40
ロロット(水)Lv.3:15F
浩介(神)Lv.8:15F

EX:114%↑12
STUN:5


ユニゾン!

浩介とロロットがユニゾンとなった。

「その選択が正しいということを証明しよう」

ユニゾンリーダーは浩介だ。

「逃げません、ハイドロスイール!」
「………」

ルージュに向けてロロットの攻撃が放たれる。

「戦場は血が騒ぐ、ダブルショット」
「………」

さらにリースリング遠山のアシスト攻撃が炸裂する。

「遅い。星流白霊山!」
「きゃっ!」

続いて浩介の攻撃がルージュに放たれる。

「すべての流れを変える力。リバース・シチュエーション」
「………」

さらに浩介のEx reverseによって、以降の攻撃1回分の効果が反転するようになった。

「私を忘れてない? 還元の舞」
「………」

そして神楽のアシスト攻撃により、浩介のダメージ分のEXゲージが減少した。

「浩介様! 犬かき攻撃だ!」
「………」

さらに犬のぬいぐるみが追撃を仕掛ける。

「僕たちの渾身の一撃、受けてみよ。星と共に砕け散れ!」
「ひゃっ!」

止めとばかりに浩介はルージュに渾身の一撃を放った。




HP:98223↓1777

ガイ(炎)Lv.3:55F
レゾン(雷)Lv.2:1F
セーナ(光)Lv.3:36F
アルバート(雷)Lv.4:1F
ルージュ(闇)Lv.2:41F↑40

EX:-289%↓394
STUN:4


味方

HP:2173

シン R(闇)Lv.5:23F
ナナカ R(炎)Lv.3:10F
聖沙 R(雷)Lv.3:28F
ロロット R(水)Lv.3:60F↑60
浩介 R(神)Lv.8:80F↑80

EX:285%↑171
STUN:5
RUSH:8
101%


ユニゾン!

レゾンとアルバートはユニゾンとなった。

「一つになろう! みんな!」

ユニゾンリーダーはアルバートだ。

「いくよ~、ライトニングシュータ~!」
「どうして?!」

レゾンの攻撃が聖沙に向けて放たれるが、浩介のEx reverseの効果によってダメージ分のHPが回復され、STUNゲージが一つ回復した。

「オデ、頑張る。エーデルスカベンジャー」
「覚えてなさい!」

オデロークのアシスト攻撃が聖沙に放たれる。
HPが回復した。

「寸分も狂わさない! マッドショット!」
「怒るわよ!」

さらにアルバートの攻撃が聖沙に炸裂する。

「当たらないわけがない! グランドインパクト!」
「きゃぁぁぁ!!」

そして止めとばかりに渾身の一撃が聖沙に放たれた。




HP:98252↑29

ガイ(炎)Lv.3:54F
レゾン(雷)Lv.2:75F↑75
セーナ(光)Lv.3:35F
アルバート(雷)Lv.4:70F↑70
ルージュ(闇)Lv.2:40F

EX:-203%↑86
STUN:4
RUSH:4
47%


味方

HP:1876↓297

シン(闇)Lv.5:22F
ナナカ(炎)Lv.3:9F
聖沙(雷)Lv.3:67F↑40
ロロット(水)Lv.3:59F
浩介(炎)Lv.8:79F

EX:300%↑15
STUN:3


ナナカが行動可能となった。

「おうっ! あっついのを食らいやがれ」
「……」

ナナカの攻撃がルージュへと向かって放たれる。

「紅蓮の煌めき、レイジングノヴァ!」
「きゃっ!」

さらにナナカのEx ExplosionによってSTUNが一気に削られた。

「………!!」

ルージュは気絶となった。




HP:98002↓250

18ガイ(炎)Lv.3:45F
18レゾン(雷)Lv.2:66F
セーナ(光)Lv.3:26F
18アルバート(炎)Lv.4:61F
ルージュ(闇)Lv.2:51F↑20(気絶)x50

EX:-181%↑22
STUN:9


味方

HP:1876

18シン(闇)Lv.5:13F
18ナナカ(炎)Lv.3:800F↑80
聖沙(雷)Lv.3:58F
18ロロット(水)Lv.3:50F
13浩介(炎)Lv.8:70F

EX:210%↓90
STUN:3
RUSH:2
33%


シンが行動可能となった。

「決める。アビスブレイカー!」
「きゃっ!」

シンの攻撃がセーナに向けて放たれる。

「魔王の名の下に、魔王の洗礼」
「そんなっ」

シンのEx Knock backがセーナに炸裂する。
これによって、セーナはより後方に吹き飛ばされた。

「呼ばれて飛び出た林檎の実。追加攻撃」
「いや~!」

さらにパッキーのアシスト攻撃が放たれる。




HP:97268↓734

18ガイ(炎)Lv.3:32F
18レゾン(雷)Lv.2:53F
セーナ(光)Lv.3:103F↑90
18アルバート(炎)Lv.4:48F
ルージュ(闇)Lv.2:51F(気絶)x37

EX:-169%↑12
STUN:6


味方

HP:1876

18シン(闇)Lv.5:65F↑65
18ナナカ(炎)Lv.3:67F
聖沙(雷)Lv.3:45F
18ロロット(水)Lv.3:37F
13浩介(炎)Lv.8:57F

EX:138%↓72
STUN:3
RUSH:5
103%


ガイが行動可能となった。

「正拳付き!」
「やめてっ!」

ガイの攻撃が聖沙に放たれる。

「サリーちゃん登場、だららー」
「いたっ」

さらにサリーちゃんのアシスト攻撃が聖沙に炸裂する。




HP:97268

36ガイ(炎)Lv.3:65F↑65
18レゾン(雷)Lv.2:21F
セーナ(光)Lv.3:71F
18アルバート(炎)Lv.4:16F
ルージュ(闇)Lv.2:51F(気絶)x5

EX:-151%↑18
STUN:6
RUSH:2
20%


味方

HP:1876↓172

18シン(闇)Lv.5:33F
18ナナカ(炎)Lv.3:35F
聖沙(雷)Lv.3:53F↑40
18ロロット(水)Lv.3:5F
13浩介(炎)Lv.8:25F

EX:140%↑2
STUN:1


ロロットが行動可能となった。

「行きますよ。清浄なるせせらぎ」
「くっ」

ロロットの攻撃がアルバートへ放たれる。

「精霊の囁き。セラフィックウィスパー」

ロロットのEx HealingによってHPが回復し、STUNが回復した。

「お下がりください。ダイナミックガンアクション」
「…なかなかの攻めだ」

さらにリースリング遠山のアシスト攻撃がアルバートに炸裂する。




HP:97156↓112

36ガイ(炎)Lv.3:60F
18レゾン(雷)Lv.2:16F
セーナ(光)Lv.3:66F
18アルバート(炎)Lv.4:27F↑16
ルージュ(闇)Lv.2:51F

EX:-139%↑12
STUN:6


味方

HP:2776↑900

18シン(闇)Lv.5:28F
18ナナカ(炎)Lv.3:30F
聖沙(雷)Lv.3:48F
36ロロット(水)Lv.3:80F↑80
13浩介(炎)Lv.8:20F

EX:68%↓72
STUN:4
RUSH:3
30%


レゾンが行動可能となった。

「いくよ~、ライトニングシュータ~!」
「このっ」

レゾンの攻撃が浩介を襲う。

「オデ、友達。オマエ、食う」
「調子に乗るなっ」

さらにオデロークのアシスト攻撃が浩介に炸裂する。




HP:97206↑50

36ガイ(炎)Lv.3:44F
36レゾン(雷)Lv.2:90F↑90
セーナ(光)Lv.3:50F
18アルバート(炎)Lv.4:11F
ルージュ(闇)Lv.2:35F

EX:-126%↑13
STUN:6
RUSH:2
20%


味方

HP:2608↓168

18シン(闇)Lv.5:12F
18ナナカ(炎)Lv.3:14F
聖沙(雷)Lv.3:32F
36ロロット(水)Lv.3:64F
13浩介(炎)Lv.8:14F↑10

EX:70%↑2
STUN:2


アルバートが行動可能となった。

「爆炎よ、イラプションスピア!」
「この程度っ」

アルバートの攻撃がシンを襲う。




HP:97206

36ガイ(炎)Lv.3:33F
36レゾン(雷)Lv.2:79F
セーナ(光)Lv.3:39F
36アルバート(炎)Lv.4:80F↑80
ルージュ(闇)Lv.2:24F

EX:-118%↑8
STUN:6
RUSH:3
30%


味方

HP:2525↓83

18シン(闇)Lv.5:21F↑20
18ナナカ(炎)Lv.3:3F
聖沙(雷)Lv.3:21F
36ロロット(水)Lv.3:53F
13浩介(炎)Lv.8:3F

EX:72%↑2
STUN:1


ユニゾン!

ナナカと浩介がユニゾンとなった。

「よし、遅れるなよ」

ユニゾンリーダーは浩介だ。

「くらえっ、アトミックバースト」
「ひゃっ!」

ナナカの攻撃がルージュへと放たれる。

「ついてこれるか? ファイヤーアサルト」
「……」

さらに、浩介が追撃する。

「よく見なさい。私の舞を!」
「……」

神楽のアシスト攻撃によって、相手のダメージ分、味方のHPが回復した。

「浩介様の名の下に。犬かき攻撃!」

そして犬のぬいぐるみのアシスト攻撃がルージュに炸裂する。

「この僕の力、受けてみるがいい。アルティメットフレア!」
「きゃっ!」

浩介の止めとばかりに放たれた渾身の一撃がルージュを襲う。




HP:95653↓1553

36ガイ(炎)Lv.3:30F
36レゾン(雷)Lv.2:76F
セーナ(光)Lv.3:36F
36アルバート(水)Lv.4:77F
ルージュ(闇)Lv.2:61F↑40

EX:-104%↑14
STUN:2


味方

HP:2903↑378

18シン(闇)Lv.5:18F
36ナナカ(炎)Lv.3:85F↑85
聖沙(雷)Lv.3:18F
36ロロット(水)Lv.3:50F
26浩介(炎)Lv.8:80F↑80

EX:223%↑151
STUN:1
RUSH:5
62%


ユニゾン!

