健康の意識 忍者ブログ

黄昏の部屋(別館)

こちらでは、某投稿サイトで投稿していた小説を中心に扱っております。

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第122話 観光

移動すること数十分。

「ここが嵐山か~」

目的地である嵐山に到着した律が、周囲を見渡しながら感嘆の声を上げる。

「お疲れさま、浩介君」
「浩介も到着したし、まずは渡月橋から」

労いの声を掛けるムギに手を上げることで答えていると、澪が次の目的地の名前を口にした。
ちなみに渡月橋というのは、右京区の嵐山にある大根川にに架かっている橋だ。
千年以上も前の橋だというのだからかなり驚きだ。

「そう言えば、唯と律は?」

姿が見えない二人のことを聞いた僕は、もう一度周囲を見渡してみる。
まさか迷子かと思いながら見渡した僕が見たのは

「あ、見てみて! モンキーパークだって」
「おー、おサルさんか」

反対側の歩道で何かを(十中八九、案内板だろう)見てはしゃぐ姿だった。

「よし、唯。すすめ―!」
「おー!」

どうやら二人の中では古くからある橋よりも、どこにでも(?)いる動物のほうに興味が向いているようで二人は案内板が示す道へと駆けていった。

「だから、どうして京都に来てまでサルなんだよっ」
「……あの二人、完全に僕のことを忘れてるよな」

モンキーパークへかけていく4人の背中を見ながら、僕は何とも言えない寂しさを感じ

「おーい、浩君! 早くしないとおサルさんが逃げちゃうよーっ!」
「大声で人の名前を呼ばないでっ」

前言撤回。
感じていたのはとてつもない恥ずかしさだった。
人の多い場所で名前(しかもあだ名)を呼ばれて恥ずかしくない人がいるのであればあってみたいものだ。
僕は周囲からの何とも言えない視線から逃げるように、4人の後を追いかけるのであった。










「着いたー。てっぺんだ!」

橋を渡り、上り坂を駆け上がって行ったところにある開けた場所で、唯は街並みの様子を見渡しながら感嘆の声を上げている。

(にしてもすごいな、ここは)

周囲を見渡すとサルしかいない。
いや、人の姿も見かけるが、比率ではサルのほうが上回っている。
確かにモンキーパークだ。
もっとも、唯たちはサルがいることに気付いていないようだけど。
それほどここからの景色に、夢中になっているのかもしれない。

「これって全部京都なんだね」
「まあ、京都じゃなかったらそれだけで驚きだけど」

今見えている街並みの一部が奈良とかになっていれば逆に驚くのは間違いないだろうし、そもそもそのようなこと自体ありえないだろう。
もっとも、二つの県の境目であれば十分にあり得るが。

「お、そうだ! みんなで記念撮影しようぜ!」
「それいいね。撮ろう撮ろう!」

そんなどうでもいいことを考えている僕の横で、律の出した案に唯がはしゃいだ様子で頷くとすぐに律は少しだけ離れた場所で麦と一緒に景色を見ていた澪のほうへと駆けていく。
どうやら写真を撮ることを伝えに行ったようだ。

「それじゃ、この景色をバックにして……はい」

周りを見回してそう言いながら、律はこちらに携帯電話を差し出してきた。

「何を言いたいか、なんとなくわかるけど、これはどういう意味?」
「写真よろしくね☆」

律から帰ってきた言葉は、僕の予想通りの言葉であった。
しかもごまかすためかはわからないが、僕に向けてしてきたウインクが妙に毒気を抜いてるのが腹だたしかった。

(まあ、これも男の宿命か)

”元”女子高に通い始めて早三年。
色々な意味で慣れてきた今日この頃だった。
ちなみに、この後にムギや唯たちの分も撮影させられる羽目になったのは言うまでもない。
何故か僕の番の時は集合写真の他に、僕と唯だけで恥ずかしげなポーズでの写真も撮らされるし。
どのようなポーズなのかは……思い出したくなかった。
そんなどうでもいいようなことはともかく、サルへのエサやりができる休憩小屋でエサやりを体験した僕たちが立ち寄ったのは、お土産などが売られているお店だった。

「梓にお土産を買わないとな」
「そうだね」

今一人でいる後輩へのお土産を買うためだ。
お土産を忘れた日にはめった刺しにされそうだ。
……いろいろな意味で。

「でもあずにゃんはどんなお土産がうれしいのかな?」

首をかしげて悩む唯のその言葉に、律たちも悩み始めた。

「……」

ふと視界の隅に見えたのは猫の置物だった。
約1メートルの大きさを誇るその置物はお世辞にもかわいいと言えない笑みを浮かべて鎮座していた。
一瞬”あずにゃんだからねこ関連の物でも買えばどうか?”という考えも浮かんだがこの置物と一緒に闇に葬ることにした。
そもそもあずにゃん自体が唯の付けたあだ名だし。