シンと聖沙がユニゾンとなった。

「これが僕の本当の力だ」

リーダーはシンだ。

「決める。アビスブレイカー」
「きゃっ!」

シンの攻撃がセーナに放たれる。

「これが盟約の力、アルケインメテオストリーム!」
「俺様登場。追加攻撃」
「いや~!」
「ういっす。だららー」
「そんなっ」
「お任せください。精密射撃」
「きゃっ!」
「覚悟めされよ。神速の祝詞」
「いや~」
「俺に任せろ。サームライ」
「そんなっ」
「力を貸そう。エーテルブレッシング」
「きゃっ!」
「魔王殿! 我が最強の一撃受けてみろ!」
「そんなっ」

シンのEx Cooperateによってセーナに集中砲火が浴びせられた。

「行くぜ、魔王様。エクストラアタック!」
「きゃっ!」

さらにパッキーのアシスト攻撃がセーナを襲う。

「当たって。閃刃の猛矢」
「いや~」

続いて聖沙の攻撃がセーナに放たれる。

「不浄な輩め。国津神の息吹」
「きゃっ!」

紫央のアシスト攻撃がセーナに炸裂する。

「力を呼び覚ませ。エルゴフォールクラスター!」
「そんなっ」

トドメとばかりに放たれたシンの渾身の一撃がセーナに炸裂する。

「な……なんで~?」

セーナは気絶状態になった。




HP:88844↓6809

36ガイ(炎)Lv.3:12F
36レゾン(雷)Lv.2:58F
セーナ(光)Lv.3:78F↑60(気絶)x100
36アルバート(水)Lv.4:59F
ルージュ(闇)Lv.2:43F

EX:-73%↑31
STUN:7


味方

HP:2903

36シン A+(闇)Lv.5:75F↑75
36ナナカ A+(炎)Lv.3:67F
65聖沙 A+(雷)Lv.3:55F↑55
36ロロット A+(水)Lv.3:32F
26浩介 A+(水)Lv.8:62F

EX:300%↑77
STUN:1
RUSH:18
382%


ガイが行動可能となった

「いけ、炎の攻撃だ」
「そんな」

ガイの攻撃がロロットを襲う。

「アタシにお任せ。ダイレクトアタック」
「これ以上は」

サリーちゃんのアシスト攻撃がロロットに炸裂する。

「気を失っている場合では……」

ロロットは気絶状態となった。




HP:88844

51ガイ(炎)Lv.3:65F↑65
36レゾン(雷)Lv.2:46F
セーナ(光)Lv.3:78F(気絶)x88
36アルバート(水)Lv.4:47F
ルージュ(闇)Lv.2:31F

EX:-60%↑13
STUN:7
RUSH:2
20%


味方

HP:2756↓147

36シン A+(闇)Lv.5:63F
36ナナカ A+(炎)Lv.3:55F
65聖沙 A+(雷)Lv.3:43F
36ロロット A+(水)Lv.3:42F↑10(気絶)x50
26浩介 A+(水)Lv.8:50F

EX:300%
STUN:8


ルージュが行動可能となった。

「………」
「やめてっ」

ルージュの攻撃が聖沙を襲う。




HP:88844

54ガイ(炎)Lv.3:34F
36レゾン(雷)Lv.2:15F
セーナ(光)Lv.3:78F(気絶)x57
36アルバート(水)Lv.4:16F
18ルージュ(闇)Lv.2:75F↑75

EX:-47%↑13
STUN:7
RUSH:3
69%


味方

HP:2743↓13

36シン A+(闇)Lv.5:32F
36ナナカ A+(炎)Lv.3:24F
65聖沙 A+(雷)Lv.3:42F↑30
36ロロット A+(水)Lv.3:42F↑10(気絶)x19
26浩介 A+(水)Lv.8:19F

EX:300%
STUN:7


レゾンが行動可能となった。

「隙発見!サンダーブレイク~!」
「おのれっ!」

レゾンの攻撃が浩介を襲う。

「牛丼食べる。ライス、いただき」
「くそっ」

オデロークのアシスト攻撃が浩介に炸裂する。




HP:88907↑63

54ガイ(炎)Lv.3:19F
54レゾン(雷)Lv.2:75F↑75
セーナ(光)Lv.3:78F(気絶)x42
36アルバート(水)Lv.4:1F
18ルージュ(闇)Lv.2:60F

EX:-34%↑13
STUN:7
RUSH:5
50%


味方

HP:2445↓298

36シン A+(闇)Lv.5:17F
36ナナカ A+(炎)Lv.3:9F
65聖沙 A+(雷)Lv.3:27F
36ロロット A+(水)Lv.3:42F(気絶)x4
26浩介 A+(水)Lv.8:14F↑10

EX:300%
STUN:5


続いてアルバートが行動可能となった。

「水流よ、アクアスピア!」
「あうっ」

アルバートの攻撃がナナカを襲う。




HP:88907

54ガイ(炎)Lv.3:18F
54レゾン(雷)Lv.2:73F
セーナ(光)Lv.3:78F(気絶)x41
54アルバート(水)Lv.4:90F↑90
18ルージュ(闇)Lv.2:59F

EX:-21%↑13
STUN:7
RUSH:6
140%


味方

HP:2292↓153

36シン A+(闇)Lv.5:16F
36ナナカ A+(炎)Lv.3:48F↑40
65聖沙 A+(雷)Lv.3:26F
36ロロット A+(水)Lv.3:42F(気絶)x3
26浩介 A+(水)Lv.8:13F

EX:300%
STUN:4


「行くぞ、アクアスパイラル」
「くっ、くらっちまったか。」

浩介の攻撃がガイに放たれる。

「わが名のもとに集え、英霊召喚!」
「あなたのためなら力を貸すわ」

浩介のEx randomizerによって、ルルシェが強制召喚された。

「私を忘れないでくれるかしら? すべてを戻す踊り」
「あいた」

神楽のアシスト攻撃が炸裂する。

「浩介様! 俺の攻撃を受けてみろ!」
「くそ!」

さらに犬のぬいぐるみのアシスト攻撃がガイに放たれる。





HP:87755↓1152

54ガイ(炎)Lv.3:25F↑20
54レゾン(雷)Lv.2:60F
セーナ(光)Lv.3:78F(気絶)x28
54アルバート(雷)Lv.4:77F
18ルージュ(闇)Lv.2:46F

EX:-9%↑12
STUN:5


味方

HP:2735↑443

36シン A+(闇)Lv.5:3F
36ナナカ A+(炎)Lv.3:35F
65聖沙 A+(雷)Lv.3:13F
36ロロット A+(水)Lv.3:32F
59浩介 A+(水)Lv.8:80F↑80
(2)ルルシェ A+(光)Lv.5:42F

EX:120%↓180
STUN:4
RUSH:3
72%


シンが行動可能となった。

「まだまだ。深淵滅壊!」
「あいた」

シンの攻撃がガイへ放たれる。

「呼ばれて飛び出た林檎の実。エクストラアタック」
「くそ!」

パッキーのアシスト攻撃がガイに炸裂する。




HP:87223↓532

54ガイ(炎)Lv.3:62F↑40
54レゾン(雷)Lv.2:57F
セーナ(光)Lv.3:78F(気絶)x25
54アルバート(雷)Lv.4:74F
18ルージュ(闇)Lv.2:43F

EX:-7%↑2
STUN:3


味方

HP:2735

74シン A+(闇)Lv.5:65F↑65
36ナナカ A+(炎)Lv.3:32F
65聖沙 A+(雷)Lv.3:10F
36ロロット A+(水)Lv.3:29F
59浩介 A+(雷)Lv.8:77F
(2)ルルシェ A+(光)Lv.5:39F

EX:138%↑18
STUN:4
RUSH:5
101%


聖沙が行動可能となった。

critical!

「絶好機。ライトニングシュータ―!」
「あたっ」

聖沙の攻撃がレゾンに放たれる。

「成敗いたす。天津神の砌」
「あいたた!」

紫央のアシスト攻撃がレゾンに炸裂する。




HP:87081↓142

54ガイ(炎)Lv.3:52F
54レゾン(雷)Lv.2:67F↑20
セーナ(光)Lv.3:78F(気絶)x15
54アルバート(雷)Lv.4:64F
18ルージュ(闇)Lv.2:33F

EX:-5%↑2
STUN:1


味方

HP:2735

74シン A+(闇)Lv.5:55F
36ナナカ A+(炎)Lv.3:22F
30聖沙 A+(雷)Lv.3:55F↑55
36ロロット A+(水)Lv.3:19F
59浩介 A+(雷)Lv.8:67F
(2)ルルシェ A+(光)Lv.5:29F

EX:151%↑13
STUN:4
RUSH:7
77%


ロロットが行動可能となった。

「やぁっ。ハイドロスイール!」
「…なかなかの攻めだ」

ロロットの攻撃がアルバートに放たれる。

「お守り致します。ダブルショット」
「ぐはぁ!」

リースリング遠山のアシスト攻撃がアルバートに炸裂する。

「…痺れ?……しまった!」

アルバートは気絶状態となった。




HP:86868↓213

54ガイ(炎)Lv.3:33F
54レゾン(雷)Lv.2:48F
セーナ(光)Lv.3:74F
54アルバート(雷)Lv.4:65F↑20(気絶中)x50
18ルージュ(闇)Lv.2:14F

EX:7%↑12
STUN:8


味方

HP:2735

74シン A+(闇)Lv.5:36F
36ナナカ A+(炎)Lv.3:3F
30聖沙 A+(雷)Lv.3:36F
36ロロット A+(水)Lv.3:90F↑90
59浩介 A+(雷)Lv.8:48F
(2)ルルシェ A+(光)Lv.5:10F

EX:164%↑13
STUN:4
RUSH:10
111%


ナナカが行動可能となった。

「てりゃっ。アトミックバースト」
「くっ、くらちまったか」

ナナカの攻撃がガイに放たれた。




HP:86708↓160

54ガイ(炎)Lv.3:50F↑20
54レゾン(雷)Lv.2:45F
セーナ(光)Lv.3:71F
54アルバート(雷)Lv.4:65F(気絶中)x47
18ルージュ(闇)Lv.2:11F

EX:9%↑2
STUN:7


味方

HP:2735

74シン A+(闇)Lv.5:33F
74ナナカ A+(炎)Lv.3:70F↑70
30聖沙 A+(雷)Lv.3:33F
36ロロット A+(水)Lv.3:87F
59浩介 A+(雷)Lv.8:45F
(2)ルルシェ A+(光)Lv.5:7F

EX:172%↑8
STUN:4
RUSH:11
123%


ルルシェが行動可能となった。

「はぁっ。ディヴァインディーヴァドライバー!」
「くそっ!」

ルルシェの攻撃がガイに放たれる。

「誘えエグザエル。クロッシングコスモス!」
「くっ、くらっちまったか。」

ルルシェのEX Crucifyによって、ルルシェは残りの待機時間が最も少ない人物の元まで戻った。

*ルルシェはあと1回行動可能である。




HP:86708↓796

54ガイ(炎)Lv.3:63F↑20
54レゾン(雷)Lv.2:38F
セーナ(光)Lv.3:64F
54アルバート(雷)Lv.4:65F(気絶中)x40
18ルージュ(闇)Lv.2:4F

EX:21%↑12
STUN:3


味方

HP:2735

74シン A+(闇)Lv.5:26F
74ナナカ A+(炎)Lv.3:63F
30聖沙 A+(雷)Lv.3:26F
36ロロット A+(水)Lv.3:80F
59浩介 A+(雷)Lv.8:38F
(1)ルルシェ A+(光)Lv.5:4F↑4

EX:90%↓82
STUN:4
RUSH:13
123%


ランブル!

ルルシェがルージュとランブルとなった。

(敵)ルージュ VS (味方)ルルシェ
   属性:闇       属性:光
   総合Lv.2       総合Lv.5

結果:Win

「全てを焦がし、浄化する。輝ける星乙女」
「きゃっ!」

ランブルに敗れたルージュは、ルルシェの渾身の一撃を受けた。

「………!!」

ルージュは気絶状態となった。

*ルルシェは送還され、行動不能となった。




HP:86200↓508

54ガイ(炎)Lv.3:59F
54レゾン(雷)Lv.2:34F
セーナ(光)Lv.3:60F
54アルバート(雷)Lv.4:65F(気絶中)x36
18ルージュ(闇)Lv.2:44F↑40(気絶中)x50

EX:56%↑35
STUN:9


味方

HP:2735

74シン A+(闇)Lv.5:22F
74ナナカ A+(炎)Lv.3:59F
30聖沙 A+(雷)Lv.3:22F
36ロロット A+(水)Lv.3:76F
59浩介 A+(雷)Lv.8:34F

EX:300%↑210
STUN:4
RUSH:14
240%


ユニゾン!

シンと聖沙がユニゾンとなった。

「意識を高めてみるわ」

二人は詠唱を開始した。

ランブル!

レゾンが浩介とランブルとなった。


(敵)レゾン VS (味方)浩介
  属性:雷     属性:雷
  総合Lv.2     総合Lv.8

結果:Win

「地獄の底でもがき苦しめ。雷撃放物舞!」
「あたっ」

ランブルに敗れたレゾンは浩介の渾身の一撃を受けた。

「うぅぅ……星がみえる~よ~~~」

レゾンは気絶状態となった。




HP:85514↓686

54ガイ(炎)Lv.3:25F
54レゾン(雷)Lv.2:20F↑20(気絶中)x50
セーナ(光)Lv.3:24F
54アルバート(雷)Lv.4:65F(気絶中)x2
18ルージュ(闇)Lv.2:44F(気絶中)x16

EX:91%↑35
STUN:9


味方

HP:2735

74シン A+(闇)Lv.7:23F
74ナナカ A+(炎)Lv.3:25F
30聖沙 A+(雷)Lv.5:23F
36ロロット A+(水)Lv.3:42F
94浩介 A+(雷)Lv.8:80F↑80

EX:300%
STUN:4
RUSH:15
227%


ユニゾン!

シンとナナカに聖沙がユニゾンとなった。

「皆の絆が……僕を強くする」

ユニゾンリーダーはシンだ。

Critical!

「隙だらけだよ。永劫の災禍!」
「きゃっ!」

シンの攻撃がセーナに放たれる。

「これが盟約の力。アルケインメテオストリーム!」
「カッキ―ン。ホームラン」
「そんなっ」
「お任せください。精密射撃」
「いや~!」
「不浄な輩め。神速の祝詞」
「いや~!」
「しょうがないわね。奥義、二千本桜」
「きゃっ!」
「カイチョー、呼んだか? オマエ、食う」
「そんなっ」
「俺様降臨。グランドストライク!」
「きゃっ!」
「バイラスにゃまの為に。八つ裂きブレード」
「いや~!」
「魔王の名の下に。シャドウリアクター」
「きゃっ!」
「奇跡よ……ここに。清浄たる恩恵」
「そんなっ」

シンの Ex Cooprateによって、セーナは集中砲火を浴びる。

「俺様登場。追加攻撃」
「きゃっ!」

さらにパッキーのアシスト攻撃がセーナに炸裂する。

critical!

「とおーっ! あっついのを食らいやがれ」
「いや~!」

ナナカの攻撃がセーナに放たれる。

「紅蓮の煌めき。レイジングノヴァ!」
「きゃっ!」

ナナカのEX Explosionによって、STUNゲージが大幅に削られた。

「当たって。ボルトメガストリーム!」
「そんなっ」

聖沙の攻撃がセーナに放たれる。

「ついて来れる? 嵐と雷の舞」
「いや~!」

聖沙のEX Reideen によって、範囲内にいた敵が吹き飛ばされた。

「成敗いたす。国津神の息吹」
「きゃっ!」

紫央のアシスト攻撃がセーナに炸裂した。

「究極奥義。エルゴフォールクラスター」
「そんなっ」

シンの渾身の一撃がセーナに放たれた。




HP:30485↓55029

54ガイ(炎)Lv.3:17F↑15(気絶中)x50
54レゾン(雷)Lv.2:35F↑15(気絶中)x27
セーナ(光)Lv.3:161F↑160(場外)(気絶中)x50
54アルバート(雷)Lv.4:44F
18ルージュ(闇)Lv.2:37F

EX:164%↑73
STUN:2


味方

HP:7255↑4520

12シン A+(闇)Lv.5:65F↑65
12ナナカ A+(炎)Lv.3:87F↑85
98聖沙 A+(雷)Lv.3:55F↑55
36ロロット A+(水)Lv.3:19F
94浩介 A+(神)Lv.8:19F↓38

EX:271%↓29
STUN:4
RUSH:39+2
704%


ユニゾン!

ロロットと浩介がユニゾンとなった。

「皆の信頼には答える」

ユニゾンリーダーは浩介だ。

「本気で行きます。ハイドロスウィール!」
「……」

ロロットの攻撃がルージュに放たれる。

「癒しの水よ。セラフィックウィスパー」

ロロットのEx Healingにより、HPとSTUNが回復した。

「戦場は血が騒ぐ。ダイナミックガンアクション」
「……」

リースリング当山のアシスト攻撃がルージュに炸裂する。

CRITICAL!

「跪け! 星流殲滅祭」
「ひゃっ!」

浩介の攻撃がルージュに炸裂する。

「さあ、始めよう。新たなるゲームを!」
「……」

浩介のEx randomizerによって敵全員が強制的に後ろに押し下げられた。
さらに、敵のHPが強制的に大量回復した。

「俺が行く。一閃乱舞」
「ひゃっ!」

犬のぬいぐるみのアシスト攻撃がルージュに炸裂する。

「私の舞はあなたを虜にする。舞の乱れ打ち」
「きゃっ!」

さらに神楽のアシスト攻撃によって、浩介のダメージ分EXゲージが減少した。

「世界よ、かのものに裁きを。魔と霊が融合する一撃!」
「……」

浩介の渾身の一撃がルージュに放たれる。

「……!」

ルージュは気絶状態となった。




HP:1004536↓25949

54ガイ(炎)Lv.3:677F↑660(場外)(気絶中)x31
54レゾン(雷)Lv.2:695F↑660(場外)(気絶中)x8
セーナ(光)Lv.3:821F↑660(場外)(気絶中)x31
54アルバート(雷)Lv.4:685F↑660(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:768F↑705(場外)(気絶中)x50

EX:-290%↓488
STUN:6


味方

HP:9755↑2500

12シン A+(闇)Lv.5:46F
12ナナカ A+(炎)Lv.3:68F
98聖沙 A+(雷)Lv.3:36F
74ロロット A+(水)Lv.3:60F↑60
27浩介 A+(神)Lv.8:80F↑80

EX:300%↑29
STUN:7
RUSH:47+2
670%


聖沙が行動可能となった。

CRITICAL!

「もらったわ。ライトニングシュータ―!」
「ぐはぁ!」

聖沙の攻撃がアルバートに放たれる。

「覚悟めされよ。神速の祝詞」
「…なかなかの攻めだ」

紫央のアシスト攻撃がアルバートに炸裂する。




HP:1000903↓3631

54ガイ(炎)Lv.3:672F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:667F(場外)
セーナ(光)Lv.3:816F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:689F↑40(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:768F(場外)(気絶中)x14

EX:-288%↑2
STUN:4


味方

HP:9755

12シン A+(闇)Lv.5:10F
12ナナカ A+(炎)Lv.3:32F
63聖沙 A+(雷)Lv.3:55F↑55
74ロロット A+(水)Lv.3:24F
27浩介 A+(炎)Lv.8:44F

EX:300%
STUN:7
RUSH:49+2
632%


シンが行動可能となった。

「決める。アビスブレイカー」
「きゃっ」

シンの攻撃がセーナに放たれる。

「行くぜ、魔王様。追加攻撃」
「いや~」

さらにパッキーのアシスト攻撃がセーナに炸裂する。




HP:994106↓6797

54ガイ(炎)Lv.3:662F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:657F(場外)
セーナ(光)Lv.3:846F↑40(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:679F(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:768F(場外)(気絶中)x4

EX:-286%↑2
STUN:2


味方

HP:9755

50シン A+(闇)Lv.5:75F↑75
12ナナカ A+(炎)Lv.3:22F
63聖沙 A+(雷)Lv.3:45F
74ロロット A+(水)Lv.3:14F
27浩介 A+(炎)Lv.8:34F

EX:300%
STUN:7
RUSH:51+2
882%


ロロットが行動可能となった。

CRITICAL!