(まあ、本人も嫌がってるわけじゃないし、いいか)

「それでどうする……ってあれ?」

自己完結させた僕は、周囲に唯たちの姿がないことに気が付いた。
慌てて周囲を見渡すと、意外にもすぐにみんなの姿を確認することができた。

「やっぱり京都だったらこれだよね!」
「いいや、これっしょ!」

色々なお土産を手にしている皆の姿を。

(お人形はデカすぎるし、木刀はお土産というよりは武器だし)

今更だが、個性的な人の集まりだと思ってしまう瞬間だった。

「とはいえ、どんなお土産がいいのやら………ん?」

とりあえず、唯たちは放っておいてお土産の選別をする僕の視界の隅に、あるものが目に留まった。

「ねえ皆」
「なになに?」
「何か見つけたのか?」

僕の声に、全員が手にしていた物を置いてこちらによって来た。

「これなんてどうだ?」
「なるほど。これは私たちにぴったりだなっ」

めぼしいものを手にしながら聞いてみたところ、皆の反応はいい感じのものだった。

「それじゃ、私はこれ」
「私はこれにしようかな」
「じゃあ、あずにゃんはこれだね!」

次々と皆がお目当ての物を手にしていく中、最後の最後で一つだけ問題が発生した。

「そういえば、浩介君のがないけど」
「「「「あ……」」」」

ムギの一言に、皆が固まる。
確かに、六人目のことは考えていなかった。
とはいえ、別に僕はそういうのは気にしないので別に構わない訳だが。

「えっと……」
「ど、どうしよう。このままだと浩君だけが仲間外れになっちゃうよっ」

大丈夫だと言おうとしたが、唯の慌てように僕はその言葉を飲み込んだ。
変に気まずい雰囲気になるのがいやだったというのもあるが、一番の理由は唯の悲しげな顔を見たくはなかったからなのかもしれない。
なので、僕は慌ててそれを確かめる。

「あ……」

その時、僕はそれを見つけたのだ。
それならば、仲間外れのようにはならないと思えるものを。

「じゃあ、僕はこれで」
「おぉ! なんだかいい感じになったなっ」
「よかった~」

本当によかったのはこちらのほうなのだが、唯の安心した表情を見ているとそんなことも些末なことに思えた。

「それじゃ、梓へのお土産はこれで決まりっと」

こうして無事に、梓へのお土産を購入することができた僕たちは、一旦お土産屋を後にした。

「それにしても、どうして今回はお金がいっぱいあるんだ?」
「きっとお菓子とかを買うためだよっ」

今回の修学旅行で僕たち学生が持つことを許された金額はかなりの高額だ。
最も高額とはいっても万の値まはいかない。
そんな僕の疑問に自信満々に答える唯には、申し訳ないが、それはないと思う。

「いや、家族とかへのお土産のためだと思うぞ」
「はっ!?」

律の言葉に目を見開かせて固まった唯の姿は、完全にそのことを忘れていたことを物語っていた。
……かくいう僕もだが

「よしっ それじゃ家族へのお土産を買うぞー」
「「おー!」」

律の呼びかけで、再びお土産やへと入っていく律と唯にムギの三人を見ながら、僕と澪は顔を見合わせると苦笑いを浮かべ合う。

(っ?!)

その時、どこからか視線を感じたような気配をした。
しかもそれには殺気のようなものが含まれている。
周囲をさりげなく見渡すが、不審な人影などは見当たらない。

(気配も消えているし、大丈夫か)

疑問を抱きつつも、僕はお土産屋へと向かう。
向かったのだが。

「どうするか……」

僕は”食べ物コーナー”の前で首を傾げ続けていた。
僕にとっての家族というのは、祖国にいる両親のことになる。
つまり、母国に何を送るかということにもなるわけなのだ。
母国に食べ物を送ってもいいのだろうかという疑問が渦巻いている僕の視界には、一本の木刀があった。

(素材的には全くあてにもできないものだけど、物質強化をすれば欠点は補えるか)

修学旅行のお土産で武器を送るものなど普通はいない。
とはいえ、お菓子などのおいしい食べ物も捨てがたいわけで悩んでいたのだ。
両方を送るという手もあるが、なんだかそれはそれで美しくないような気がしたので却下していた。

(だぁっ。もうこうなったら適当に決めてやる!)