「本気で行きます。清浄なるせせらぎ」
「くそ!」

ロロットの攻撃がガイに放たれる。

「リースリング遠山……行きます。精密射撃」
「くっ、くらっちまったか」

さらにリースリング遠山のアシスト攻撃がガイに炸裂する。

「そ、そんな……」

ガイは気絶状態となった。




HP:987819↓6287

54ガイ(炎)Lv.3:688F↑40(場外)(気絶中)x50
54レゾン(雷)Lv.2:643F(場外)
セーナ(光)Lv.3:832F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:665F(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:758F(場外)

EX:-274%↑12
STUN:9


味方

HP:9755

50シン A+(闇)Lv.5:61F
12ナナカ A+(炎)Lv.3:8F
63聖沙 A+(雷)Lv.3:31F
12ロロット A+(水)Lv.3:80F↑80
27浩介 A+(炎)Lv.8:20F

EX:300%
STUN:7
RUSH:54+2
692%


ナナカが行動可能となった

「くらえっ。アトミックバースト」
「あいたた!」

ナナカの攻撃がレゾンに放たれる。

「火龍の逆鱗。レイジングノヴァ」
「いたいよ~」

ナナカのEx Explosionによって、STUNが大幅に削られた。




HP:983543↓4276

54ガイ(炎)Lv.3:688F(場外)(気絶中)x42
54レゾン(雷)Lv.2:675F↑40(場外)
セーナ(光)Lv.3:824F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:657F(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:750F(場外)

EX:-262%↑12
STUN:4


味方

HP:9755

50シン A+(闇)Lv.5:53F
50ナナカ A+(炎)Lv.3:80F↑80
63聖沙 A+(雷)Lv.3:23F
12ロロット A+(水)Lv.3:72F
27浩介 A+(炎)Lv.8:12F

EX:210%↓90
STUN:7
RUSH:56+2
1032%


浩介が行動可能となった。

「そこっ。ファイヤーバング!」
「ぐはぁ!」

浩介の攻撃がアルバートに放たれる。

「俺が行く。おまけだ!」
「くっ」

さらに犬のぬいぐるみのアシスト攻撃がアルバートに炸裂する。

「私を忘れないでくれる? 還元の舞」
「ぐはぁ!」

さらに神楽のアシストアタックが炸裂する。
これによって、浩介のダメージ分HPが回復した。




HP:970772↓12771

54ガイ(炎)Lv.3:688F(場外)(気絶中)x30
54レゾン(雷)Lv.2:663F(場外)
セーナ(光)Lv.3:812F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:655F↑10(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:738F(場外)

EX:-258%↑4
STUN:2


味方

HP:12971↑3216

50シン A+(闇)Lv.5:41F
50ナナカ A+(炎)Lv.3:68F
63聖沙 A+(雷)Lv.3:11F
12ロロット A+(水)Lv.3:60F
60浩介 A+(炎)Lv.8:80F↑80

EX:228%↑18
STUN:7
RUSH:58+2
689%


聖沙が行動可能となった。

CRITICAL!

「もらったわ。ライトニングシュータ―」
「ぐはぁ!」

聖沙の攻撃がアルバートに放たれる。

「お任せあれ。国津神の息吹」
「…なかなかの攻めだ」

紫央のアシスト攻撃がアルバートに炸裂する。

「そんな…ばかな…」

アルバートは気絶状態となった。




HP:966732↓4040

54ガイ(炎)Lv.3:688F(場外)(気絶中)x19
54レゾン(雷)Lv.2:652F(場外)
セーナ(光)Lv.3:801F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:644F↑40(場外)(気絶中)x50
18ルージュ(闇)Lv.2:727F(場外)

EX:-246%↑12
STUN:9


味方

HP:12971

50シン A+(闇)Lv.5:30F
50ナナカ A+(炎)Lv.3:57F
28聖沙 A+(雷)Lv.3:55F↑55
12ロロット A+(水)Lv.3:49F
60浩介 A+(炎)Lv.8:69F

EX:246%↑18
STUN:7
RUSH:60+2
725%


シンが行動可能となった。

「まだまだ。アビスブレイカー」
「あいたた!」

シンの攻撃がレゾンに放たれる。

「呼ばれて飛び出た林檎の実。エクストラアタック」
「いたいよ~」

パッキーアシスト攻撃がレゾンに炸裂する。




HP:962179↓3553

54ガイ(炎)Lv.3:677F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:652F↑30(場外)
セーナ(光)Lv.3:771F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:644F(場外)(気絶中)x20
18ルージュ(闇)Lv.2:697F(場外)

EX:-244%↑2
STUN:7


味方

HP:12971

88シン A+(闇)Lv.5:75F↑75
50ナナカ A+(炎)Lv.3:27F
28聖沙 A+(雷)Lv.3:25F
12ロロット A+(水)Lv.3:19F
60浩介 A+(炎)Lv.8:39F

EX:264%↑18
STUN:7
RUSH:62+2
1019%


ロロットが行動可能となった。

「それーっ。清浄なるせせらぎ」
「あいた」

ロロットの攻撃がガイに放たれる。

「お守り致します。ダブルショット」
「くそっ」

さらにリースリング遠山のアシスト攻撃がガイに炸裂する。




HP:960106↓2073

54ガイ(炎)Lv.3:698F↑40(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:633F(場外)
セーナ(光)Lv.3:752F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:644F(場外)(気絶中)x1
18ルージュ(闇)Lv.2:678F(場外)

EX:-242%↑2
STUN:5


味方

HP:12971

88シン A+(闇)Lv.5:56F
50ナナカ A+(炎)Lv.3:8F
28聖沙 A+(雷)Lv.3:6F
50ロロット A+(水)Lv.3:60F↑60
60浩介 A+(炎)Lv.8:20F

EX:282%↑18
STUN:7
RUSH:65+2
810%


聖沙が行動可能となった。

「当たって。ライトニングシュータ―」
「ぐはぁ」

聖沙の攻撃がアルバートに放たれる。

「成敗いたす。国津神の息吹」
「くっ」

さらに紫央のアシスト攻撃がアルバートに炸裂する。




HP:957780↓2326

54ガイ(炎)Lv.3:692F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:627F(場外)
セーナ(光)Lv.3:746F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:679F↑40(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:672F(場外)

EX:-240%↑2
STUN:3


味方

HP:12971

88シン A+(闇)Lv.5:50F
50ナナカ A+(炎)Lv.3:2F
93聖沙 A+(雷)Lv.3:55F↑55
50ロロット A+(水)Lv.3:54F
60浩介 A+(炎)Lv.8:14F

EX:300%↑18
STUN:7
RUSH:67+2
844%


ナナカが行動可能となった。

「いけえっ。アトミックバースト」
「あたっ」

ナナカの攻撃がレゾンに炸裂する。




HP:956230↓1550

54ガイ(炎)Lv.3:690F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:665F↑40(場外)
セーナ(光)Lv.3:744F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:677F(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:670F(場外)

EX:-238%↑2
STUN:2


味方

HP:12971

88シン A+(闇)Lv.5:48F
50ナナカ A+(炎)Lv.3:85F↑85
93聖沙 A+(雷)Lv.3:53F
50ロロット A+(水)Lv.3:52F
60浩介 A+(炎)Lv.8:12F

EX:300%
STUN:7
RUSH:68+2
1340%


浩介が行動可能となった。

「喰らいな。炎天灼熱地獄」
「あいたた!」

浩介の攻撃がレゾンに放たれる。

「我が武闘、受けてみよ。高の月武術、散!」
「いたいよ~」

浩介のEx Explosionがレゾンに炸裂する。

「相棒の名の下に。切り裂け」
「あたっ」

犬のぬいぐるみのアシスト攻撃がレゾンに繰り出される。

「私を忘れてもらっては困るわね。全てを還元する舞」
「いたいよ~」

さらに神楽のアシスト攻撃がレゾンに炸裂する。
これによってダメージ分、味方のHPが回復した。

「うぅぅ……星がみえる~よ~~~」

レゾンは気絶状態になった。




HP:919699↓36531

54ガイ(炎)Lv.3:678F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:693F↑40(場外)(気絶中)x50
セーナ(光)Lv.3:732F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:665F(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:658F(場外)

EX:-216%↑22
STUN:8


味方

HP:19094↑6123

88シン A+(闇)Lv.5:36F
50ナナカ A+(炎)Lv.3:73F
93聖沙 A+(雷)Lv.3:41F
50ロロット A+(水)Lv.3:40F
93浩介 A+(炎)Lv.8:80F↑80

EX:220%↓80
STUN:7
RUSH:72+2
840%


シンが行動可能となった。

CRITICAL!

「隙だらけだよ。アビスブレイカー」
「くっ」

シンの攻撃がアルバートに放たれる。

「星と共に集え。流星降臨」
「じゃじゃーん。ホームラン」
「ぐはぁ!」
「サリーちゃん登場。会心の一撃」
「ぐはっ」
「戦場は血が騒ぐ。ダイナミックガンアクション」
「くっ!」
「オイタしちゃうわよ。二千本桜」
「…なかなかの攻めだ」
「オデ、友達。エーテルスカベンジャー」
「ぐはぁ!」
「パースタちゃーん。怒りの鉄拳制裁」
「ぐはっ」
「魔王の名の下に。魔王を支援せよ」
「くっ」
「私に任せろ。光の祝福」
「…なかなかの攻めだ」

シンのEx Cooperateによってアルバートに集中砲火が浴びせられた。

「行くぜ魔王様。エクストラアタック」
「ぐはぁ!」

さらにパッキーのアシスト攻撃がアルバートに炸裂する。

「…痺れ?……しまった!」

アルバートは気絶状態になった。




HP:825057↓94642

54ガイ(炎)Lv.3:642F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:693F(場外)(気絶中)x14
セーナ(光)Lv.3:696F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:659F↑30(場外)(気絶中)x50
18ルージュ(闇)Lv.2:622F(場外)

EX:-216%↑12
STUN:7


味方

HP:37064↑16970

88シン A+(闇)Lv.5:65F↑65
50ナナカ A+(炎)Lv.3:4F↓33
93聖沙 A+(雷)Lv.3:4F↓1
50ロロット A+(水)Lv.3:4F
93浩介 A+(水)Lv.8:4F↓40

EX:278%↑58
STUN:7
RUSH:83+2
1354%


ユニゾン!

ナナカと聖沙とロロットに浩介がユニゾンとなった。

「霊力を高めます」

四人は詠唱を開始した。




HP:825057

54ガイ(炎)Lv.3:638F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:693F(場外)(気絶中)x10
セーナ(光)Lv.3:692F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:659F(場外)(気絶中)x46
18ルージュ(闇)Lv.2:618F(場外)

EX:-216%
STUN:7


味方

HP:37064

88シン A+(闇)Lv.5:61F
50ナナカ A+(炎)Lv.5:20F↑20
93聖沙 A+(雷)Lv.5:20F↑20
50ロロット A+(水)Lv.5:20F↑20
93浩介 A+(水)Lv.10:20F↑20

EX:283%↑5
STUN:7
RUSH:83+2
――%


ユニゾン!

ナナカと聖沙とロロットに浩介がユニゾンとなった。

「期待には答えるぞ」

ユニゾンリーダーは浩介だ。

「おうっ。劫火爆裂砕」
「ひゃっ!」

ナナカの攻撃がルージュに放たれる。

「滾れ、魂の炎。ヴォルケインメルトスウォーム」
「……」

ナナカのEx Meltdownがルージュに炸裂する。
これによって敵のSTUNが大幅に削られた。

「逃がさない。ボルトメガストリーム」

CRITICAL!

「……」

聖沙の攻撃がルージュに放たれる。

「次元を超えて。ディメンショナルウェーヴ」
「きゃっ!」

聖沙のEX BlastHzがルージュに炸裂する。
これによって敵のSTUNが大幅に削られた。

「不浄な輩め。天津神の砌」
「……」

さらに紫央のアシスト攻撃がルージュに炸裂する。

「観念しなさいっ。永結の黙示録!」
「……」

ロロットの攻撃がルージュに放たれる。

「お下がりください。精密射撃」
「ひゃっ!」

さらにリースリング遠山のアシスト攻撃がルージュに繰り出される。

「捉えた。アクアノイスト!」

CRITICAL!

「きゃっ!」

浩介の攻撃がルージュに繰り出される。

「僕の力、受け切れるか? 高の月武術、鎮」
「ひゃっ!」

浩介のEx Barrageによって、ルージュは強制的に気絶状態となった。

「見なさい。還元の舞」
「……」

神楽のアシスト攻撃によって浩介の与えたダメージ分、味方のHPが回復した。

「浩介殿! 一刀両断拳」
「きゃっ!」

さらに犬のぬいぐるみのアシスト攻撃がルージュに炸裂する。

「これが我が最強の一撃。グラシアルエッジ」
「ひゃっ!」

浩介の渾身の一撃がルージュを襲った。

「……!!」

ルージュは気絶状態となった。




HP:182223↓642834

54ガイ(炎)Lv.3:618F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:683F(場外)
セーナ(光)Lv.3:672F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:659F(場外)(気絶中)x26
18ルージュ(闇)Lv.2:845F↑227(場外)(気絶中)x150

EX:-128%↑88
STUN:5


味方

HP:125865↑88801

88シン A+(闇)Lv.5:41F
88ナナカ A+(炎)Lv.5:80F↑80
58聖沙 A+(雷)Lv.5:55F↑55
88ロロット A+(水)Lv.5:100F↑100
26浩介 A+(水)Lv.10:80F↑80

EX:283%
STUN:7
RUSH:99+9
1528%


シンが行動可能となった。

CRITICAL!

「隙だらけだよ。アビスブレイカー」
「いたいよ~」

シンの攻撃がレゾンに放たれる。

「星と共に集え。流星降臨」
「じゃじゃーん。ホームラン」
「あたっ」
「アタシにお任せ。会心の一撃」
「あいたた!」
「戦場は血が騒ぐ。ダイナミックガンアクション」
「いたいよ~」
「覚悟めされよ。神速の祝詞」
「あいたた!」
「俺に任せろ。サームライ」
「あたっ」
「牛丼、食べる。ライスいただき」
「いたいよ~」
「バイラス、許せん。怒りの鉄拳制裁!」
「あいたた!」
「ご奉仕するにゃん。うにゃにゃにゃにゃー」
「あたっ」
「行きますよ。シャドウリアクター」
「お前を守る。光の祝福」
「いたいよ~」

シンのEX Cooperateによって、レゾンは集中砲火を浴びる。

「呼ばれて飛び出た林檎の実。エクストラアタック!」
「あいたた!」

さらにパッキーのアシスト攻撃がレゾンに炸裂する。

「うぅぅ……星がみえる~よ~~~」

レゾンは気絶状態となった。




HP:25947↓156276

54ガイ(炎)Lv.3:577F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:672F↑30(場外)(気絶中)x50
セーナ(光)Lv.3:631F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:644F(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:845F(場外)(気絶中)x109

EX:-116%↑12
STUN:2


味方

HP:142602↑16737

26シン A+(闇)Lv.5:65F↑65
88ナナカ A+(炎)Lv.3:14F↓25
58聖沙 A+(雷)Lv.3:14F
88ロロット A+(水)Lv.3:14F↓45
26浩介 A+(炎)Lv.8:14F↓25

EX:300%↑17
STUN:7
RUSH:116+9
2006%


ユニゾン!

ナナカと聖沙とロロットに浩介がユニゾンとなった。

「これでこっちのものよ」

ナナカたちは詠唱を開始した。




HP:25947

54ガイ(炎)Lv.3:563F(場外)
54レゾン(雷)Lv.2:672F(場外)(気絶中)x36
セーナ(光)Lv.3:617F(場外)
54アルバート(雷)Lv.4:630F(場外)
18ルージュ(闇)Lv.2:845F(場外)(気絶中)x95

EX:-116%
STUN:2


味方

HP:142602

26シン A+(闇)Lv.5:41F
88ナナカ A+(炎)Lv.5:20F↑20
58聖沙 A+(雷)Lv.5:20F↑20
88ロロット A+(水)Lv.5:20F↑20
26浩介 A+(炎)Lv.10:20F↑20

EX:300%
STUN:7
RUSH:116+9
――%


ユニゾン!

ナナカと聖沙とロロットに浩介がユニゾンとなった。

「仕方がない。やるか」

ユニゾンリーダーは浩介だ。

CRITICAL!

「どおーっ。アルティメットフレア!」

FINISH!

「あたっ」

ナナカの攻撃がレゾンに放たれる。

「滾れ、魂の炎。煉獄の激憤」
「いたいよ~」

ナナカのEx Meltdownが炸裂する。

CRITICAL!

「終わりよ。ボルトメガストリーム!」
「あいたた!」

聖沙の攻撃がレゾンに放たれる。

「迅雷の旋律。次元を超えて」
「あたっ」

聖沙のEX BlastHzによって大幅にSTUNが削られた。

「叩き切る。国津神の息吹」
「いたいよ~」

さらに紫央のアシスト攻撃がレゾンに炸裂する。

CRITICAL!

「痛いですよ? 氷結の黙示録」
「あいたた!」

ロロットの攻撃がレゾンに放たれる。

「お守り致します。ダブルショット」
「あたっ」

さらにリースリング遠山のアシスト攻撃がレゾンに炸裂する。

「甘いっ。スターオブファイヤー!」
「いたいよ~」

浩介の攻撃がレゾンに炸裂する。

「全てを終わらせる終焉の光。プリマテリアライズ・オーバードライブ!」
「あいたた!」

浩介のEx Endがレゾンに炸裂した。

「この私を忘れないでくれる? すべての力よ、我が下に還元せよ!」

神楽のアシストによって、浩介の与えたダメージ分味方のHPが回復した。

「行くぞ、浩介様。ダイナミックスマッシュ」
「あたっ」

さらに犬のぬいぐるみのアシスト攻撃がレゾンに炸裂する。

「一点集中。炎よ、全てを星と変えよ!」
「いたいよ~」

浩介の渾身の一撃がレゾンを襲う。

「ありゃありゃ……負けちゃったか~」




HP:0↓3007192


味方

HP:262128↑119526

EX:155%↓145
RUSH:131+9
3320%

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第35話 続・勧誘

放課後、僕たちはいつものように部室へと来ていた。
チラシを配りまわったこともあり、もしかしたら部活の見学に来る人がいるかもしれない。
少ない確率ではあるが、それにかけるしかなかった。
なのだが……

「さあ、これを着るのよ!」
「……」

部室のドアを開けると仁王立ちで立っている山田先生が僕の前に掲げられた執事服に、僕は言葉を失っていた。

「何故ですか?」
「それはね、時代がこれを求めてるからよ!」

意味が分からなかった。

「いい? メイドと執事はセットなの。ほら、あそこを見なさい!」

そう言って山田先生がドアの前から離れることで、ようやく中の様子がはっきりと見えた。

「ねえねえ浩君。似合ってる?」
「…………何をやってるんだ? お前らは」

目の前の光景に、僕は思わずそう尋ねてしまった。
今の僕はさぞかし間抜けな表情を浮かべているだろう。
なぜなら、そこにはメイド服姿の唯に律たちの姿があったのだから。

「律ちゃん隊員、浩君が無視するであります!」
「怯むな、唯隊員。もう一度アタックするんだっ!」

そんな僕の驚きをよそに、唯と律は芝居じみた会話を交わしていた。

「浩君、似合うかな?」
「似合ってる。十分なほどに似合ってるから、事情を説明して!」
「実はね、山中先生が着ろって言ってきたから着てみたら気に入っちゃったの♪」

僕の投げやりな返事に『何、その投げやりな感想は』と、頬を膨らませながら不満げにつぶやく唯をしり目に、ムギが説明してくれた。

(どうすれば気に入るというプロセスになるんだ?)