とはいえ、考えることに面倒くさくなってしまった僕は、適当にお土産を選ぶことにするのであった。










「………」

一足早くお土産を買い終えた僕は、お土産屋の前の広場の手すりの前で山やビルなどの建物の景色を眺めていた。
ふと、自分の手にあるお土産が入った紙袋に視線を落とした僕は、何とも言えない気持ちを抱く。
H&Pや社長の文のお土産(お菓子セット)はちゃんと忘れずに買った。
無論故郷にいる家族へのお土産も忘れてはいない。
だが、そのお土産の内容が何とも言えない気持ちを抱かせる原因となっているのだ。

「あ、浩君!」
「……唯か」

そんな僕の心境とは真逆のヒマワリのように元気な声を上げる唯に、いつも変わらないなと思いながら相槌を打つ。

「むぅ、なんだか面倒くさい人が来たみたいな反応された」

上の空に返事をしてしまったからか、唯がフグのように頬を膨らませる。

「そんなことないよ。ちょっと考え事をしてただけ」

あまり彼女の機嫌を損ねるのはいろいろとまずいと思ったため、すぐに弁解しようとする。

「考え事?」
「あ……」

しまったと思った時には時すでに遅く、唯は心配そうな表情で僕の顔を見ていた。

「何か困ってることがあるんだったら、この解決屋平沢唯がドドンと解決して進ぜよう!」
「ものすごく不安になる称号だな。しかもいろいろと変なの混ざってるし」

きっとどこかの番組かドラマでもまねているのだろうと思っていると唯が不機嫌そうに頬を膨らませた。

「浩君、ごまかそうとしてる」
「別にそんなつもりは……ただ、何となく戸惑っているだけ」

離していいものだろうかと思ったが、変に隠し事をしていると疑われるのも嫌なので、正直に話すことにした。

「何を?」
「僕はいったい誰なのかってね」

唯の顔を見ていると、言いたくはなかった内容の言葉がどんどんいえるようになるのは、きっと彼女の才能なのかもしれない。
もしかしたら彼女だからかもしれないけど。

「母国では、死神とかそういう感じで通っていて、僕もまたそれにふさわしい考え方をしていた。そしてそれが普通のことだって思っていた」
「……」

僕の言葉に、唯は静かに耳を傾けていた。
聞き流すのではなく、ちゃんと受け止めようとしているのは、彼女の顔を見ればすぐにわかった。

「でも、ここに来てからそれは段々と薄れていく。それがとてつもなく怖いんだ。このままいてもいいのか、もしくはまた元に戻るべきなのかって」

それは僕が漏らした初めての心のうちだったのかもしれない。
徐々に薄れていく戦場での感覚。
軽音部に入部したときは、どこに何人の人がいるのかは感覚的ではあるが手に取るように把握することができた。
敵に……ましてや魔法の魔の字もない少女に背後をとられたことに気付かないこともなかった。
でも、今はどうだろうか?
集中をすれば、人の気配を把握することはできる。
それでも前よりも何倍も集中をする必要がある。
しかも最近では気を抜けばだれかに背後をとられていたことだってあるほどだ。
どちらがいいのかなんて唯にはわかるわけがない。
それが価値観の違いなのだから。
でも一つだけ言えるのであれば

「まあ、どちらにしろ、惚れた女を守れるくらいがちょうどいいかなっていう結論に今なったわけだけどね」
「浩君」

僕の言葉に唯の頬に赤みが増し、僕を見る目はどこかはかなく、そして宝石のような美しさを持っていた。
その顔を見ている自分もつられるように顔が暑くなるのを感じて慌てて唯から視線を逸らした。

「ねえ、浩君」
「なに?」

そんな僕に賭けられた声にも、僕は顔をそむけたまま応じる。

「その惚れた女って誰なのかな?」
「何を言って……」

唯の不自然な言葉に首をかしげながら唯のほうを見ると、その表情に僕は言葉を詰まらせた。
表情は笑顔だった。
だが、目が完全に笑っていない。
悪くすれば殺気まで感じるような雰囲気まで醸し出していた。
これは返す言葉にはより一層気を付けなければならない……さもなくば命がないと。
そんな一種の恐怖を感じながら、僕はゆっくりと口を開く。

「唯以外に誰がいると言うんだ?」
「澪ちゃんとか」

まったく疑問を感じさせることなく断言した唯に、僕は目を瞬かせる。
これが狐につままれたような感じとでもいうのだろうか?