軽音部に所属して一年。
まだまだ僕にもわからない彼女たちのプロセスの組み方は、僕にとっては大きな謎だった。

「さあ、高月君も着るのよ。さもないと、私が着させるわよ」

眼鏡を怪しく光らせながら、グヘヘヘと不気味な笑みを浮かべる山中先生の雰囲気は本当にやりかねない物だった。

「分かりました。着ましょう」

僕は貞操を守るため、山中先生から執事服一式を受け取るとそれに着替えるべく部室を後にするのであった。



















「……着ました」
「うん、やっぱり浩介には執事服が似合うな~」
「似合ってるよ、浩君」
「まるで本物の執事みたい」

うんうんと頷きながら感想を口にする律と、屈託のない笑みで感想を言ってくる唯に、称賛の声を送るムギに僕は喜んでいいのかそれとも悲しむべきなのか、複雑な心境だった。

「そう言えば、山中先生は?」
「あー、さわちゃんだったら――」

僕の疑問に律が答えようとしたところで声が聞こえてきた。

「さぁ、着ねえ子はいねがぁ!」
「ひぃぃぃ!!?」

山中先生の声に続いて女子生徒の声が聞こえた。

「……な?」
「そう言うことか」

今、この場にいない部員が餌食になってしまったようだ。
ひとまず僕は心の中で手を合わせることにした。
助ける気はない。
というか、そんなことをしたら僕まで巻き込まれる。
”触らぬ神に祟りなし”だ。

(そうだ。アンプの調子でも確認しておくか)

そんな中、僕はアンプの調子を確認するべくギターを取り出してアンプにつなげた。

「あれ、浩君演奏するの?」
「いや、アンプの調子を確認するだけ。明日は大事なライブだし、肝心な時に演奏できなくなるのだけは避けないといけないから」

僕のそんな行動に首をかしげて聞いてきた唯に説明するが、”大変だね”というだけで特に何かをする気はないようだ。
そんなこんなで、僕だけでアンプの調子をすることとなった。
ギターの弦を適当に弾いていく。

「おい、嘘だろ……」

軽く弾いたがアンプから音がしない。
ボリュームのつまみもMINの位置ではないので、考えられるのは”アンプの故障”だった。

(仕方ない修理でもするか)

幸い、僕はアンプを直したことがあるため、できないことではなかった。
僕はアンプの裏側のふたを外して中の基盤を確認すると、故障の原因である場所を探した。

(ここの部品だったら何とかなりそうだ)

すぐに壊れていた箇所を見つけると、いつも持ち歩いている部品が入った箱の中から同じ系統の部品を取り出すと、それを取り付けていく。

「あ、お客さんだ」

そんな僕を先ほどから興味深げに見ていた唯はドアのノック音に気づくとドアの方に向かって立った。

「こんにちは」
「いらっしゃいませ~」

部室を訪れたのは唯の妹の憂だったが、唯はまるで喫茶店のようなノリで迎えた。

「お、お姉ちゃん!?」
「お、憂ちゃん」
「もしかして軽音部に?」

姉の姿に驚きを隠せない憂に、律とムギが声を掛けていく。
僕も一旦作業を止めて立ち上がると彼女の方に向かい合う。

「律さんに紬さんに浩介さんまで!?」

そんな僕たちの服装に憂はさらに驚くが、先ほどから二人の気配がこっちの方に近づいてきてるのを僕は見逃さなかった。

「あ、二人ともそこ退いた方がいいよ」
「え? どうしてです―――」
「助けてぇぇぇぇっ!!!!」

憂が言い切るよりも早く必至に抵抗している澪を引きずりながら凄まじい速度でかけていく山中先生が二人のわきを通って外へと出て行った。

「さあ入って入って。歓迎するよん」

そして、それをなんでもないという風にスルーする律はある意味大物だと感じさせられた。

「そ、それよりも今のって」
「抵抗してたのが裏目に出たか」

困惑を隠せない憂と同じく新入生で左右に髪を束ねている女子生徒をしり目に、僕はそう漏らすと再びアンプの修理に取り掛かった。
二人は先ほどのことは気にしないことにしたらしく、唯に導かれるがまま席に着いた。

「先生クリスマスから人に服を着せるのが癖になっちゃったみたいで」
「そうなんだ」

年が明けて早々にコスプレをさせられたときは驚いたものだ。

「あ、うちのお姉ちゃんで唯です」
「平沢唯です。あ、まお茶を持っていくね」

憂の紹介に自己紹介をした唯は先輩としていいところを見せなくてはと思ったのか、それともただの親切心からなのかそう口にする。

「これを持っていけばいいんだよね?」
「熱いから気を付けてね」

唯の問いかけに、ムギが注意を促す。

「熱っ!?」
「だ、大丈夫?」
「お、お姉ちゃん!?」

唯に尋ねるムギと心配そうに声を上げる憂の雰囲気に圧されて、僕は作業を止めると唯の方へと向かっていく。

「頼むから転ぶなよ?」
「大丈夫だよ、浩君!」

どこから湧いてくるのかわからないが、自信満々に返事をすると、唯はティーカップが乗せられたトレイを手にして歩き出した。

「お、お……あわ……あわわわわ!?」

その手は最初は静かに震えだし、しまいには大きく震えた。
とてもではないが危なっかしい。
僕は唯から距離を取ろうと後ろに下がる。

「危ない!」
「あ、ありがとう憂ちゃん」

今にもティーカップを落としそうな様子の唯に、憂は腕をつかむことで最悪の事態を免れた。

「良かった~、けがをしなくて」

憂は怪我をしている人(主に唯だが)がいなかったことに、ほっと胸をなでおろしている。
とはいえ、

「おい………」
「あ、浩介……さん」

僕の頭にあるティーカップがなければ完全に良かったのだが。

「もしかして、狙ってないか?」
「ね、狙ってなんかいないでありますよ!?」

僕のジト目に、唯は非常におかしな口調で答えた。

「だ、大丈夫ですか? 浩介さん」
「痛い。それと、熱い」

若干及び腰な様子の宇井の問いかけに、僕は思わずハードボイルドな声が出てしまった。

「ティーカップが割れなくてよかったよ」
「それはいいんだけど、頭大丈夫?」
「あはは……ちょっと冷やしてくる」

燃えるほど熱い紅茶をかぶった僕は、心配そうに聞いてくるムギに、僕は苦笑しながらいったん部室を後にした。
それから数分後、頭を文字通り冷やした僕は軽音部の部室に戻った。
ちなみに唯はというと

「お姉ちゃんは座ってて。あとは私の方でやるから」

憂によって椅子に座らされていた。

(下級生にお茶を配膳することになる上級生って)

僕はそこで考えるのをやめた。
いくら何でも唯に失礼なような気がしたからだ。
僕は再びアンプの修理に取り掛かることにした。

「紹介するね。部長の田井中律さん」
「どうも、部長の田井中律。よろしく」

かっこよく見せようと、いつもよりボーイッシュに自己紹介をする律。
そんな彼女の様子に、もう一人の新入生がかっこいい人だと漏らす。

「ちょっと、律!」
「ん?」

そんな律を尋ねてきたのは生徒会役員の真鍋さんだった。
声色は少しばかり怒りが混じっているような気がした。

「講堂の使用申請がまた出ていないじゃない! このままだと講堂が使えなくなるよ!」
「あ、そうだった!?」

(またかよ)

律と唯のやり取りに、僕は心の中でため息をついた。
部活申請用紙の時にも同じことをしていたような気が……

「すみませんすみません!」

先ほどまでのかっこよさはどこへやら、謝り続けている律の姿は実にあれだった。

「それで、こちらが琴吹紬さん」

そんな律たちをしり目に、部員の紹介を続ける憂はある意味大物なのかもしれない。

「初めまして。騒がしくてごめんね」
「あ、いえ」

おっとりとして温厚そうなムギの印象は、新入生にも伝わったようで”優しそうな人だね”と漏らしていた。

「大体、その恰好は何よ!」
「律ちゃんったら」

尤も、律と和の絡みにうっとりとしたような声を出している時点でそれも半減しそうな気もするが。

「そして、あそこにいる人が高月浩介さん」
「高月浩介だ。よろしく」

修理をしている手を休めて、新入生の元まで向かうとそう言いながら、新入生に手を差し伸べる。

「ど、どうも」

そして握手を交わした。

(昼休みの彼女ほどではないけど、ギターとかに触れているみたい)

握手をしながら僕は得られた情報を頭の中で整理する。
僕はまだ終わっていないアンプの修理をするべくアンプの元へと向かうが、後ろの方で”かっこいい人だね”という声が聞こえたのは僕の幻聴だろう。

「それで、最後が……あれ?」

まだ紹介していない澪の姿を探すが、部室内のどこにも見当たらないので、困惑したような声を上げる。

「もしかして、あそこにいる人?」
「う、うん。秋山澪さん。とても恥ずかしがり屋なの」

僕はアンプの修理を終え、ふたを閉める終えてからドアの方に視線を向けると、ドアから顔だけを出して顔を赤らめながら僕たちを見ている澪の姿があった。

「そんなところにいないで入ってこいよ」
「いや。笑うもん」

律が促すが澪はさらに顔を引っ込めてしまった。

「笑いませんよ。似合ってますし」
「ほ、本当?」

憂に言われて安心したのかようやく部室内に入ってきた澪は唯たちが着ているメイド服だった。

「「か、かわいい」」

思わずそう漏らしてしまう新入生の二人の反応も正しいものだった。
そんな二人に迫る魔の手に二人は気付いていない。

「…………」
「あの、この人は?」
「山中さわ子先生。軽音部の顧問」

睨みつけるように憂と新入生を見比べる山中先生の様子に、困惑した様子で問いかける新入生に同じく憂も困惑した様子で答えた

「貴方たち」
「は、はい!?」

山中先生の呼びかけに、二人は体を震わせながら返事をする。
そんな二人の前に後ろに隠していたメイド服を掲げると

「着てみない?」

と声を掛けた。
返事はもちろん

「「結構です」」

だった。










それからしばらくして、演奏をすることになり各々が準備を始める。
僕はギターをアンプにつなげて準備を整えていた。

「何だかかっこいいかも!」

女子生徒のその言葉はある意味僕には救いの言葉にも見えた。

(彼女は”かっこいい”のが好きなのだろうか?)

そんな疑問を抱くが、僕はそれを頭の片隅へと追いやることにした。
今は演奏をしっかりとすることに意識を集中させるためだ。
だが、

「澪ちゃん、ストラップが引っ掛かる」
「私も」
「裾が邪魔でペダルが踏みずらい」
「………袖が……あ、大丈夫か」

唯をきっかけに次々に不満を口にし始めた。

「だぁっ! 演奏しづらい!」
「誰だ、この服を着ようと言い出したのはっ!!」

ついに律が癇癪を起こした。
ちなみに、主犯は用があるとのことで部室を去っていった。

「着替えよう!」
「賛成~!」

そして、僕を除くみんなは服を着替えるため音楽室とここをつなぐ通路のドアを開けて中に入っていった。

「いい度胸してるよな。お前ら」
「あ、あはは……」

僕は叫びたくなるのを必死にこらえながら口を開いた。
そんな僕に返ってくる苦笑がとても痛かった。

「結局ジャージになりました」

着替えたのは良かったのだが、なぜかジャージに着替えていた。

(分からない、全く分からない)

ジャージを着る理由が僕には見当がつかなかった。

「早くやるよ。時は金なりだ」
「分かってるって。浩介、ちょっと退いて」

僕の促しに律は頷くと退くようにジェスチャー交じりで行ってきた。

「分かった」
「よしっ! 唯!」
「あいよ!」

僕が横に避けると、律は唯に声を掛けた。
掛けられた唯はその場でくの字に頭を下げる。

(一体何をする気だ?)

「いいよー」
「よし、行くぞっ!」

唯の合図に律は宣言をして駆け出した。
そして唯の背中に手をついて唯を飛び越えた。
清々しい笑顔で見事に飛び越えた律は華麗に着地した。
まさに素晴らしいフォームだった。

「次、ムギだぞ!」
「おー!」

そのやり取りを見ていて、僕の中で何かが切れた。

「あたっ!?」
「練習をしろ、練習を!!」

この間完成した”ハリセンmark26”(25まですべて破損のため役目を終えた)で二人の頭を軽く叩いた。
それからものの数分で全員は演奏の準備を整えた。

「それじゃ、行くぞ」
「うん」

律の呼びかけに頷いた唯はレスポールの弦を軽くストロークさせ甘く太い音を上げた。

「お、かっこいい!」

(やっぱりかっこいいものが好きなんだ)

目の前の女子生徒の好みがなんとなく把握できてしまった。
それはともかく、これから始まる演奏は絶好のアピールチャンスだ。
ここで素晴らしい演奏をすれば、目の前の女子生徒の入部の可能性は上がるだろう。

(よし、ここは気を引き締めよう。正体がばれるとかそんなのはここでは忘れよう)

僕も本気で演奏をすることにした。
ちなみに、いつもは全力で演奏をしているがそれでもある程度手を抜いている。
とはいえ、それでも人から見ればうまいという分類になるわけだが。
閑話休題。
そして律がスティック同士を打ち鳴らすことでリズムコールを行う。
そして始まった曲は初めてのオリジナル曲でもある『ふわふわ|時間《タイム》』だ。
なのだが、一言で言うならば、最悪だった。
律のリズムキープはめちゃくちゃで、もはや清々しいほどのヨレ方だった。
ドラムはある意味リズム面ではリーダー格の存在。
そのリズムが狂ってしまえば、リズムを聞いて演奏をするパートもめちゃくちゃになるのは当然のことだ。
それは基礎がしっかりとしていない家のように、ちょっとした衝撃があっただけでも崩れるようなものだ。
とはいえ、唯の方も所々コードを間違えたりしていたり、ベースも若干ではあるが弱かったり僕の方も空回りしだしていて音にムラガできていたりと、全体がおかしかった。


(あはは、もうこれは無理かも)

僕にはもう結果が見えてしまったような気がした。
それでも、この演奏で良かったことと言えば”最後まで諦めずに弾ききることができた”ことだろう。










「ちゃんとした演奏を見せてあげられなくてごめんね」
「いつもはちゃんとやってるんだよ」

女子生徒に謝る唯に、フォローを口にする澪。

「そうだっけ?」
「そうだろうが」

そんな澪のフォローも唯の一言で無になったが。

「とにかく、明日ライブをするからぜひ見に来てね」
「ぜひ、わが軽音部に清き一票を」
「選挙か!」

ムギの言葉に続いて口を開いた律に、僕はそうツッコんだ。

「は、はい」

(あー、やっぱり駄目だったか)

女子生徒の表情が曇ったのを見た僕は、彼女が入部する可能性が限りなくゼロに近いということを悟った。

「そ、それじゃあ行こうか」

それは憂も同じだったようで、誤魔化すように女子生徒に声を掛けると唯に先に帰っていることを告げて、僕たちに一礼すると女子生徒と共に部室を後にした。

「ふぅ……」

二人を見届けると誰かがゆっくりと息を吐き出した。

「浩君、明日も来てくれるかな?」
「さ、さあ?」

”可能性は低い”とは言えずとぼけることしかできなかった。
そんな自分の弱いところがとても恨めしかった。

「いよぉし、明日のライブ成功させるぞ!!」
「「「「おー!」」」」

とはいえ、ライブに向けてさらに士気が高められたのだとすれば、それはそれでもいいかと思う僕なのであった。

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『けいおん!~軽音部と月の加護を受けし者~』最新話を掲載

こんばんは、TRcrantです。

お待たせしました。
本日、『けいおん!~軽音部と月の加護を受けし者~』の最新話を掲載しました。
2年生編のかなめでもある勧誘の話となります。
そして、今回はあの人物が登場します。

さて、先日は大変失礼しました。
すでに掲載していることを忘れて掲載してしまいました。
今後は確認作業を徹底し、再発の防止に努めたいと思います。


それでは、これにて失礼します。

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第34話 勧誘

「軽音部です。興味があったら3階の音楽準備室に来てください」
「あ、ありがとうございます」

僕は屋外で地道ではあるが、チラシを配って回る。
これで既に十人以上の新入生にチラシを配ることができた。

(ふぅ、やりがいがあるしいいね)

僕にとってチラシ配りは苦になるのではと考えていたが、どうやらそれは僕の思い過ごしだったようだ。
何せ、それほど苦にはならないのだから。
逆に、楽しくなってくるほどだ。
とはいえ、大変なことはいろいろあるが。
それが、

「この俺をぜひ軽音部に入部させてください!」

と、自ら志願してくる男子の新入生だ。
別に、志願してくるのはありがたい。
ありがたいのだが、

「どのパートを希望するのかな?」
「ギターです! 俺、自慢ではないんですがジュニアコンクールで賞を取ったんです!」

このように自慢してくることだ。
コンクールで賞を取ったのが本当か否かは定かではないが、こういうタイプの人間ははっきり言って鬱陶しい。
要するに、自分は特別(もしくはエリート)だと思い込んでいるタイプだ。
こういう人間が軽音部に入部すれば部としてはマイナスだ。

(それに、こいつギターなんて簡単なのしか弾けないし)

僕たち高月家はある事情から人の嘘にはかなり注意しなければいけない。
そのために、高月家の人は全員が読心術を会得させられている。
その読心術はほんの少しだけ意識を集中すればいいだけのこと。
嘘をついているときの感覚というのは、実は僕にもよくわからない。
ただ、”こいつは嘘をついている!”というのが直観という形で伝わってくるのだ。
だが、これでも僕の場合は8割の確率で正確に読み解いている。
残りの2割は心を巧みに読ませないようにする相手が主だが、そのような人物はここにはなかなか存在しない。
というか、ここにいたほうが驚きだ。

「ギターか……」

僕は、あえて考え込む仕草を取る。

「ごめんね、ギターは今足りているんだ。ジャズ研とかはどうかな? きっと君にぴったり合うと思うよ」

申し訳なさそうな演技をしながら男子生徒に断りを入れる。
大抵の場合は、これで納得してくれる。
だが、中には

「なっ!? この俺よりも下手な奴なんて辞めさせて俺を入れろ! いいか? 俺の遠い親戚のおじさんは国会議員なんだ! お前の存在なんてすぐに消せるんだからなっ!!」

などと、ばかげた妄想を垂れ流して脅しをかけるバカがいる。
ちなみに、今の男子生徒の発言も嘘だ。
こういう時の私の対応は。

「黙れ」

と殺気を強めに込めて言うだけ。

「っ!?!?!?!?」

それだけで先ほどまでの威勢はどこへやら、ヨナヨナと力なく地面に崩れ落ちるとそのまま失神した。

(やれやれ、変な奴もいるもんだ)

ため息交じりに心の中でつぶやくと、僕は生徒手帳を拝借して男子生徒の名前とクラスを確認する。

(この男は要注意人物だな)

僕は失神している男子生徒を要注意人物にするとその場を後にした。










そんな勧誘活動だが、時間が経つにつれて相手の反応が変わり始めた。

「軽音部です。もし興味があったら3階の音楽準備室まで来てね」

僕が声を掛けたのは二人組の女子生徒だった。

「ねえ、軽音部ってあの軽音部?」
「あの変な服を着ていた……」

軽音部の名前を聞いたとたんに二人して何やらこそこそと話し始めた。
二人は小声で話しているのだろうが、僕の耳にはしっかりと聞こえていた。

「あ、ありがとうございます」

そして引き攣った笑みを浮かべてチラシを受け取ると、まるで逃げていくように去っていった。

(これで6人目か)

同じような感じの反応をする新入生が増えてきたのだ。

(変な服っていうことは……)

僕の頭の中には腹黒い笑みを浮かべている山中先生の姿が思い浮かんだ。

(どう考えてもあの人の仕業だよな)

クリスマスのあの一件以来、人に服を着せることが趣味となってしまったらしく、自分が作った服を着せようとしていた。
尤も、その一番の被害者は澪だったりもするが。

(作戦変更。あいつらを回収する)

これ以上傷が大きくなるよりも早く、変な服を着ていると意思われる唯たちを回収することにした。
こうして、僕の唯たちの捜索が始まりを告げた。
もちろん、道中であった新入生にチラシを配ることを忘れない。
だが、やはり大半はこれまでと同じような反応だった。

(変な服って、一体どんな服を着てるんだろう?)

新入生が引くほどなのだから、よっぽどおかしい服なのだろう。

(例えばドレスとか?)