「どうしてそこで澪の名前が出る?」
「だって浩君、澪ちゃんと楽しそうに笑い合ってたじゃんっ」

(あの視線は唯のだったのか))

一瞬とはいえ、背筋が凍るほどの殺気を放てる彼女が恐ろしく感じた。

(こりゃ、嫉妬が理由で刺されそうな気がする)

そうならないことを本当に願いたい。
とはいえ、今の問題はどのようにして唯に説明をするかだ。
彼女にちゃんと理解してもらえるように説明しなければ、堂々巡りになるのは必至。
今後もよい関係を続けていくためには、避けなければいけないのは明らかだ。
男としてちゃんとしなければいけない部分だというのもあるが。

「僕がこれまで、唯に対して態度を変えたことがあったか?」
「……」

僕のその疑問に、唯は何も答えない。
だが、頷かないということは工程だと思っても大丈夫だろう。
もし子これ頷かれたらどうしようもなくなってしまうわけだが、何とか話のきっかけはつかめた。

「僕は自分で言うのもあれだけど、不器用な方だ。二人同時に好きになるなんて芸当はできない。僕が心の底から好きな人物は、唯だけだ。それは時間が経とうとも変わらない」

それは説得ではなく誓い。
唯へのでもあるし自分へのでもある。
何があろうとも、僕は彼女を好きでいる。
気障っぽく言えば、愛し続けることへの誓いの言葉。

「それじゃ、澪ちゃんのは?」
「彼女は仲間……言う名でバ同じ音楽の道を進んでいる同士のようなもの。それ以上にもそれ以下にもなることはない」

そもそも彼女は人見知りが激しいところがある。
そんな彼女と僕がそのような間柄になるところは全く想像もできなかった。

「………」

そんな僕の言葉を聞いた唯はただ無言で僕のほうを見る。
それはまるで嘘かどうかを見極めているようで、僕もそれに応じるように真正面から見つめ返す。

「それじゃ……」

長い沈黙ののちに、唯が静かに口を開く。

「私にキスをしてっ」
「………」

唯の言葉は僕の予想を大幅に上回る内容だった。

(この間まで子供っぽいって思ってたんだけど)

普段の子供のような天真爛漫な笑みを浮かべていた時の姿はなりを潜め、大人の女性が纏うようなオーラをまとっている唯の姿に、僕は魅了されたように何も言えなくなってしまった。。
いや、もしかしたら魅了されているのかもしれない。

「……」

昔からキスは誓いの意味があるという言い伝えがある。
どういう理屈かは知らないが、その行為には絶大な効果と意味合いがあるというのは間違いないだろう。
彼女が欲しがっているのは僕の言葉の誓いの形。
だからこそ、彼女はキスを選択した。
僕が、一度立てた誓いは必ず守り抜くという性格を知っているからの物なのかもしれない。

(ありがとう、唯)

心の中でお礼を言いながら、僕は唯の両肩に手を置く。
そしてそのまま彼女に顔を近づける。
公衆の面前で口づけを交わすというのは、恥ずかしいことこの上ない。
だが、今後もう一回するのであれば予行演習とでも思っていればいいだろう。
唯が静かに目を閉じるのに倣い、僕も静かに目を閉じた。

「ん……」

やがて唇に柔らかい感触が伝わってきた。
口づけをしていたのはほんの数秒なのかもしれないし、もしかしたらそれ以上かもしれない。
相も変わらず、キスというのは時間の感覚を狂わせる。
余韻を感じながら、ゆっくりと彼女から離れていく。
目を開けると、先ほどとは何も変わらない景色が広がっていた。

「浩君」

目を開けた唯の頬は、ほんのりと赤くなっておりそれがまた色気を感じさせる。
それはもう、再びキスをしたくなるくらいに。

「おぉ~、情熱的どすなー」
「ぅぅぅ……」

とはいえ、友人に見られながらするというのはかなりハードルが高い。
いや、そもそも人に見られながらするのが趣味ではないのが一番の理由だが。

「いつから見てた?」
「唯が”私にキスして”っていうところかな」

何かを言いたげな笑みを浮かべながら答える律に、思わず”それはほとんど最初じゃないか”と突っ込みたくなったが何とかこらえることができた。
どうやら完全にキスをしているところを見られたようで、澪は顔を真っ赤に私立の後ろに隠れている。
隠れてはいるが、ちらちらとこちらのほうを見てはまた隠れるという行動を繰り返していた。
ムギは、目を輝かせていた。

「熱々どすな、唯隊員」
「えへへー。浩君は私の恋人だもん♪」

律の冷やかしにも、唯は直球で返す。
それもまた一つの幸せの形……

「なわけあるかっ! 律はにやにやしながらこっちを見るなっ。ムギも目を輝かせない! 澪はいい加減草むらから出ろっ!」

自業自得の形でなってしまった混沌を何とかするべく、僕は奔走することになった。
結局、全員がその場を離れられるようになったのは、それから数十分ほど経った後だった。

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