自分の中に浮かんできた服に僕はすぐさま否定する。
いくら何でもドレスはない。
それに引かれるほどおかしくもない。

(だとしたら、ナース服……いや、ここは予想の斜め上を言ってスク水!?)

次々と浮かんでくる服装に、今度は僕の方がダウンした。

(やめよう辞めよう。考えるだけでおかしくなりそうだ)

僕の最優先事項は、唯たちの回収なのだから、服装が何かはどうでもいいことだ。
僕は再び自分を奮い立たせて唯たちの捜索を再開した。

(校舎内とかにいたりして)

そんな可能性を基に、僕は校舎内に移動することにした。
やがて一階部分も残す所、一本の通路のみとなった。
この通路には死角はそれほどないため、今見えなければ、この階には唯たちがいないということになる。
そして、唯の姿はないためやはりこの階ではないようだ。
突き当りの方ではL字になっているがその方向は外につながる通路になるため、中にいるのだとすれば関係がない場所ということになる。

(上に行くか、外を探すか)

重大な決断を迫られた僕だったが、とりあえず廊下の突き当たりまで歩くことにした。

「のわぁ!?」

少し歩いたところで、凄まじい勢いで栗色の髪の女子生徒が僕の横を走り去っていった。

(危ないな……一体どういう神経をしてるんだ?)

先ほどの女子生徒の行動に首をかしげながらも、僕はさらに先に進む。

「きゃ!?」
「っと?!」

今日はすごく驚くなと、どうでもいいことを考えてしまった。
突き当りの方から突然女子生徒が飛び出してきたのだ。
突然のことだったため僕は回避することもできずそのままぶつかってしまい、ぶつかった女子生徒は勢いのあまりしりもちをつく形で後ろの方に飛ばされた。

「おい、大丈夫か?」
「は、はい。すみません」

手を差し伸べながら訊くと、黒髪をツインテールにした謝りながら僕の手を取ったので、僕は軽く引っ張って女子生徒を立ちあがらせた。

(ん? この手の感触は)

手を取った際に感じた感触に、僕は目の前の女子生徒が只者ではないことに気づいた。
指先が若干ではあるが硬かったのだ。
それは、ギターをある程度弾いている人であるということの証だ。

(これは勧誘してみるか)

もしかしたら、すごいあたりを引いたのかもしれないと僕は心の中でほくそ笑む。
それはともかく、気になることが一つあった。

「どうして走ってたんだ?」
「そ、それは――「待てぇっ!!」――ひぃぃ!?」

僕の疑問に答える女子生徒の言葉を遮るようにして声が聞こえたかと思うと、怯えた様子で僕の後ろの方に隠れた。
僕は声のした方に視線を向けてみる。

「な、なんだありゃ!?」

そこにはものすごい勢いでこちらにかけて来る、犬のぬいぐるみの姿があった。

「あの、ぬいぐるみに追いかけられてるんです!」

(ぬいぐるみを着たやつが、か弱い女子生徒を追いかける………これって、変質者!?)

僕の頭の中では、犬のぬいぐるみを着て、女子を追いかけまわす変質者にしか見えなかった。

(しかし、いったい誰が……む)

誰がこのようなことをしているのかと考えをめぐらした時、ある人物の言葉が蘇った。

『そこで俺は思ったわけだ! 先輩としてできることが何かを! ずばり、コスプレをして女子を追いかけて声援を受けることSA!!』

馬鹿げたことを口にしていた慶介の言葉だった。

(まさか、あれは慶介か?)

確かに犬のコスプレをしているし、女子を追いかけている。
それに何より、

(あのバカならやりかねない)

それが一番の理由だった。

「安心しな、変質者はこの僕が始末するから」
「え? 始末?!」

僕はできる限り笑顔を浮かべて、女子生徒を安心させる。
そして犬のぬいぐるみに向き合う。

「浩介! 彼女を捕まえて!」

よりによって慶介はこの僕に変質者の真似事をさせようとしているようだ。

「ったく、忠告したのにわからないやつだな」

心の中では怒りの炎が煮えたぎっているのに、口調はいつも通りの呆れたといったようなものだったのに自分でも驚いていた。

「だったら、お約束通り宇宙の果てまで吹き飛ばしてやろうじゃないか」

いまだに犬のぬいぐるみはその勢いを弱めることを知らない。
だが、それは僕にとっては好都合だった。

「ふぅ……」

大きく息を吐き出しながら、右足を後ろの方に移動させ右腕を後ろ側に振りかぶる。

「高の月武術」

静かに口にしながら、後ろに移動させた足を大きく前方に踏み込ませる。
そして後ろ側に振りかぶっている右腕の手を力強く握りしめる。

「圧っ!!」

その右腕を犬のぬいぐるみが間合いに入ったのを確認して思いっきり前方に突き出した。

――高の月武術。

それは僕が編み出した武術。
自分の力に特徴性を持たせることによって様々な効果を与えることができるものだ。
そして、今の”圧”は、相手の力のかかっている方向を逆向きにして、さらに力のエネルギーを倍にさせるものだ。
これを受けると、どんなに頑丈な者でも、後ろに吹き飛ばされる。
当然だが、これも魔法に分類される。
とはいえ、今のは自分の覇気を基にしているので、厳密には違うが。
閑話休題。
僕の一撃を受けた犬のぬいぐるみは凄まじい速度で吹き飛ばされていった。
少ししてものすごい音が聞こえたような気がしたが、慶介のことだからすぐさま回復するだろう。

「成敗っ」

一人の変質者を退治することができ、僕は清々しい気持ちだった。

「あ、そうだ。君、ちょっといいかな?」
「あ、はい。何ですか?」

そこでふと自分の役割を思い出した僕は、女子生徒を呼び止めると役割を全うすることにした。

「実は僕、軽音部に所属してるんだけど、もしよかったら君もどうかな? これがチラシ」
「は、はぁ」

若干気もそそろと言う感じでチラシを受け取った女子生徒は、これまでのような反応は見られない。

「もし興味があったら覗きに来てみてよ。場所は3階の音楽準備室だから」
「分かりました。ありがとうございます」

丁寧にお辞儀をした女子生徒は、そのまますたすたと去っていった。

(ところで、あいつらはどこにいるんだ?)

僕はその後ろ姿を見ながら再び唯たちの捜索を再開させるのであった。










「昼休みも残りわずか……結局見つからず」

色々な場所を歩き回ったが、おかしな服装の人影は全く見当たらなかった。
それなのに、軽音部の名前を出すと引かれるという反応が続いた。

(早くあいつらを見つけ出さないとすべてがダメになる)

そう思ったところで、ふと僕はあることに気づいた。

(僕ってもしかして、いい感触がないのを唯たちのせいにしてないか?)

いい感触がないのは、単に僕の説明が下手なだけ。
それを唯たちのせいにするというのは、あまりにも最悪な人のやることだろう。

(人の中には自分がいい子で周りが悪だと思わせる偽善者がいるとは聞いたが、僕も人のこと言えないな)

自分の偽善者ぶりに呆れてしまった僕は、唯たちを探すことをやめて部室に戻ることにした。

「あ、浩君」
「あれ、皆戻ってたんだ?」

部室に戻ると、そこには唯たちの姿があった。
その全員の表情には疲労の色が見えた。

「一体皆は何をやってたんだ? というより、律は何で燃え尽きてるわけ?」
「…………自分の胸に訊いてみろ」

なぜか机にぐったりとしている律の姿に疑問を抱いた僕に、律は唸るような声色で答えた。

「実はね、これを着てビラを配ってたんだけど、誰も受け取ってくれなかったんだよ」
「これって、ぬいぐるみ……」

唯が指し示す方向に置かれた物体を確認した僕は、言葉を失った。
なぜなら、そこには例の変質者が着ていた犬のぬいぐるみとそっくりな頭の部分があったからだ。

「この犬のを着てたのって、もしかして……」
「私だよ」

とてつもなくドスの利いた声に、僕は背筋が震えあがった。

「本当に申し訳ありませんでしたっ!!!」

それから土下座をするまでに、それほど時間はかからなかった。





「まったく、ひどい目にあったぞ」
「ごめん、ものすごく馬鹿げたことを口にしているバカたれがいたもんだから、そいつだと思って」

何とか律に許してもらった(とは言っても、ケーキを好きなだけごちそうするという制裁と引き換えにだが)僕に、律がため息交じりにつぶやくので、僕は釈明をした。

「そいつっていったい……ああ、なるほどな」

名前を言ってもいないのに悟られてしまった。
それほどあいつは有名なのだろう。

(良かったな慶介。これでお前は注目の的だ)

まあ、悪い意味でだけど。

「それにしても、疲れるだけで、受け取ってもらえなかったね」
「これは明日のライブで取り返すしかないな」

果たして、明日のライブでどれほどプラスに転じさせられるのか。
絶望的な状態ではあるが、僕は奇跡にかけてみることにした。

「あのー、これなんてどうかしら?」

そんな僕たちに、ある種の元凶である山中先生が声を掛けてきた。
その手には執事服とメイド服が合った。

「さあ、午後の授業が始まるぞ」
「そうだね、とっとと戻るか」

四人は音楽室と音楽準備室の連絡通路の方へと着替えるために向かい、僕は四人が戻ってくるのを待つことにした。

「あの、無視だけはやめて」

(もう少しちゃんとしたのは用意できないのだろうか?)

思わず頭を抱えたくなるのを必死にこらえた。
そして、着替え終わった唯たちと共に、ぬいぐるみを(適当に)片づけると山中先生を教室に残して部室を後にした。

「お願いだから、無視だけはやめて~!!」

部室からそんなむなしい叫び声が聞こえてきたが、それにも目もくれずに階段を下りていくのであった。
この行動が放課後にとんでもない嵐を巻き起こすとも知らずに。

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『けいおん!~軽音部と月の加護を受けし者~』最新話を掲載

こんばんは、TRcrantです。

本日、『けいおん!~軽音部と月の加護を受けし者~』の最新話を掲載しました。
三話同時公開です。
魔法要素が強い話もありますが、弱い話もあります。
そしていよいよ2年生編に突入します。
此処から恋愛要素を強くしていければなと思います。


それでは、これにて失礼します。

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